更新日: 2023.04.21 子育て

小学生のうちから必要!? 金融リテラシーを養うために、やるべきこと4選!

執筆者 : FINANCIAL FIELD編集部

小学生のうちから必要!? 金融リテラシーを養うために、やるべきこと4選!
「子どもに金融リテラシーを教えたいけど、どうすればいいんだろう」と思う親御さんも多いのではないでしょうか。
 
今回は、金融リテラシーとは何か、それを養うことの必要性や、足りない場合に起こる問題、やるべきことを解説します。
FINANCIAL FIELD編集部

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)

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金融リテラシーとは

政府広報オンライン(内閣府)によると、金融リテラシーとは「金融や経済に関する知識や判断力」を指します。
 
日頃の買い物をはじめ、人生とお金とは密接につながっています。そのため、お金との付き合い方について考えることは、生活基盤を整える力となり、自分の身を守ることにつながるでしょう。
 

小学生が金融リテラシーを養う必要はあるのか

小学生は、金融リテラシーを養う必要があります。それではなぜ、養う必要があるのでしょうか。
 

将来を考えるうえで大切

金融リテラシーは、将来を考えたり、夢を叶えたりする力となります。
 
国際比較では、日本の子どもは希望を持ちづらいとされており、特に経済的な困窮で、将来への希望を失う子どもたちが多く存在します。
 
しかし、金融教育を受けた子どもは、未来の計画を立てて実行する方法などの体験的な内容を知ることができます。そのため、金融教育は、将来への意欲を持つためのきっかけとなるでしょう。
 

実社会と触れ合うための懸け橋になる

お金とは、経済活動の一部であるため、社会の動きを学ぶきっかけになります。

・どういう人や会社から、お金をもらっているか
・お金の代わりに、何を渡しているか

このように、お金の流れを知ることは、社会の動きを学ぶきっかけになります。なりたい職業と経済のかかわりをみるのもよいでしょう。
 

金融トラブルにあう確率が減る

金融リテラシーを養うと、金融トラブルにあう確率を減らせます。金融広報中央委員会の2022年の金融リテラシー調査では、金融リテラシー問題の正答率が高い人ほど、金融トラブル経験者が少ないという結果が報告されました。
 
調査によると、テストの点数が低い層は、金融トラブル経験者が9.9%と最も高く、一方、60点以上の層では、6%台という結果が出ています。金融リテラシーは、自分の身を守るための大切な能力であるといえます。
 

金融リテラシーを養うためにやるべきこと4選

金融リテラシーを養うには、どうしたらいいのでしょうか。主な方法を4つ解説します。
 

ゲームで遊びながら学ぶ

お金について学べるゲームなら、遊びながら学習が可能です。
 
公的なものから、民間企業で作られているものまであり、国の財政や税金、金融などをゲームで学べます。なかには無料で遊べるゲームもあり、気軽に利用できるでしょう。
 

カネールのKIN★YOUランド:無料

金融庁発の、お金について学べるブラウザゲームです。パソコンで遊ぶことができて、クイズやミニゲームなど、さまざまなコンテンツがあります。
 

まねぶー:無料

民間企業発の、お金学習スマホアプリです。アプリ内には、実在する企業が多数出店していて、さまざまな仕事に挑戦すると、ゲーム内通貨をもらえて、ゲーム内でのお買い物に利用できます。働くことを擬似体験できるため、社会の仕組みも学ぶことができるでしょう。
 

モノポリー:有料

モノポリーは、アメリカ発祥のボードゲームです。土地の所有、建物の建設、物件のレンタルなど、不動産や投資の仕組みをゲーム感覚で学ぶことができます。最近では、家庭用ゲーム機やスマホアプリも販売されており、オンラインで気軽に遊ぶことも可能です。
 

本や動画から学ぶ

本や動画を使って学ぶのもいいでしょう。
 
読み聞かせをしながら学べる本や、インターネットで無料公開されている本もあります。また、YouTubeでも、お金について学べる動画がでており、近年は、子ども一人でも学べる環境が整いつつあります。金融リテラシーに自信がない親御さんにもおすすめです。
 

おこづかい帳を付ける

おこづかい帳を付けることは、金融リテラシーを養うためには効果的です。なぜなら、お金の使い方はもちろん、収支の流れを見直すこともできるからです。また、貯金をすることも、金融リテラシーを養うためにいいでしょう。

・おこづかいをためて、欲しいおもちゃを買う
・将来の夢を叶えるための費用をためる

将来のために貯金をすることで、お菓子以上のリターンを手に入れることができます。
 

資産運用を体験してみる

より踏み込んだ体験をするなら、証券口座を使った資産運用もおすすめです。
 
資産運用には、株式投資やインデックスファンド、REITなどがあります。今は小学生でも口座を作れる証券会社があるため、お金が増える仕組みを自分の手で学ぶことが可能です。
 

金融リテラシーを養うことは将来のためになる

ここまで、小学生の金融リテラシーを養うために、やるべきことを解説してきました。
 
「小学生の頃から金融教育なんて、早いのでは?」と思う方もいるかもしれません。しかし、金融教育は、将来を考えるうえで重要であり、金融トラブルにあうリスクが低くなります。
 
やるべきこと4選を参考に、お子さんの金融リテラシーを養ってはいかがでしょうか。
 

出典

政府広報オンライン 知らないと損をする? 最低限身に付けておきたい「金融リテラシー(知識・判断力)」
金融広報中央委員会 知るぽると 金融リテラシー調査(2022年)
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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