そのなかでも、より関心が高まっているのは、AIを使用したチャットサービスである「ChatGPT」です。
しかし「AIに仕事をとられてしまうのではないか……」と不安を感じている人や、「使いこなして、副業にして稼げないかな？」と考えている人もいるかもしれません。
そこで今回は「ChatGPT」の特徴や、副業としての使い方をご紹介します。副業を始めたいと考えている人は、ぜひ参考にしてください。
執筆者：FINANCIAL FIELD編集部（ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ）
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「ChatGPT」は人工知能を使ったチャットサービス
「ChatGPT」は、人工知能（AI）を使ったチャットサービスです。まるで、人間とやり取りをしているかのように、自然に会話できる点が特徴です。
主に、IT業界やビジネスシーンで使用され、便利なコミュニケーションツールとして1億人以上ものユーザーが利用しています。
機能としては、こちらの質問や依頼に対して、返答することが主ですが、会話だけではなく、メールの作成やレシピの提案、複雑な計算やプログラムの生成など、幅広い対応が可能です。
「ChatGPT」は学習能力が高く、こちらとのやり取りのなかで、目的や意図をくみ取り、状況に応じて対応してくれます。
ユーザーが高い満足度を得られることが、人気の理由といえるでしょう。
「ChatGPT」を使って副業として稼ぐ方法
では実際に、どのように「ChatGPT」を使えば、お金を稼ぐことができるのかを解説します。
ここでは「ChatGPT」を活用しながら、副業としてお金を稼ぐ方法を三つ挙げました。
Excelでの表作成
「ChatGPT」は、Excelで使用される表計算などの作業も可能です。そのため、Excelの使い方で困っても、「ChatGPT」に問いかけることで、関数計算やチャートの作成などをフォローしてくれます。
さらに「GPT for Excel」の無料アドインを追加することで、直接、Excel上での作業が可能になります。そのため、複雑な計算やデータ入力も「ChatGPT」をうまく活用することで、効率化が目指せます。
パソコンに苦手意識がある人も「ChatGPT」を使うことで、仕事の幅が広がるでしょう。
YouTube
「ChatGPT」では、YouTube動画の台本作成も可能です。
YouTubeを始めたいけれど、どのような内容にしたらよいか、迷う人もいるかもしれません。その場合は「ChatGPT」に具体的なテーマや動画の方向性、ターゲットなどを入力すれば、目的に合わせた台本を作ってくれます。
ただし「ChatGPT」では、一般的な文章になってしまうため、自分の経験談や最新の情報を追加・修正する必要があります。
また、Google Chromeの拡張機能である「Ondoku3-ChatGPT」を使うことで、作った台本の読み上げが可能です。これによって、自分が音読しなくても、動画にナレーションをつけられます。初心者でも、始めやすい副業といえるでしょう。
プログラミング
「ChatGPT」は、コード作成やエラー解析など、プログラミング作業のサポートも可能です。
プログラミングには、多大な時間と労力が必要ですが、「ChatGPT」を活用することで、作業の効率化が期待できます。さらに、分からない部分があれば、状況に応じたアドバイスを提案してくれるため、選択肢を増やせます。
「ChatGPT」でのプログラミング技術を活用することで、「ツールやアプリの開発」や「Webサイトの設計」などの副業に生かせるでしょう。
「ChatGPT」を使う際の注意点
「ChatGPT」を活用してお金を稼ぐならば、以下の点に注意しなければなりません。
・情報が必ずしも正しいとは限らない
・セキュリティーが万全ではない
・自分で内容の確認・修正が必要である
・クライアントによっては「ChatGPT」を禁止している場合がある
とくに情報漏えいには、十分に注意する必要があります。セキュリティーが万全ではないため、個人情報や機密情報などの入力は避けましょう。
また、クライアントによっては「ChatGPT」の使用を禁止している場合があります。案件を受ける際には、使用可能か否かを、事前に確認しましょう。
さらに「ChatGPT」を使用した後は、回答や情報が正しいものかなど、人間の目で内容を確認することが大事です。
「ChatGPT」を賢く使えばお金を稼げる
「ChatGPT」は正しく使うことで、さまざまな仕事に役立ち、業務の効率化にもつながります。本業で活用することはもちろん、副業に使用することも有効でしょう。
「ChatGPT」を使いこなすには、まず「ChatGPT」について、深く理解することが大切です。そして、得意不得意を把握して、カバーしながら使うことがポイントになります。
どんなに優れたAIでも、最終確認には人の手が必要なことを、念頭に置いておきましょう。
出典
ボストンコンサルティンググループ プレスリリース 「BCG、企業の人工知能（AI）の導入状況に関する各国調査を発表」2019年2月20日
執筆者：FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー
