更新日: 2023.04.20 子育て

【勉強以外】勉強以外で奨学金を得る方法について紹介

【勉強以外】勉強以外で奨学金を得る方法について紹介
大学進学時に、奨学金の貸与を受けて進学するケースでは、貸与終了後に、奨学金を返還するのが一般的です。しかし、入学試験や在学中の学業成績が優秀な場合は、大学から返還不要の奨学金が給付されて、授業料が実質無料になるケースもあります。
 
実は、勉強以外でも、奨学金を得る方法はありますので、その方法について紹介します。参考にしてみてください。勉強以外で奨学金を得る方法には、大学からもらう場合と、大学以外の外部機関からもらう場合があることを、把握しておきましょう。
FINANCIAL FIELD編集部

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)

ファイナンシャルプランナー

FinancialField編集部は、金融、経済に関する記事を、日々の暮らしにどのような影響を与えるかという視点で、お金の知識がない方でも理解できるようわかりやすく発信しています。

編集部のメンバーは、ファイナンシャルプランナーの資格取得者を中心に「お金や暮らし」に関する書籍・雑誌の編集経験者で構成され、企画立案から記事掲載まですべての工程に関わることで、読者目線のコンテンツを追求しています。

FinancialFieldの特徴は、ファイナンシャルプランナー、弁護士、税理士、宅地建物取引士、相続診断士、住宅ローンアドバイザー、DCプランナー、公認会計士、社会保険労務士、行政書士、投資アナリスト、キャリアコンサルタントなど150名以上の有資格者を執筆者・監修者として迎え、むずかしく感じられる年金や税金、相続、保険、ローンなどの話をわかりやすく発信している点です。

このように編集経験豊富なメンバーと金融や経済に精通した執筆者・監修者による執筆体制を築くことで、内容のわかりやすさはもちろんのこと、読み応えのあるコンテンツと確かな情報発信を実現しています。

私たちは、快適でより良い生活のアイデアを提供するお金のコンシェルジュを目指します。

スポーツ特待生

勉強以外で奨学金を得るための方法として、メジャーなのはスポーツ特待生であり、高校時代などにスポーツで優秀な成績を残した場合に給付されます。
 
ただし、大学によっては、大学入学後に優秀な成績を残せば給付されるケースもありますので、大切なのは、客観的に優秀と認められる成績を残すことです。一般的には、全国大会出場や、日本代表メンバーに選出されることなどが必要になりますが、大学自体のスポーツ成績などによっても、基準は左右されます。
 
例えば、大学選手権などで常に上位入賞する大学ならば、高い実績が求められます。一方で、普通程度の強さの大学ならば、県大会ベスト8以上などと、基準が緩く設定されていることも珍しくありません。
 
注意点としては、スポーツ特待生の中にもランクがあるケースが多く、授業料が全額免除になるスポーツ特待生・半額免除になるスポーツ特待生・大学入試が免除されるスポーツ特待生などが挙げられます。
 
その年の全体的なスポーツレベルなどによっても、スポーツ特待生になれるレベルが変動します。スポーツ特待生には、大学側から推薦の話がくるケースもあれば、自分から大学側に交渉するケースなど、さまざまなケースがあるといえます。
 

毎日育英会

毎日育英会では、毎日新聞の配達をすれば、奨学金と新聞配達の給料がもらえますが、奨学金と給料以外にも、無料宿舎が完備されていることが特徴です。
 
また新聞配達には、朝刊だけを配達するコースもあれば、朝刊と夕刊の両方を配達するコースもあります。基本的には、配達する時間や日数などが長いコースほど、給料がよくなることに加えて、毎日育英会からの学費貸付金の返済免除になる金額が多くなります。新聞配達の頻度が一番高いコースであれば、4年間で520万円が免除されます。
 
新聞配達による給料と奨学金免除額を合わせて考えると、年間で300万円近くが、学費や生活費として使えるようになるでしょう。注意点としては、すべての大学で毎日育英会の奨学金を利用できるわけではなく、毎日育英会から指定されている大学でのみ利用できます。
 
毎日育英会の奨学生は、企業・団体から高い評価を受けているだけでなく、就職支援として、就職に有利に働く「推薦状」を発行してくれるのも特徴でしょう。
 

まとめ

勉強以外でも、奨学金を得る方法はいろいろとありますが、どの方法であっても、自分がほかの学生たちと比較して、優れた能力を持っていることの証明が必要です。
 
客観的に自分の能力を評価された際に、それを大学側などに認められなければならず、自分では十分な成績であると思っていても、相対的な評価では、奨学金給付の基準を満たさない可能性も考えられます。また、毎日育英会であっても、しっかりと新聞配達をおこなったうえで、学業とプライベートを過ごさなければなりません。
 
いずれにせよ、奨学金を返還不要で大学進学するためには、並々ならぬ努力が必要であり、非常に狭き門といえるでしょう。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

【PR】子どもの教育費はいくらかかるの?かんたん30秒でシミュレーション

PR
FF_お金にまつわる悩み・疑問 ライターさん募集