金欠過ぎる!「安く」車に乗るにはどうしたらいい?レンタカーよりカーシェアの方が安いって本当?
配信日: 2023.03.19
このようなときに、利用を検討したいのがレンタカーやカーシェアです。自動車を借りられるため、購入や維持にかかる費用を節約できます。ここでは、レンタカーとカーシェアの違い、どちらがお得かなどを解説しています。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
ファイナンシャルプランナー
FinancialField編集部は、金融、経済に関する記事を、日々の暮らしにどのような影響を与えるかという視点で、お金の知識がない方でも理解できるようわかりやすく発信しています。
編集部のメンバーは、ファイナンシャルプランナーの資格取得者を中心に「お金や暮らし」に関する書籍・雑誌の編集経験者で構成され、企画立案から記事掲載まですべての工程に関わることで、読者目線のコンテンツを追求しています。
FinancialFieldの特徴は、ファイナンシャルプランナー、弁護士、税理士、宅地建物取引士、相続診断士、住宅ローンアドバイザー、DCプランナー、公認会計士、社会保険労務士、行政書士、投資アナリスト、キャリアコンサルタントなど150名以上の有資格者を執筆者・監修者として迎え、むずかしく感じられる年金や税金、相続、保険、ローンなどの話をわかりやすく発信している点です。
このように編集経験豊富なメンバーと金融や経済に精通した執筆者・監修者による執筆体制を築くことで、内容のわかりやすさはもちろんのこと、読み応えのあるコンテンツと確かな情報発信を実現しています。
私たちは、快適でより良い生活のアイデアを提供するお金のコンシェルジュを目指します。
レンタカーの特徴
レンタカーは、事業者が所有する自動車を一定の時間・期間にわたり借りるサービスです。主なメリット・デメリットとして次の点があげられます。
・メリット
レンタカーは、基本的に会員登録・初期費用ともに不要です。また、月額料金や距離料金もかかりません。単発の利用や長距離の利用に適しているといえるでしょう。
軽自動車からワンボックスまで、豊富な車種を選択できる点も強みです。用途に合わせて利用しやすいと考えられます。事業者によっては、乗り捨て(出発店舗に限らず返却できる)を選択できることも見逃せません。
・デメリット
貸し出し・返却の手続きを営業時間内に営業所で行う必要があります。利用の目的によっては、不便を感じることもあるでしょう。
また、返却時はガソリンを満タンにしなければなりません。利用代金以外に、走った分だけのガソリン代がかかります。基本的に、免責補償がオプションになる点にも注意しなければなりません。ちなみに、最短のレンタル時間は6時間が目安です。
カーシェアリングの特徴
カーシェアリングは、事業者が所有する特定の自動車を複数のユーザー(会員)で共同利用するサービスです。主なメリット・デメリットとして次の点があげられます。
・メリット
インターネットを介して予約から貸し出し手続きまで行えるため、利用にあたり営業所へ出掛ける必要はありません。予約をとれれば、最寄りのステーションで24時間いつでも自動車を借りられます。
最短の利用時間は15分程度です。毎日の買い物などでも気軽に利用できます。利用料金に、ガソリン代や免責補償が含まれている点も魅力です。
・デメリット
利用にあたり会員登録が必要です。また、初期費用もかかります。初期費用は、自動車の鍵になる会員カードの発行費用になっている場合が多いでしょう。月額基本料も必要です。
ただし、利用料金に充当できるケースが多いため、一定時間以上利用する場合は実質無料と考えられます。以上に加え、利用時間などによっては距離料金がかかることもあります。
希望した時間に予約をとれないこと、希望しても延長できないことがある点にも注意が必要です。
レンタカーとカーシェアはどちらがお得?
結論から述べると、一概にどちらがお得とはいえません。それぞれのメリットとデメリットは異なるからです。一般的には、利用時間6時間未満であればカーシェアがお得と考えられています。カーシェアは日常的な利用に向いているといえるでしょう。
ただし、単発で利用したい場合は注意が必要です。最低契約期間が設けられていると、使用しない期間も月額基本料を払うことになるからです。この問題は、最低契約期間を設けていないサービスを選択することで解決できます。
レンタカーは、走行距離や利用時間が長い場合、車種にこだわりたい場合などに向いていると考えられます。それぞれの特徴を踏まえて選択することが重要です。
レンタカーとカーシェアはお得に自動車を利用できる
レンタカーとカーシェアは別々のサービスです。レンタカーは単発の利用や長時間、長距離の利用、カーシェアは継続的な利用や短時間、短距離の利用に向いています。
それぞれの強みは異なるため、利用条件によってお得なサービスは異なります。安く自動車に乗りたい場合は、利用条件をもとに適しているサービスを検討しましょう。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部