収納スペースを確保するなら、トランクルームを利用するほうがいい？住み替えするほうがいい？

賃貸物件に住んでいると、収納スペースの少なさにお悩みの方も多いのではないでしょうか？

そのようなときに活用したいのが、トランクルームです。上手に活用すれば、収納スペースの不足を解消しながら、月々の家賃も抑えられるかもしれません。

そこで今回は、トランクルームの費用相場や活用シーンを紹介します。

執筆者：FINANCIAL FIELD編集部（ふぁいなんしゃるふぃーるどへんしゅうぶ）

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1 トランクルームの相場は5000円未満
2 トランクルームの利用がおすすめな方の特徴
3 まとめ

トランクルームの相場は5000円未満

トランクルームは、使用頻度の低い荷物や思い出の品、オフシーズンのアイテム保管に向いています。契約期間が短いところなら1日単位での契約も可能であるため、必要なときだけ利用できるのもトランクルームの魅力です。

株式会社アンビシャスが2023年1月に実施した「東京都のトランクルームユーザー調査」（調査対象：トランクルームユーザー100名）によると、実際にトランクルームを利用している方の月額料金は、3000円台（28.3％）が最多という結果でした。全体では、5000円未満が58.7％を占めています。

そして利用しているトランクルームのサイズは、「1畳以上2畳未満」が最も多く50％。1畳未満の小型サイズと合わせると、63％の方が2畳未満のトランクルームを利用しています。

トランクルームの利用料金は、エリアやサイズにより異なるものの、2畳未満で5000円までが、利用料金の相場と考えられるでしょう。

トランクルームの利用と住み替えはどちらが安い？

トランクルームを活用するべきか、広い家に住み替えるべきかは、お住まいのエリアの家賃相場などから判断する必要があります。そこで、東京都新宿区を例にしてみてみましょう。

住宅情報サイトの調査によると、東京都新宿区の家賃相場は以下のようになっています。

ワンルーム：約8～9万円
1K～1DK：約10～13万円
1LDK～2DK：約14～18万円

もともとの収納スペースが少ないと思われるワンルームでは、1K～1DKに住み替えると、家賃は1～5万円程度変わるようです。小型サイズで収まる荷物ならトランクルームで十分ですが、それ以上ならば住み替えを検討するのもよいかもしれません。

続いて1K～1DKから1LD～2DKに住み替える場合、家賃は最大で8万円上昇します。収納スペースを増やすことだけが目的なら、トランクルームのほうが安く収まるケースが多いでしょう。