更新日: 2023.03.02 その他暮らし

月550円の出資で「馬主」になれる! 一口馬主の仕組みや馬主を募集しているグループを解説!

月550円の出資で「馬主」になれる! 一口馬主の仕組みや馬主を募集しているグループを解説!
競馬が好きな人なら一度は「競走馬のオーナーになりたい」と思ったことがあるのではないでしょうか。しかし、個人で競走馬を保有するには収入や資産に関する厳しい条件が設定されています。
 
でも、諦めないでください。月々わずかな金額を出資するだけで馬主になることができる一口馬主という制度があるのです。
 
本記事では一口馬主の仕組みや、一口馬主の費用のシミュレーション、さらに一口馬主を募集しているクラブ法人の情報を解説します。
FINANCIAL FIELD編集部

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どうすれば一口馬主になれる? 一口馬主の仕組みを解説!

はじめに、どうすれば一口馬主になれるかを解説します。
 
一口馬主とは、1頭の競走馬の運営費を40~500口程度に分けて出資を募るシステムのことをいいます。クラブと呼ばれる法人が運営しています。出資者は競走馬の維持費を口数に応じて毎月支払う代わりに、レースで獲得した賞金の約60~70%を出資した口数に応じて受け取ることができます。
 
図表1 一口馬主のしくみ
 

 
一口馬主DBより
 
そのため、一口馬主になるためには、まず馬主を募集しているクラブ法人のいずれかに入会する必要があります。なお、ほとんどのクラブ法人は、入会に関して収入面での条件はないため、気軽に入会することができます。
 

一口馬主制度で実際にかかる費用はどれくらい?

次に、一口馬主制度で実際にかかる費用について解説します。
 
一口馬主を始めるにあたって、発生する費用には以下のようなものがあります。
 

●クラブ入会金(入会時)
●出資金(出資時)
●月会費(毎月)
●競走馬維持費(毎月)
●競走馬保険料(年1回)

 
毎月発生する費用のうち、月会費は出資する金額にかかわらず一定の金額を支払うものです。一方、競走馬の維持費は出資する口数によって変動します。クラブが募集する口数が多ければ多いほど、多くの人数で維持費を分担することになるため、一人ひとりが負担する金額は安くなることを知っておきましょう。
 
月会費が3300円、競走馬維持費が1頭30万円のケースを例に、1口分を出資した場合の費用をシミュレーションします。
 
図表2 一口馬主に1口分出資した場合の費用例
 

クラブの募集口数 40口 100口 200口 400口 500口
クラブ会費 3300円 3300円 3300円 3300円 3300円
馬維持費x1口 7500円 3000円 1500円 750円 600円
月額合計 10800円 6300円 4800円 4050円 3900円

 
例で示したように、一口馬主は毎月数千円の出資で行うことができます。
 

一口馬主を募集しているクラブ法人を一挙に紹介!

ここからは、一口馬主を募集しているクラブ法人を解説します。2023年2月現在、一口馬主は21のクラブ法人で募集しています。入会金や月会費は法人によって異なりますので、以下に記した表を参考にしてください。
 
図表3 一口馬主を募集しているクラブ法人一覧
 

クラブ名 入会金(税込) 月会費(税込)
インゼルサラブレッドクラブ 1万1000円 1980円
ウインレーシングクラブ 1万9800円 2000円
キャロットクラブ 2万2000円 3300円
グリーンファーム愛馬会 1万9800円 3300円
サラブレッドクラブライオン 2万1000円 3150円
社台サラブレッドクラブ 3万3000円 3300円
サンデーサラブレッドクラブ 3万3000円 3300円
シルクホースクラブ 1万1000円 3300円
G1サラブレッドクラブ 3万3000円 1650円
ターファイトクラブ 1万円 3300円
大樹レーシングクラブ 1万円 2750円
DMM.com証券(DMMバヌーシー) 0円 880円~3520円
東京サラブレッドクラブ 1万1000円 3080円
京都サラブレッドクラブ 0円 550円~5500円
ノルマンディーオーナーズクラブ 1万1000円 1100円
広尾サラブレッド倶楽部 0円 770円~3300円
友駿ホースクラブ愛馬会 1万円 3740円
ユニオンオーナーズクラブ 2万2000円 3300円
ラフィアンターフマンクラブ 2万円 3000円
ロードサラブレッドオーナーズ 1万1000円 2750円
ローレルクラブ 1万1000円 3300円
YGGオーナーズクラブ 0円 825円~3300円
ワラウカド 1万1000円 2200円

 
一口馬主DBより作成
 
一口馬主を募集しているクラブ法人のうち、以下の4つのクラブ法人は入会金がかかりません。
 

●DMM.com証券(DMMバヌーシー)
●京都サラブレッドクラブ
●広尾サラブレッド倶楽部
●YGGオーナーズクラブ

 
また、月会費が最も安いのは京都サラブレッドクラブの550円でした。
 

まとめ

今回は一口馬主の仕組みや馬主を募集しているグループを解説しました。一口馬主を募集しているクラブ法人の中には入会金が0円のところや、月会費が550円のところもあります。少額の出資で馬主の気分を味わうことのできる一口馬主の制度を利用して、自分が出資する競走馬が活躍する喜びをあなたも味わってみてください。
 

出典

一口馬主DB 一口馬主入門

 
執筆者 : FINANCIAL FIELD編集部

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