更新日: 2023.06.15 その他暮らし

キャンパーは節約上手?ポータブル電源を使った電気代節約術

キャンパーは節約上手?ポータブル電源を使った電気代節約術
近年、屋外で自然を楽しむキャンプが流行して、趣味のジャンルの一つとして確立してきました。なかでも、電気代が高騰している今、キャンプの便利アイテムであるポータブル電源に、注目が集まっています。
 
今回、ポータブル電源とはどういうものなのか、また、キャンプ以外の利用方法や節電する方法、購入する場合の選び方についても解説します。
FINANCIAL FIELD編集部

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ポータブル電源が注目される理由とは?

電力会社各社が値上げを発表したこともあり、節電ができる便利なアイテムとして、ポータブル電源が注目されています。ポータブル電源とは、どういった製品で、どのように使えるのでしょうか。詳しく解説いたします。
 

ポータブル電源とは?

ポータブル電源は、持ち運びができる電源のことです。家庭のAC電源を利用して、充電ができます。スマートフォンのモバイルバッテリーよりも容量がとても大きく、出力が高いことが特徴です。
 
電気が通っていない場所でのキャンプやDIY、車中泊といった娯楽のほか、仕事や、さまざまな場面で活用可能なアイテムです。そして、災害時にも、電力が確保できるというメリットがあります。
 
もちろん、家庭で日常的に使う電化製品にも利用できます。近年は、女性でも運びやすい小型の製品も、次々と登場しています。
 

ポータブル電源で節電する方法

ポータブル電源の最大の利点は、ソーラーパネルと組み合わせることで、電気代をかけずに充電ができることです。停電時でも電気が使えるうえに、効果的に節電できる方法として、注目を集めています。
 
ポータブル電源とソーラーパネルを接続して充電した電気を使うことで、スマートフォンをはじめとした、電化製品の充電が可能です。太陽光を利用しますので、電気を貯めるための費用もかかりません。ポータブル電源には、コンセント口が複数ついていますので、複数の電化製品を同時に使うこともできます。
 

ポータブル電源の選び方のポイント

ポータブル電源の購入を検討している場合には、どのようなものを選べばよいのでしょうか。着目すべきポイントについて、みていきましょう。
 

電気の容量で選ぶ

ポータブル電源の容量は、Wh(ワットアワー)という、1時間あたりの電力使用量で表記されています。用途に応じて、200Whから1000Whを超えるタイプまで、さまざまな製品があります。
 
容量が多ければ多いほど、たくさんの電気を蓄えられますが、その分、本体が大きく、重くなります。また、容量が多い製品は、価格も高くなります。何に、どのくらい使用したいのか、目的と使用時間によって選びましょう。
 
一日中、屋外で利用するのであれば、200Wh程度が、宿泊する場合や冷蔵庫などの家電を利用するのであれば、500Wh程度が、災害時の非常電源としての購入ならば、1000Wh以上の大型がおすすめです。
 

入力、出力端子の数で選ぶ

ポータブル電源を選ぶ際には、入力・出力の端子数もチェックポイントです。AC電源のコンセント、DC電源のシガーソケット、USBなどの端子は、種類が多いほうが便利です。
 
USBケーブルにもさまざまな種類があり、スマートフォンやデバイスによって、端子が異なります。スマートフォンは、複数の人が同時に充電したい場合もありますので、必要な端子の種類と数を確認しておきましょう。
 

ソーラーパネル充電に対応しているかどうか

ソーラーパネルで太陽光を利用して発電することで、電気代を節約できます。節約を目的として、ポータブル電源を購入する場合には、ソーラーパネルでの充電に対応した製品や、ソーラーパネルとセットになった製品を選ぶようにしましょう。
 

付帯機能で選ぶ

ポータブル電源の多くは、電源供給以外にも、さまざまな機能が備わっています。LEDライトは、屋外でのキャンプにおいて、周囲を明るく照らしてくれますので、とても便利です。夜間や停電になった際に点滅するなど、災害時にも大いに活躍します。
 
バッテリーが劣化するため、本体を充電しながら、ほかの電化製品に給電する、パススルー機能を使うことは推奨されていませんが、緊急時や災害時には、充電が終わるのを待たずに、電気を使う必要が出てくる可能性もあります。ポータブル電源を選ぶ際には、付帯機能もチェックするようにしましょう。
 

ポータブル電源で上手に節電しよう

ポータブル電源は、キャンプで便利というだけではなく、災害への備えとしても、日常生活でも使える、便利な製品です。ソーラーパネルと組み合わせることで、節電にもつながります。目的に合った製品の購入を、検討してみてはいかがでしょうか。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー
 

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