更新日: 2019.01.09 その他暮らし
リノベーション済みのマンションを検討する際に知っておきたい事とは!?
しかし、住宅ローンを組むときにお金が余計にかかってしまうなどのデメリットもあります。
一方で、すでにリノベーション済みのマンションを購入することには、どのようなメリットやデメリットがあるのでしょうか?
今回は、リノベーション済みのマンションについてご紹介していきたいと思います。
中古マンションを検討している方は、ぜひ参考にしてみてください!
Text:川添典子(かわぞえ のりこ)
ファイナンシャルプランナー2級
住宅ローンアドバイザー
明治学院大学英文科卒業後、大手ハウスメーカー就職。
住宅販売の営業職として、顧客開拓、住まいづくりの提案、資金計画相談、販売後のアフターフォローを担当。
仕事を通して、お客様の一番の関心事と不安はお金に関する事だと感じ、ファイナンシャルプランナー2級と住宅ローンアドバイザーの資格を取得。
ハウスメーカーを退職後、暮らしに役立つライターとして、お金に関する知識や情報を提供しています。
リノベーション済みのマンションを検討!そのメリットとデメリットは?
まずはメリットから見ていきましょう。
【メリット(1)間取りや内装を確認してから購入できる】
リノベーション済みのマンションを購入するメリットは、すでにリノベーションされているので、完成された状態を見て購入できるところです。
購入してからのリノベーションだと完成形が分からないため、「自分の思った通りにならなかった」という恐れがあります。
リノベーション済みであれば、自分の目で確かめてから購入できるので、内装に関しては失敗がありません。
【メリット(2)すぐに入居できる】
購入してからリノベーションとなると、購入後に工事が始まるので、すぐに引っ越すことができません。賃貸に住んでいる方は住宅ローンを支払いながらも、家賃をさらに支払わなければいけません。
一方で、リノベーション済みマンションはすでに出来上がっているので、すぐに入居することができます。
次はデメリットについて見ていきましょう。
【デメリット(1)好きなデザインにすることができない】
購入してからのリノベーションは自分たちの好きな間取りにしたり、設備を入れたりすることができるので、内装にこだわった住まいづくりができます。
一方、リノベーション済みだと、すでに出来上がっているので、全てを自分たちの好きなデザインにするということができません。
何かを妥協したり、納得するまで理想の物件を探し続けるという可能性も。内装の素材などにこだわりが強い方は、なかなか納得のいく住まい探しができないかもしれません。
【デメリット(2)柱や梁などの躯体部分を確認することができない】
リノベーション済みマンションだと、すでに完成しているため、柱や梁などの目に見えない部分を確認できないまま購入することになります。目に見えるところだけリノベーションされている恐れがあります。
適切な工事がされていない場合、老朽化した躯体部分のまま住むことになるので長持ちしないかもしれません。
こちらはなかなか確認が難しいところがデメリットとなります。
まとめ
リノベーション済みのマンションについて、ご紹介しましたがいかがでしたか?
「新築マンションほどお金はかけたくないけど、ある程度キレイなマンションに住みたい」「内装や設備は完成形を見て判断したい」という方には、すでにリノベーションされているマンションはとてもメリットが多いと思います。
住まいを選ぶ際は、たくさんの選択肢がある中で、自分たちがこだわりたい点・妥協できない点をしっかりと洗い出して、探していくといいでしょう。
整理ができてない中で探してしまうと、一体何にこだわりを持っているかを忘れてしまい、どんどん迷ってしまうことになります。
ぜひ、こだわりのある住まい探しをしてください。
Text:川添典子(かわぞえ のりこ)
ファイナンシャルプランナー2級,住宅ローンアドバイザー