更新日: 2023.05.28 その他暮らし
最も魚を食べている都市はどこ? 最も肉を食べている都市と同じ都市?
お住まいの都市や、よく行く地域の食文化を知るきっかけとなるので、ぜひチェックしてみてください。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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最も魚介類を食べている都市は富山市! トップ10を発表
総務省統計局が公表している「品目別都道府県庁所在市及び政令指定都市ランキング(2020年~2022年平均)」によると、最も魚介類を食べている都市は富山市です。1~10位は、図表1のとおりです。
【図表1】
都道府県庁所在市および政令指定都市 | 2020年~2022年平均消費額 |
---|---|
1位:富山市 | 8万8471円 |
2位:青森市 | 8万7151円 |
3位:札幌市 | 8万3434円 |
4位:秋田市 | 8万3200円 |
5位:東京都区部 | 8万2370円 |
6位:横浜市 | 8万1864円 |
7位:奈良市 | 8万926円 |
8位:仙台市 | 8万756円 |
9位:千葉市 | 8万432円 |
10位:相模原市 | 7万9530円 |
魚介類の消費額が最も少ない地域は沖縄県那覇市で、4万8166円です。1位の富山市と比較すると約4万300円もの差があります。
魚の種類によりトップ1は変わる
魚介類の消費額は、魚の種類により異なります。図表2は、魚の種類ごとの消費額トップ3の都市をまとめたものです。
【図表2】
まぐろの消費額 | |
---|---|
1位:静岡市 | 1万974円 |
2位:甲府市 | 8885円 |
3位:東京都区部 | 8123円 |
あじの消費額 | |
1位:山口市 | 2552円 |
2位:長崎市 | 2475円 |
3位:大分市 | 2102円 |
さけの消費額 | |
1位:札幌市 | 7877円 |
2位:新潟市 | 6398円 |
3位:青森市 | 6347円 |
さんまの消費額 | |
1位:青森市 | 781円 |
2位:札幌市 | 758円 |
3位:盛岡市 | 708円 |
まぐろの消費額1位は静岡市、さけの1位は札幌市など、都市によってよく食べる魚介類に差があることが分かります。
最も肉類を食べている都市は京都市! トップ10を発表
同じく総務省統計局の「品目別都道府県庁所在市及び政令指定都市ランキング(2020年~2022年平均)」によると、最も肉類を食べている地域は京都市です。1~10位のランキングは、図表3のとおりです。
【図表3】
都道府県庁所在市及び政令指定都市 | 2020年~2022年平均消費額 |
---|---|
1位:京都市 | 11万8088円 |
2位:大津市 | 11万6076円 |
3位:奈良市 | 11万5591円 |
4位:大阪市 | 11万2099円 |
5位:堺市 | 11万1929円 |
6位:神戸市 | 11万1031円 |
7位:大分市 | 10万7663円 |
8位:広島市 | 10万7608円 |
9位:熊本市 | 10万6713円 |
10位:東京都区部 | 10万6706円 |
肉類の消費額が最も少ないのは、群馬県前橋市の7万7366円です。1位の京都市と比較すると、約40700円の差があります。
肉の種類によりトップ1は変わる
肉類も魚介類と同様、豚や牛、鶏など肉の種類により消費額が異なります。図表4は、肉の種類ごとの消費額トップ3の都市をまとめたものです。
【図表4】
牛肉の消費額 | |
---|---|
1位:京都市 | 3万9377円 |
2位:奈良市 | 3万8966円 |
3位:大津市 | 3万6702円 |
豚肉の消費額 | |
1位:横浜市 | 3万7485円 |
2位:さいたま市 | 3万6639円 |
3位:新潟市 | 3万6309円 |
鶏肉の消費額 | |
1位:福岡市 | 2万1612円 |
2位:宮崎市 | 2万1556円 |
3位:京都市 | 2万995円 |
牛肉の消費額は京都市が1位ですが、豚肉は横浜市、鶏肉は福岡市が1位です。
最も魚を食べている都市と肉を食べている都市は異なる
最も魚を食べている都市は富山市、最も肉を食べている都市は京都市と、都市によって食文化には差があります。
また、魚介類や肉類の中でも種類によって、各地域での消費額に差が出ています。ぜひ、お住まいの都市やよく行く地域の食習慣をチェックしてみてください。
出典
総務省 家計調査(二人以上の世帯) 品目別都道府県庁所在市及び政令指定都市ランキング(2020年~2022年平均)
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー