更新日: 2023.02.28 その他暮らし

意外と大きな負担!銀行の「時間外手数料」を比較してみた!

意外と大きな負担!銀行の「時間外手数料」を比較してみた!
営業時間外にATMに行くと出金に手数料がかかるので、毎回余分な支払いが発生するたびに損をした気分になってしまいますよね。しかし日中仕事をしていると、銀行の営業時間内にATMに行く時間を確保するのは難しいでしょう。
 
そこで本記事では、大手銀行の時間外手数料を比較して紹介します。賢く銀行を選んで無駄な支払いを減らしましょう。
FINANCIAL FIELD編集部

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)

ファイナンシャルプランナー

FinancialField編集部は、金融、経済に関する記事を、日々の暮らしにどのような影響を与えるかという視点で、お金の知識がない方でも理解できるようわかりやすく発信しています。

編集部のメンバーは、ファイナンシャルプランナーの資格取得者を中心に「お金や暮らし」に関する書籍・雑誌の編集経験者で構成され、企画立案から記事掲載まですべての工程に関わることで、読者目線のコンテンツを追求しています。

FinancialFieldの特徴は、ファイナンシャルプランナー、弁護士、税理士、宅地建物取引士、相続診断士、住宅ローンアドバイザー、DCプランナー、公認会計士、社会保険労務士、行政書士、投資アナリスト、キャリアコンサルタントなど150名以上の有資格者を執筆者・監修者として迎え、むずかしく感じられる年金や税金、相続、保険、ローンなどの話をわかりやすく発信している点です。

このように編集経験豊富なメンバーと金融や経済に精通した執筆者・監修者による執筆体制を築くことで、内容のわかりやすさはもちろんのこと、読み応えのあるコンテンツと確かな情報発信を実現しています。

私たちは、快適でより良い生活のアイデアを提供するお金のコンシェルジュを目指します。

手数料負担と大手銀行の時間外手数料一覧

近年では電子マネーなどが普及して、ATMでお金を下ろす場面が少なくなりつつあります。一方で、日本ではまだまだ現金を使用する方も多く、月に1回以上ATMでお金を下ろす人は全体の80%以上にも上るというデータもあります。
 
例えば、110円の時間外手数料がかかる銀行で月に3回お金を下ろしたとします。この場合、1ヶ月110円×3回で330円です。これを1年間繰り返すと、3960円になります。1杯400円のコーヒーを毎日飲んでいる方だと、おおよそ10回分の金額です。
 
しかし、実際の時間外手数料は110円以上負担しなければいけないパターンが数多くあります。次で詳しく見ていきましょう。
 

大手銀行のATMでの出金における時間外手数料一覧

では、実際に大手銀行の時間外手数料はどのようになっているのでしょうか。メガバンクと呼ばれる3銀行とりそな銀行、ならびにゆうちょ銀行の時間外手数料は以下の通りです。
 

三菱UFJ銀行 みずほ銀行 三井住友銀行 りそな銀行 ゆうちょ銀行
全日 21:00~8:45
110円
平日 23:00~8:00
220円

土・日
8:00~22:00 
110円

24:00~8:00 
220円

祝日・振替休日
8:00~23:00 
110円
23:00~8:00
220円

平日 18:00以降 
110円

土日・祝
18:00~ 110円

毎月25・26日
18:00以降 無料

全日 18:00~
110円
全日 無料

※筆者作成
 
ゆうちょ銀行はATMの時間外手数料が無料になっていますが、そのほかの大手銀行の場合には、手数料が必要となるのが一般的です。
 

時間外手数料を無料にできる術も

時間外手数料がかかる銀行も多いですが、所定の条件を満たすと時間外手数料が無料になるケースもあります。
 
例えば、三菱UFJ銀行であればスーパー普通預金(メインバンク プラス)、三井住友銀行であればSMBCポイントパックというプランを利用すると、銀行ATMを利用した際の手数料が無料になります。一方で、各銀行ともに条件は異なるので、利用する方は細かく確認するようにしましょう。
 

ライフスタイルによってはネット銀行も有効

ここまで、大手銀行のATMでの出金においての時間外手数料を比較してきました。常に平日の日中に銀行ATMでお金を下ろせれば時間外手数料はかかりませんが、物理的に不可能な方も多いのではないでしょうか。
 
どうしても時間外のATM利用になる方や近くに銀行がない方は、ネット銀行を活用するのもよいでしょう。ネット銀行ごとに条件は異なりますが、月に4回程度であれば手数料が無料になる銀行も多いです。
 
ATMでの出金手数料が無料になる回数については、口座を開設する前に入念に確認しましょう。
 

生活スタイルに見合った銀行選びをしよう

時間外手数料には、大手銀行の間でも大きく差があります。そのため、夜間や休日にATMを利用する機会が多い方はネット銀行を活用するのもよいでしょう。自身の生活習慣に合わせて銀行を選べば、ちょっとした節約にもつながります。
 
一方で、大手銀行のように店舗がある銀行の方が安心だという方もいるでしょう。自身にとっての最適解を見つけ、家計にも精神的にも負担の少ない生活を送りましょう。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
 

PR
FF_お金にまつわる悩み・疑問 ライターさん募集