トリミング代を節約しながら、うちのワンちゃんのかわいさと夏場の快適さをかなえる方法

犬を飼っている家庭は、エサ代や病気などの治療費のほかに、トリミングなどにも費用がかかります。とくに、プードルやポメラニアンなどの毛の長い犬種であれば、トリミングが占める割合は大きくなるでしょう。
 
アニコム ホールディングス株式会社のペットにかける年間支出調査（2022年）によると、愛犬の「シャンプー・ カット・トリミング料」は、年間4万7273円であることが分かりました。
 
そこで今回は、トリミングにかかる費用と、トリミング代を節約する方法をご紹介します。
 
賢く節約しながら、トリミングの頻度が増える夏場も、かわいいだけでなく、快適に過ごせるようにケアしてあげましょう。

トリミング1回にかかる料金相場は1万円ほど

トリミングの1回あたりの料金相場は、小中型犬で5000～1万円、大型犬で1～2万円ほどです。犬種やお店によっても、料金は異なります。
 
トリミングは、ペット サロンでも、病院でも、施術可能です。それぞれ特徴が異なるため、自分の好みや条件にあった場所を選択しましょう。
 
また、トリミングの頻度は、およそ1～2ヶ月に1回が推奨されていますが、犬種や毛の長さ、季節によっては、2～3週間の頻度でトリミングすることもあります。
 
トリミングの頻度は、トリマーや獣医師と相談して決めましょう。
 

愛犬のトリミング代を節約する方法4選

では実際に、トリミング代を少しでも節約する方法を四つご紹介します。
 
トリミングの機会が増える夏場はとくに、少しでも費用を抑えて、こまめにメンテナンスをしてあげましょう。
 

お店のクーポンを活用する

ペットサロンや動物病院では「初回トリミング〇％オフ」や「誕生日割引」などのクーポンが用意されている場合があります。
 
とくにペットサロンでは、リピーター獲得のために、このようなキャンペーンを実施していることが多い傾向にあります。
 
気になるお店のクーポンがないか、公式サイトをチェックしてみましょう。
 

カットモデルとして切ってもらう

トリミング専門学校や、ペットサロンでは、カットモデルを募集していることがあります。
 
専門学校の生徒や、トリマーになりたてのスタッフは、モデル犬で練習することも少なくありません。仕上げは、専門学校の先生や、ベテランのトリマーが手直ししてくれます。
 
通常のトリミング代よりも安くなるため、お得にトリミングできるでしょう。
 

自宅でセルフカットする

最近では、YouTubeなどの動画サイトで、セルフカットの方法を簡単に調べられます。部分的にカットする場合などは、自宅でセルフカットすれば、トリミング代がかかりません。
 
専用のバリカンは、高機能で安全性が高く、インターネットでも簡単に購入できます。自分でカットすることに抵抗がない人は、挑戦してみてもよいでしょう。
 

夏場はサマーカットなどで短くする

一度のトリミングで短くカットすれば、その分、頻度を減らせます。
 
サマーカットとは、夏の時季に、本来の長さよりも短く刈り込むカットのことです。愛犬が涼しく過ごせるだけではなく、シャンプーがしやすくなり、お手入れがラクになるというメリットがあります。
 
ただし、犬種によっては、適していない場合がありますので、トリマーや獣医師と相談してから実施しましょう。
 

愛犬に合ったトリミング方法を選択しよう

トリミングの方法によっては、愛犬にかかる毎月の費用を抑えられます。とくに夏場は、トリミングの頻度が多くなるでしょう。
 
賢く節約することで、愛犬のかわいさを諦めることなく、暑い夏も快適に過ごせます。
 
ただし、犬種によっては、今回ご紹介した節約術を活用できないことがあります。トリマーや獣医師と相談しながら、愛犬に合った方法を選択することが大切です。
 

出典

アニコム ホールディングス株式会社 anicom you 「【2022年最新版】ペットにかける年間支出を発表！」

 
執筆者：FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー