更新日: 2023.06.05 その他暮らし

あなたは何個言える?お金にまつわる「ことわざ」5選

あなたは何個言える?お金にまつわる「ことわざ」5選
ことわざから、学べることは多々あります。短いことわざのなかに、先人たちの知識や教訓が含まれていますので、知っておくと、今後の人生に役立つかもしれません。ここでは、お金にまつわることわざを五つピックアップして紹介します。
FINANCIAL FIELD編集部

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お金にまつわることわざ

お金にまつわることわざは数多く存在するため、日常生活のなかで耳にしたことがあるかもしれません。例えば、「悪銭身につかず」や「猫に小判」などは、ことわざに詳しくない方でも、一度くらいは耳にしたことがあるでしょう。それぞれ、意味とともに解説します。
 

悪銭身につかず

「悪銭身につかず」とは、まじめに働いて得たお金でないと、無駄な使い方をしてしまい、すぐになくなってしまうことを指す、ことわざです。例えば、ギャンブルで一獲千金を獲得した、道に落ちていたお金を拾って着服した、詐欺まがいの行為で金銭を得た、といったケースが考えられます。
 
まっとうに働かず、楽して得たお金が身につくことはありません。苦労もせずに手に入ったお金であるため、惜しみなく無駄遣いしてしまい、またたく間になくなってしまいます。反対に、まじめに働いて得たお金であれば手元に残る、という意味の「正直の儲けは身につく」ということわざもあります。
 

猫に小判

「猫に小判」は、どのような立派なものであっても、持つ人によっては、その値打ちがなくなる、ということを意味することわざです。猫は賢い動物ではあるものの、小判を与えたところで、その価値が分かりません。小判は、あくまで人間の世界で流通している通貨であるため、猫に与えたところで、なんの用もなしません。
 
何かしらを人に与えるときには、相手がその価値を理解できるかどうかを考えなくてはなりません。価値が分からないものに、高価なもの、高価値なものを与えたところで、生かすことはできないからです。
 

一銭を笑う者は一銭に泣く

たかが一銭と軽視してしまうと、いずれ一銭に泣くような状況に陥ってしまう、という戒めです。1円や5円、10円などの小さなお金を軽視してしまう方は、意外に少なくありません。しかし、それぞれの価値は低くても、「塵も積もれば山となる」との故事成語があるように、積もれば大金です。
 
たかが1円、たかが5円とバカにするのではなく、小さなお金が積もることで、大きなお金になることを理解しておかねばなりません。小さな金額を軽視せず、日常における無駄遣いも控えるようにしましょう。
 

安物買いの銭失い

「安物買いの銭失い」は、安くて品質の悪いものを買ってしまったばかりに、すぐ駄目になってしまい、また新しいものを買わなければならなくなる、といった状況を示しています。すべての安いものが悪いわけではないものの、安いものほど品質は低くなることが多く、耐久性も劣ります。
 
それなりに高価な品であれば、品質がしっかりしており、長く使うことが可能です。すぐに買い替える必要もなくなり、余計な出費もせずに済みます。目先の安さに釣られてしまうのではなく、品質にも着目して、継続して長く使えそうかどうかも確認するとよいでしょう。
 

時は金なり

時間は、お金と同じように貴重なものである、という意味を表すことわざです。時間は目に見えませんので、無限にあると思い込みがちですが、そんなことはありません。時間は有限であり、お金と同じように価値があります。そのため、いたずらに、時間を浪費することはおすすめできません。
 
時間は、誰にでも平等に与えられています。ただ、この与えられた時間を自分のために活用できるかどうかは、自分次第です。限られた時間のなかで、何かを成し遂げたいと考えているのならば、「時は金なり」の言葉を胸に刻みこんで、日々、行動しましょう。
 

ことわざから得た学びを人生に生かそう

お金にまつわることわざを、ピックアップして紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。ことわざからは、さまざまなことを学べます。
 
ただ、言葉を知っているだけではなく、意味を正しく理解してこそ、これからの人生に生かすことができるでしょう。お金にまつわることわざは、本記事で紹介した以外に多数ありますので、気になった方は、ぜひ調べてみてください。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー
 

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