仕事中の眠気覚ましに「エナジードリンク」を常飲しています。金銭・身体的に止めたほうがいいでしょうか？

エナジードリンクは、仕事中の眠気覚ましにうってつけの飲み物と利用している人も多いでしょう。ただ毎日飲み続けていると、金銭的な負担が大きくなってしまいます。また、身体への影響が気になるという人もいることでしょう。

本記事では、エナジードリンクを毎日飲み続けた場合にどのくらいの費用がかかるのかを解説していきます。おすすめの眠気覚ましの方法も紹介していきますので、エナジードリンクを止めたいと思っている人は参考にしてみてください。

執筆者：FINANCIAL FIELD編集部（ふぁいなんしゃるふぃーるどへんしゅうぶ）

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1 エナジードリンクを毎日飲み続けるといくらかかる？
2 エナジードリンクを飲み続けた場合の身体への影響とは？
3 エナジードリンク以外の眠気覚ましの方法
4 エナジードリンクに依存せずにできる対策をしてみよう！

エナジードリンクを毎日飲み続けるといくらかかる？

各メーカーからは、いろいろなエナジードリンクが販売されています。gooランキングによると、1番好きなエナジードリンクに選ばれたのは、オロナミンCドリンク（120円）、リアルゴールド（115円）、レッドブル・エナジードリンク（198円）でした。

これらのエナジードリンクの平均価格は、約144円です。この平均価格をもとにして、エナジードリンクを毎日飲んだ場合の費用を算出していきます。

月20日程度でエナジードリンクを飲む場合を想定すると、1ヶ月間では2880円の費用がかかる計算です。1年間飲み続けた場合の費用は、3万4560円です。

エナジードリンクを飲み続けた場合の身体への影響とは？

エナジードリンクの中には、眠気を覚ます目的でカフェインが含まれているものが少なくありません。カフェインが多いエナジードリンクを毎日飲み続けていると、中毒になるリスクが高まりやすくなります。

カフェイン中毒を発症すると不眠のほかに、動悸（どうき）、吐き気、めまい、手足の震えなどの症状が出ることがあります。重度になると、意識消失や心肺停止などを引き起こすこともありますので、カフェインの取りすぎには注意してください。

米国食品医薬品局（FDA）では、健康への心配がないカフェインの量を1日あたり400mgとしています。エナジードリンク1本あたりのカフェインの濃度は、農林水産省の資料によれば36～150mgです。1日のエナジードリンクの摂取量が1～2本程度であれば、400mgを超えることはありませんので、エナジードリンクだけならそれほど心配する必要はありません。

ただし、コーヒー、紅茶、緑茶、ココアなどを飲む場合には、注意が必要です。これらの飲料にはカフェインが含まれていますので、過剰摂取を避けるためにエナジードリンクを飲む回数を減らした方がよいかもしれません。

また、妊婦、服薬中の人、未成年者などはカフェインの影響を受けやすいといわれています。念のために、カフェイン入りエナジードリンクは避けた方がよいでしょう。

エナジードリンク以外の眠気覚ましの方法

エナジードリンクを飲むのを止めたいけれど、仕事中に眠くなるとつい飲んでしまうという人もいるかもしれません。そんなときには、ガムを嚙むのがおすすめです。顎を何度も動かすことで、脳へ血液が循環しやすくなり、目が覚めやすくなります。ミント入りのガムを選べば、口の中もスッキリすることでしょう。

いったん席を立ってストレッチをしてみるのもおすすめです。軽い運動をすることで血行もよくなり、身体のコリもほぐせます。窓の開閉が可能な場合には、部屋の換気をして空気を入れ替えてみるのもよいかもしれません。新鮮な空気を室内に取り入れることで、リフレッシュできることでしょう。

眠気覚ましには、洗顔も効果的です。冷たい水で顔を洗えば、目がさえることでしょう。職場で洗顔をしにくい環境であれば、ウェットシートで顔を拭いてみるとよいかもしれません。そのほかにも、歯磨き、ツボ押し、眠気対策グッズの活用などの方法があります。いろいろな方法を試してみるとよいでしょう。

どうしても眠気が取れないときには、思い切って仮眠を取るのも手です。

エナジードリンクに依存せずにできる対策をしてみよう！

エナジードリンクを毎日飲んだ場合の費用は、1ヶ月間で2880円、1年間で3万4560円です。金銭的な負担を減らしたいのであれば、飲む回数を減らして、ストレッチやツボ押しなどの眠気覚まし対策をしてみるとよいでしょう。

カフェイン入りのエナジードリンクは、取り過ぎに注意が必要です。カフェイン中毒にならないように、1日1～2本程度にしておいたほうがよいでしょう。