更新日: 2023.04.17 その他暮らし
後輩とごはんに行ったら「先輩が奢るのが常識」ですか? 正直余裕がないです…
本記事では、先輩がおごったほうがいいケースとそうでないケースについて、具体例を挙げて解説します。自分なりの「おごるルール」を決める参考にしてください。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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先輩がおごったほうがいいケース
一般的に、以下のようなケースでは、先輩がおごったほうがいいでしょう。少なくとも、多めに出してあげることをおすすめします。
・明らかに先輩のほうが年齢・給与が上である
先輩と後輩の関係といっても、さまざまです。職場では、入社年度が1年上なだけでも先輩になりますが、若手時代には給与はさほど変わらないことも多いでしょう。しかし、明らかに先輩のほうが年齢や職位が上で、給与も高い場合には、一緒に食事に行ったときには後輩の分まで支払ってあげるのがスマートな場合があります。
・自分が誘ったとき
先輩のほうから後輩に声をかけたときは、できるだけおごってあげると良いでしょう。後輩に付き合ってもらっているということへの感謝を奢るという形で示すとよいでしょう。
・ランチなどで食事代が安い
食事でも1人あたり1000円以下のランチなど、価格が安い場合には、おごっても金銭的な負担は少ないかもしれません。ランチ程度でも、おごってあげれば感謝されますので、考え方によっては費用対効果は高いといえます。
・久しぶりに会った
別の支社に転勤になって、1年ぶりに出張で本社に来た後輩など、めったに会わない相手には、再会できた喜びを兼ねて気前よくおごってあげると好印象です。
先輩がおごらなくてもいいケース
続いて、次のようなケースでは、先輩がおごらなくても非常識ではないはずです。見えを張る必要はありません。
・後輩のほうが食べる・飲む量が多い
例えば、食事に行ったときに後輩のほうが食べる量が多い場合もあるでしょう。また、お酒を飲めない先輩とお酒をよく飲む後輩でも、両者の支払いの額は大きく変わってくるはずです。多めに払うだけでも後輩からは恐縮されるでしょう。
・後輩のほうがお金に余裕がある
後輩のほうがお金に余裕があることも珍しくありません。例えば、「先輩は1人暮らしで家賃を支払っているが後輩は実家暮らし」「先輩は結婚して、子どももいるが後輩は独身」「後輩のほうが先に昇進した」といったケースです。おごって先輩として威厳を保ちたいと思う人もいるかもしれませんが、無理は禁物です。職場の先輩として尊敬されるには、バリバリと仕事をこなす姿を見せるほうが効果的でしょう。
・仲が良くて頻繁に飲みに行く
後輩と仲が良くて、頻繁に飲みに行くといった場合にも、毎回おごる必要はないでしょう。毎回となると金銭的な負担は相当なものになりますし、後輩も気を遣ってしまいます。また、毎回おごっているとそれが当たり前になって、後輩にさほど感謝されなくなるリスクも懸念されます。食事に行く頻度が高いときには、「先輩として多少多めに出す」程度でも、十分感謝されるはずです。
無理のない範囲で時々おごってあげると良い
先輩だからといって必ず後輩におごる必要はありませんが、毎回割り勘では、「ケチ」「器が小さい」と思われてしまいかねません。ときには気前よくおごってあげることで、後輩から好印象を持たれ、先輩としての多少の威厳を保つことにもつながります。
考え方にもよりますが、気持ちよくおごるほうが、トータルでは得をすることのほうが多いかもしれません。自分なりのルールを決めたうえで、効果的におごることを意識すると良いでしょう。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
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