更新日: 2023.04.13 その他暮らし
結婚したら収支計画を立てよう! ぜひ試してみて! ライフイベント表の作成方法
この記事では、結婚したらぜひ試してみたいライフイベント表の作成方法についてご紹介していきます。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
ファイナンシャルプランナー
FinancialField編集部は、金融、経済に関する記事を、日々の暮らしにどのような影響を与えるかという視点で、お金の知識がない方でも理解できるようわかりやすく発信しています。
編集部のメンバーは、ファイナンシャルプランナーの資格取得者を中心に「お金や暮らし」に関する書籍・雑誌の編集経験者で構成され、企画立案から記事掲載まですべての工程に関わることで、読者目線のコンテンツを追求しています。
FinancialFieldの特徴は、ファイナンシャルプランナー、弁護士、税理士、宅地建物取引士、相続診断士、住宅ローンアドバイザー、DCプランナー、公認会計士、社会保険労務士、行政書士、投資アナリスト、キャリアコンサルタントなど150名以上の有資格者を執筆者・監修者として迎え、むずかしく感じられる年金や税金、相続、保険、ローンなどの話をわかりやすく発信している点です。
このように編集経験豊富なメンバーと金融や経済に精通した執筆者・監修者による執筆体制を築くことで、内容のわかりやすさはもちろんのこと、読み応えのあるコンテンツと確かな情報発信を実現しています。
私たちは、快適でより良い生活のアイデアを提供するお金のコンシェルジュを目指します。
夫婦や家族の人生をデザイン! 結婚後のライフイベント表作成術
ライフイベント表とは、結婚後の人生において予想される出来事や必要経費を時系列でまとめた表のことです。家族の目標達成や財務計画に役立てることができます。
ライフイベント表は、エクセルなどを使用して自分で作成してもよいですし、日本FP協会のホームページからもダウンロードが可能です。作成手順は次のようなものとなります。
1. 大まかなライフプランを立てる
まずは、結婚後の人生設計を大まかに立てましょう。子どもの誕生や教育、住宅購入、リタイアメントなど、将来の目標や夢をリストアップしてください。これにより、必要な資金やその準備方法が明確になってきます。
2. 重要なライフイベントをリストアップ
次に、ライフプランに沿って重要なライフイベントをリストアップしましょう。例えば、子どもの出産や入学、結婚式、車の購入、住宅ローンの返済、老後資金の準備などが挙げられます。
3. 時間軸を設定
ライフイベント表では、各イベントの発生時期の把握が重要です。何がいつ起こるのかについて明確にしておかなければなりません。例えば、「5年後に子どもが生まれる」や「10年後に住宅購入」など、具体的な年数を設定する必要があります。
4. 必要経費を見積もる
リストアップしたライフイベントにかかる費用を見積もりましょう。具体的な金額が分からない場合は、相場や目安となる情報を参考にして決めます。なお、インフレや物価の変動があると、費用負担の予測がずれてしまいます。十分に余裕をもった見積もりを心がけましょう。
5. 収入と支出を把握
ライフイベント表を作成する際には、現在の収入と支出を把握し、将来の収支変化も考慮する必要があります。例えば、子どもが生まれると保育園や学校などの教育費用が発生したり、住宅を購入すればローン返済が始まったりするのです。このような収支が変わるタイミングを明確にしつつ、キャリアアップや昇給による収入増を見込んで計画に盛り込む必要があります。
6. 貯蓄と投資計画を立てる
ライフイベント表をもとに、目標金額を達成するための貯蓄と投資計画を立てましょう。定期的に貯蓄を積み立てる方法や、適切なリスクを取り入れた投資を行うことで、資産形成を効果的に進めることができます。
7. 定期的な見直し
ライフイベント表は、人生の変化に合わせて定期的に見直すことが大切です。例えば、子どもが思いがけず早く生まれたり、仕事で昇給が見込まれなくなったりする場合、計画を修正する必要があります。この操作が、現実的なライフプランを維持するポイントになります。
結婚後も安心! ライフイベント表で賢く資産形成
結婚を契機に、将来の目標や夢を明確にし、収支計画を立てることは、家族の経済状況を安定させるうえで非常に効果的です。ライフイベント表は、資金計画や目標達成を容易にして、資産を効率的に増やすためのペースメーカーになります。
新たな人生のスタートを切るこの機会に、ぜひライフイベント表の作成にチャレンジし、充実した未来を築いていきましょう。
出典
特定非営利活動法人日本ファイナンシャル・プランナーズ協会 便利ツールで家計をチェック
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部