更新日: 2023.06.05 その他暮らし

北の大地へ!北海道に移住する際のポイント5選

執筆者 : FINANCIAL FIELD編集部

北の大地へ!北海道に移住する際のポイント5選
新型コロナウイルスが世界中で猛威をふるい、リモートワークへとシフトする企業が増えました。こうした背景もあって、近年では、地方への移住を検討する方も増えています。なかでも、北海道は移住先として人気です。本記事では、北海道に移住する際のポイントを、ピックアップして紹介します。
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執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)

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移住支援金がもらえるケースも

移住してくれる人を募集している地域は、多々あります。北海道も例外ではなく、移住者を募るために、支援金を支給しているところもあります。
 
これは、北海道「UIJターン新規就業支援事業」の一環です。東京から北海道へ移住して、移住支援金対象法人への就職に成功した方へ、最大100万円の支援金を支給する仕組みです。自治体によって、支援金の支給条件などが変わってくるため、気になる方は、事前に問い合わせをしてみましょう。
 

移住後の生活費はどれくらい?

住み慣れた地域を離れて、新天地で生活を始めるとなると、どれくらいの生活費がかかるのかは、誰もが気になるところです。北海道内のどこへ移住するかにもよりますが、ある程度の相場を把握しておくと安心です。
 
空知エリアであれば、2LDKの物件を借りて月の家賃が6万円前後、電気代は6000円前後、水道代は2000円前後をみておくとよいでしょう。石狩エリアの場合は、2LDKで家賃は9万円前後、ガス代は3000円前後、電気代は6000円前後です。
 
北海道の各自治体では、移住に関するさまざまな情報を提供しています。移住後の生活費がイメージできるように、情報を提供している自治体もあるため、そのような情報もチェックするとよいでしょう。
 

北海道での住まい探し

移住の場合も、一般的な物件探しと同じように、不動産会社を介して探すケースがほとんどです。また、空き家情報バンクを利用することも、ひとつの手です。
 
空き家情報バンクは、北海道が運営している制度であり、空き家の有効活用を介して、移住の促進を図っています。空き家情報バンクを利用すれば、希望する地域から空き家の情報を入手できて、間取りや設備なども、オンラインで確認が可能です。
 
状態のよい空き家が、お値打ち価格で販売されているケースもあるため、北海道への移住を本格的に検討している方は、ぜひチェックしてみましょう。
 

相談窓口を利用する

北海道への移住を検討しているものの、不安や疑問があるため、一歩を踏み出せないという方もいるかもしれません。そのような方は、北海道が運営している相談窓口を利用してみましょう。
 
例えば「どさんこ交流テラス」東京窓口は、東京都千代田区に設置されている相談窓口です。北海道の市町村情報だけではなく、住まいや暮らしに関する情報も提供してもらえるため、移住に関する不安を解消できます。なお、個別相談は、事前に予約をしなければならないため、電話やメールで予約をしたうえで、足を運びましょう。
 

移住についてよく考えること

近年、地方への移住がブームとなっているものの、勢いで移住することはあまりおすすめできません。その場のノリや勢いで移住をしたものの、移住先の風習や人間関係に慣れなかった、思っていたような生活ではなかったと、理想と現実とのギャップを感じて、元いた都会に舞い戻る方も少なくありません。
 
このようなことにならないように、移住について、事前によく考えることが大切です。まずは、北海道について、しっかりと情報収集を進めましょう。いきなり移住するのではなく、まずは3日、1週間、1ヶ月と滞在して、移住しても問題なく生活を送れるかどうかを確認しておくと、より安心できます。
 

勢いだけでなくしっかり考えてから決断を

ノリや勢いで移住してしまうと、高い確率で失敗します。北海道への移住には、いくつもの魅力がある反面、デメリットや、覚えておくべきこともあります。
 
魅力的な部分にしか目を向けていないと、いざ移住してみたら、後悔するおそれもありますので、注意が必要です。しっかりと情報収集をしたうえで吟味して、周りの人たちにも相談しつつ、検討を進めましょう。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー
 

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