更新日: 2023.03.18 その他暮らし
「都内ホテル暮らし」を1ヶ月続けたら、いくらくらいかかる? ビジホと高級ホテルで比べてみた!
もしも、都内でホテル暮らしをした場合、1ヶ月でいくらくらいかかるのでしょうか。1ヶ月を30日として考え、1人で利用する場合にいくら必要なのか、ビジネスホテルと高級ホテルで比較してみました。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
ファイナンシャルプランナー
FinancialField編集部は、金融、経済に関する記事を、日々の暮らしにどのような影響を与えるかという視点で、お金の知識がない方でも理解できるようわかりやすく発信しています。
編集部のメンバーは、ファイナンシャルプランナーの資格取得者を中心に「お金や暮らし」に関する書籍・雑誌の編集経験者で構成され、企画立案から記事掲載まですべての工程に関わることで、読者目線のコンテンツを追求しています。
FinancialFieldの特徴は、ファイナンシャルプランナー、弁護士、税理士、宅地建物取引士、相続診断士、住宅ローンアドバイザー、DCプランナー、公認会計士、社会保険労務士、行政書士、投資アナリスト、キャリアコンサルタントなど150名以上の有資格者を執筆者・監修者として迎え、むずかしく感じられる年金や税金、相続、保険、ローンなどの話をわかりやすく発信している点です。
このように編集経験豊富なメンバーと金融や経済に精通した執筆者・監修者による執筆体制を築くことで、内容のわかりやすさはもちろんのこと、読み応えのあるコンテンツと確かな情報発信を実現しています。
私たちは、快適でより良い生活のアイデアを提供するお金のコンシェルジュを目指します。
ビジネスホテルの場合
ビジネスホテルの場合、1泊あたり8000円前後から宿泊可能ですが、高い部屋だと4万円以上になります。
手頃な料金の部屋に1ヶ月滞在したときの費用は、8000円×30日で24万円ほどと考えればいいでしょう。広めの部屋で予算を4万円に上げるなら、4万円×30日で1ヶ月の滞在費は120万円です。
Wi-Fi利用料などはほとんどのホテルで宿泊サービスの中に含まれていますが、通常、食事代は別途になります。一部朝食がサービスとして付いてくるホテルも見られますが、宿泊費のほかに3食分の食費も考えておくといいでしょう。
安く抑えるなら、食事付きの宿泊プランを選ぶか、ホテル内または周辺で手頃な価格のカフェやファストフード店を利用するといいかもしれません。例えば、1食あたり500円前後プラスするといった、食事付き宿泊プランを提供しているホテルもあります。
高級ホテルの場合
都内の高級なホテルとなると、高い部屋の場合1泊100〜250万円ほどになります。このランクの部屋に1ヶ月宿泊した場合にかかる費用は、3000〜7500万円ほどです。
さらにもっと高級なホテルを東京都内で探していくと、1泊で1100万円という部屋もありました。この部屋に1ヶ月泊まり続けた場合の費用は、3億3000万円です。
なお、1泊1100万円の部屋に宿泊してホテル内で朝食をとる場合は、大人1人5000円前後になります。1ヶ月の食費は、朝食だけでも15万円前後です。
リーズナブルなホテルと高級ホテルの違いは?
ビジネスホテルなどの宿泊料金が比較的リーズナブルなホテルと高級ホテルの違いはいくつかあります。
一般的なもので挙げると「部屋からの眺望」「部屋の面積」「家具・調度品のグレード」「内装デザインや使われている素材」「アメニティやサービス」などです。
ビジネスホテルを利用するとき、眺望が期待できないことは少なくないでしょう。ビジネスホテルは部屋の雰囲気を楽しむというより、宿泊することを主な目的としているためです。
高級ホテルの場合は、どちらかといえば眺望を考慮した立地が多いかもしれません。対して、ビジネスホテルは、駅の近くなど利便性を優先した立地が多いのが特徴です。
また、ホテル内で利用できる施設にも違いが出ます。高級ホテルの場合はフィットネスやスパ、エステなども利用できることが多く、滞在中は外に出ることがなくても、体を鍛えたり美容に気を使ったりすることができます。
都内で1ヶ月ホテル暮らしをすると最高3億円を超える
都内で1ヶ月ホテル暮らしをする場合、ビジネスホテルと高級ホテルでは大きな差が出ます。
1泊1000万円を超える部屋を利用する人は限られてきますが、そこに連泊することを仮定すれば1ヶ月3億円を超えます。対して、ビジネスホテルは比較的高い部屋でも1ヶ月あたり120万円ほどです。
どちらもステイするだけなので、さらに食費をプラスした金額がかかります。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部