更新日: 2023.06.05 その他暮らし

あなたは何個言える?お金にまつわる「ことわざ」5選

執筆者 : FINANCIAL FIELD編集部

あなたは何個言える?お金にまつわる「ことわざ」5選
ことわざから、学べることは多々あります。短いことわざのなかに、先人たちの知識や教訓が含まれていますので、知っておくと、今後の人生に役立つかもしれません。ここでは、お金にまつわることわざを五つピックアップして紹介します。
FINANCIAL FIELD編集部

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)

ファイナンシャルプランナー

FinancialField編集部は、金融、経済に関する記事を、日々の暮らしにどのような影響を与えるかという視点で、お金の知識がない方でも理解できるようわかりやすく発信しています。

編集部のメンバーは、ファイナンシャルプランナーの資格取得者を中心に「お金や暮らし」に関する書籍・雑誌の編集経験者で構成され、企画立案から記事掲載まですべての工程に関わることで、読者目線のコンテンツを追求しています。

FinancialFieldの特徴は、ファイナンシャルプランナー、弁護士、税理士、宅地建物取引士、相続診断士、住宅ローンアドバイザー、DCプランナー、公認会計士、社会保険労務士、行政書士、投資アナリスト、キャリアコンサルタントなど150名以上の有資格者を執筆者・監修者として迎え、むずかしく感じられる年金や税金、相続、保険、ローンなどの話をわかりやすく発信している点です。

このように編集経験豊富なメンバーと金融や経済に精通した執筆者・監修者による執筆体制を築くことで、内容のわかりやすさはもちろんのこと、読み応えのあるコンテンツと確かな情報発信を実現しています。

私たちは、快適でより良い生活のアイデアを提供するお金のコンシェルジュを目指します。

お金にまつわることわざ

お金にまつわることわざは数多く存在するため、日常生活のなかで耳にしたことがあるかもしれません。例えば、「悪銭身につかず」や「猫に小判」などは、ことわざに詳しくない方でも、一度くらいは耳にしたことがあるでしょう。それぞれ、意味とともに解説します。
 

悪銭身につかず

「悪銭身につかず」とは、まじめに働いて得たお金でないと、無駄な使い方をしてしまい、すぐになくなってしまうことを指す、ことわざです。例えば、ギャンブルで一獲千金を獲得した、道に落ちていたお金を拾って着服した、詐欺まがいの行為で金銭を得た、といったケースが考えられます。
 
まっとうに働かず、楽して得たお金が身につくことはありません。苦労もせずに手に入ったお金であるため、惜しみなく無駄遣いしてしまい、またたく間になくなってしまいます。反対に、まじめに働いて得たお金であれば手元に残る、という意味の「正直の儲けは身につく」ということわざもあります。
 

猫に小判

「猫に小判」は、どのような立派なものであっても、持つ人によっては、その値打ちがなくなる、ということを意味することわざです。猫は賢い動物ではあるものの、小判を与えたところで、その価値が分かりません。小判は、あくまで人間の世界で流通している通貨であるため、猫に与えたところで、なんの用もなしません。
 
何かしらを人に与えるときには、相手がその価値を理解できるかどうかを考えなくてはなりません。価値が分からないものに、高価なもの、高価値なものを与えたところで、生かすことはできないからです。
 

一銭を笑う者は一銭に泣く

たかが一銭と軽視してしまうと、いずれ一銭に泣くような状況に陥ってしまう、という戒めです。1円や5円、10円などの小さなお金を軽視してしまう方は、意外に少なくありません。しかし、それぞれの価値は低くても、「塵も積もれば山となる」との故事成語があるように、積もれば大金です。
 
たかが1円、たかが5円とバカにするのではなく、小さなお金が積もることで、大きなお金になることを理解しておかねばなりません。小さな金額を軽視せず、日常における無駄遣いも控えるようにしましょう。
 

安物買いの銭失い

「安物買いの銭失い」は、安くて品質の悪いものを買ってしまったばかりに、すぐ駄目になってしまい、また新しいものを買わなければならなくなる、といった状況を示しています。すべての安いものが悪いわけではないものの、安いものほど品質は低くなることが多く、耐久性も劣ります。
 
それなりに高価な品であれば、品質がしっかりしており、長く使うことが可能です。すぐに買い替える必要もなくなり、余計な出費もせずに済みます。目先の安さに釣られてしまうのではなく、品質にも着目して、継続して長く使えそうかどうかも確認するとよいでしょう。
 

時は金なり

時間は、お金と同じように貴重なものである、という意味を表すことわざです。時間は目に見えませんので、無限にあると思い込みがちですが、そんなことはありません。時間は有限であり、お金と同じように価値があります。そのため、いたずらに、時間を浪費することはおすすめできません。
 
時間は、誰にでも平等に与えられています。ただ、この与えられた時間を自分のために活用できるかどうかは、自分次第です。限られた時間のなかで、何かを成し遂げたいと考えているのならば、「時は金なり」の言葉を胸に刻みこんで、日々、行動しましょう。
 

ことわざから得た学びを人生に生かそう

お金にまつわることわざを、ピックアップして紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。ことわざからは、さまざまなことを学べます。
 
ただ、言葉を知っているだけではなく、意味を正しく理解してこそ、これからの人生に生かすことができるでしょう。お金にまつわることわざは、本記事で紹介した以外に多数ありますので、気になった方は、ぜひ調べてみてください。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー
 

ライターさん募集