更新日: 2023.03.15 その他暮らし

ミニマリストとして「洗濯機」の処分を考えています。コインランドリー代はいくらになるでしょうか?

ミニマリストとして「洗濯機」の処分を考えています。コインランドリー代はいくらになるでしょうか?
自宅近くにコインランドリーがある場合に「洗濯機を処分してコインランドリーを使おう」と考える人もいることでしょう。この数年、コインランドリーが急速に増えているため、そのような暮らし方も可能です。
 
そこで本記事では、コインランドリーの月額料金がどのくらいになるのかを計算してみました。また、洗濯機とコインランドリーのどちらがお得なのかについても触れていきますので、参考にしてみてください。
FINANCIAL FIELD編集部

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コインランドリーの月額料金はいくら?

まずは、コインランドリーの利用料金相場からみていきましょう。利用料金は、各業者や洗濯機の機種や洗濯コースなどによって差があります。
 
大手コインランドリーチェーンのWASHハウスでは、7キログラム洗濯機の利用料金が300円となっています。一人暮らしであれば洗濯量はそれほど多くないので、7キログラム洗濯機でも十分に対応できるでしょう。
 
ここでは、一人暮らしの人が週2回ペースでコインランドリーを利用するという想定で月額料金を計算していきます。
 
1ヶ月を4週間、1ヶ月当たり8回、1回当たり300円の料金がかかるとした場合、1ヶ月間で2400円のコインランドリー代が発生する計算です。年間利用額は、2万8800円になります。
 

洗濯機を利用した場合の月額料金

すでに洗濯機を持っているならば月額料金は発生しませんので、コインランドリーを利用するよりもお得です。ただし、洗濯機には寿命があります。年数が経過して壊れたら買い替えなくてはなりません。
 
ちなみに、パナソニックの洗濯機の補修用性能部品の保有期間は6~7年です。国税庁では洗濯機の耐用年数を6年と定めています。そこで洗濯機の寿命を6年間と想定した上で、コインランドリーと洗濯機のどちらがお得になるのかを計算してみました。
 
コインランドリーを6年利用した場合のトータルの金額は、17万2800円です。洗濯機については、どのような製品を選ぶのかによってコスト面に大きな差が出てきます。
 
大手家電販売店では、2~10万円代の洗濯機が売れ筋です。仮に、10万円の洗濯機を購入したとしても、6年以上の使用を想定するのであれば、コインランドリーよりも料金が安くなります。
 
お持ちの洗濯機が比較的新しいモデルで、あと6年以上使えそうなのであれば、無理に処分しないほうがよいかもしれません。ただし、洗濯機を使用するたびに電力と水を消費し、電気料金と水道料金に上乗せされていることを考慮する必要があります。
 

洗濯機を捨てる際にはリサイクル料金がかかる

洗濯機は家電リサイクル法の対象となっており、廃棄処分する際には「リサイクル料金」が発生します。洗濯機のリサイクル料金は、4730円です。
 
自力で指定引き取り場所まで運べない場合には、引き取り業者に対して「収集運搬料金」を支払わなくてはなりません。収集運搬料金を含めると、処分費用が高額になる可能性があります。
 
洗濯機の処分を検討している方は、その点も頭に入れた上で、捨てるべきかどうかを判断してみてください。
 

 

コインランドリーは洗濯回数が多い場合や長期利用は割高になる場合があるので注意

洗濯機を捨ててコインランドリーを活用すれば、必要最低限のものだけで暮らすことが可能です。ただし、コインランドリーは長く利用するほど費用がかさんでいきます。
 
洗濯回数や量が多い場合には、さらに料金が高くなる可能性があります。洗濯回数が少ない場合や短期間での利用ならば、コインランドリーの方が安く済みます。
 
洗濯機を処分する場合には、リサイクル料金も負担しなくてはなりません。洗濯機を処分してから後悔しないようによく考えてから、自分にとって最適な方を選んでみてください。
 

出典

国税庁 耐用年数(器具・備品)(その1)
Panasonic 補修用性能部品の保有期間
WASHハウス 洗濯の料金
一般財団法人家電製品協会 再商品化等料金一覧(家電リサイクル料金)
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部

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