3000円握ってバーに行け! 一人バー常連おすすめの安心感がハンパない3銘柄
配信日: 2023.03.29
「もちろんお店によって異なるけれど、バーは意外とコスパがよい『趣味』の一つです。年齢や性格は関係ない。3000円を握って来店すれば、十分に楽しめる店はたくさんありますよ」
というのは、東京都在住の35歳のAさんだ。一人バーデビューしてから5年、いつも週末は数件あるお気に入りの店で自分の時間を楽しんでいる。そんなAさんにコスパがよいうえにバーを十二分に楽しめる3銘柄を教えてもらった。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
ファイナンシャルプランナー
FinancialField編集部は、金融、経済に関する記事を、日々の暮らしにどのような影響を与えるかという視点で、お金の知識がない方でも理解できるようわかりやすく発信しています。
編集部のメンバーは、ファイナンシャルプランナーの資格取得者を中心に「お金や暮らし」に関する書籍・雑誌の編集経験者で構成され、企画立案から記事掲載まですべての工程に関わることで、読者目線のコンテンツを追求しています。
FinancialFieldの特徴は、ファイナンシャルプランナー、弁護士、税理士、宅地建物取引士、相続診断士、住宅ローンアドバイザー、DCプランナー、公認会計士、社会保険労務士、行政書士、投資アナリスト、キャリアコンサルタントなど150名以上の有資格者を執筆者・監修者として迎え、むずかしく感じられる年金や税金、相続、保険、ローンなどの話をわかりやすく発信している点です。
このように編集経験豊富なメンバーと金融や経済に精通した執筆者・監修者による執筆体制を築くことで、内容のわかりやすさはもちろんのこと、読み応えのあるコンテンツと確かな情報発信を実現しています。
私たちは、快適でより良い生活のアイデアを提供するお金のコンシェルジュを目指します。
オーセンティックなバーにあるお酒を狙うべし!
近年はバーも多様化しているが、一人バーを楽しむのであれば断然「オーセンティックバー」がAさんのおすすめだ。重厚で落ち着いた空間、年代物のウイスキーなどがずらりと並ぶ酒棚など、多くの人が思い浮かべるバーである。
「よく『何を頼めばいいのか分からない』とか『高いお酒をすすめられないか心配』という方は、オーセンティックバーであればまず間違いなく置いている銘柄を頭に入れておきましょう。一見、高そうな雰囲気のオーセンティックバーでも、本記事で紹介するお酒であれば1000円程度。チャージ料は500~1500円くらいで差がありますが、私の感覚では1000円くらい。2杯飲んでも3000円で、1時間くらい楽しめるのですから、個人的には居酒屋と比べてもコスパはよいと思いますよ」
初心者必見!ジン、ラム、ウイスキーのおすすめ3銘柄
Aさんが「行きつけのバーのバーテンダーとも相談した」と前置きしたうえで、一人バーデビューにおすすめに挙げたのは以下の3銘柄である。
●ジン:MONKY 47
●ラム:ロン サカパ 23
●ウイスキー:響(ブレンダーズチョイス)
ジン、ラム、ウイスキーの各銘柄はいずれも比較的手を出しやすく、洋酒を飲みなれていない人でも味を楽しみやすい。そして何よりも、「面白いブランドヒストリー」が共通している特徴だ。
例えば、MONKY 47は第二次世界大戦後に英国空軍の中佐が、かつての敵国ドイツの「黒い森」で生み出したレシピを数十年後に、MONKY 47の創業者が発見したことがきっかけという経緯がある。さらにクラフトジンブームの火付け役とされるのも、ビジネスパーソンであれば興味深い要素だろう。
「『バーに行っても、何を話せばいいか分からない』と悩む人が多いのですが、お酒を嗜む場なので何か話したいときにはお酒の話を聞けばいいんです。今回、紹介した銘柄はいずれもオーセンティックバーであればおなじみの酒ですし『引き出し』が多いので、バーテンダーは喜んで語ってくれると思いますよ」
バックグラウンドや歴史を聞きながら、本物のお酒を楽しむ……。この非日常を手軽に楽しめるのが一人バーの特権だという。もちろん、会話をしたくなければしなくてもいい。ただ、気まずいと感じたときの懐刀として上記の3銘柄を抑えておいて損はないという。
まとめ
Aさんが長年通っているのは、主に物価が高いとされている東京都の渋谷や新宿のバーだ。それでも、およそ1時間3000円でロック2杯程度は楽しめる店は結構あるという。
「正直言うと、だいたいのバーであれば1杯1000円くらいで楽しめます。不安なら、行く前にホームページやポータルサイトをチェックすればOK。店内での礼儀もまちまちなので、最低限、静かにしてスマホを見ない程度でいいのではないでしょうか。オーセンティックバーでも、一人で来店してスマホをつついている若い女性もたまにいるので、思っているよりも敷居は低いと思いますよ」
非日常的な体験と癒やしとおいしいお酒……。週末の自分への「ご褒美」としてはAさんが言うとおり、一人バーはコスパのよい趣味なのかもしれない。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部