しかし、実際にシャワーの流しっぱなしで、どれくらいの水道代が無駄になってしまうのか、気になるところです。この記事では、そんなシャワーにかかる水道代や、節約方法を解説します。
執筆者：FINANCIAL FIELD編集部（ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ）
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シャワーの流しっぱなしでかかる水道代はいくら？
シャワーの流しっぱなしは、目に見えて水道代が無駄になっているように感じますが、具体的に、どのくらいの水道代がかかっているのでしょうか。
水道料金の計算には、一律の基本料金と、使用量に応じた従量料金が含まれます。シャワーの使用に関しては、水道事業者や地域による水道料金の違いもありますが、もちろん、シャワーの使用時間も大きく影響します。
東京都水道局によれば、一般的に、シャワーは3分間で約36リットルの水を使用するため、20分間のシャワーで使われる水は、約240リットルです。1リットルあたりの水道料金を0.24円と仮定した場合、20分間のシャワーにかかる水道料金は約58円になります。
さらに、このようなシャワーの無駄遣いを毎日続けていれば、その分、水道料金は増加していきます。家族4人が5分ずつシャワーを無駄に流していれば1日に20分、すなわち約58円の無駄遣いとなり、それが1ヶ月間30日続けば、全体で約1740円と、なんと1500円以上に膨れ上がる可能性もあるのです。
シャワーの節約方法3選
それでは、シャワーの料金を節約するには、どのような方法があるのでしょうか。ここでは、とくに効果のある方法を三つご紹介します。
（1）シャワーの出しっぱなしを避ける
先述したように、シャワーの出しっぱなしによって無駄になる水道料金は、意外と多くなります。シャンプーやボディーソープを塗る間、ブラッシングをする間など、シャワーから直接水を必要としない時間帯は、シャワーを止めることが重要です。
この方法を実践するだけで、使用する水量は大幅に減るでしょう。また、シャワーからはお湯が出ていることが多いため、水道代だけではなく、ガス代・電気代の節約にもつながります。
（2）節水シャワーヘッドの利用
節水シャワーヘッドを利用すると、少ない水でも、快適にシャワーができるようになります。節水シャワーヘッドは、その種類にもよりますが、通常のシャワーヘッドと比べて、水の使用量を約30～50%削減することが可能です。
シャワーヘッドの穴の大きさや数を調節することで、水圧が落ちることなく節水できて、快適なシャワータイムをおくることができます。
（3）シャワータイマーの利用
自分が、どれだけシャワーに時間をかけているかを把握するために、浴室に時計やタイマーを置いて、「シャワータイマー」として活用してみることも、よい方法でしょう。自分がどれくらいの時間シャワーを使っているのか、また、無駄に出しっぱなしにしているのかを意識するだけでも、節約につながります。
工夫をしてシャワーの水道代を節約しよう
水やお湯は、蛇口をひねると出てしまうため、水道代を無駄にしてしまうことが、自然と多くなってしまいます。とくにシャワーは、ほぼ毎日使うため、流しっぱなしは無駄遣いに直結してしまうでしょう。
しかし、その反面、節約を意識することで、削減しやすいのが水道代でもあります。工夫をして、上手に節約するように心がけましょう。
出典
東京都水道局
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執筆者：FINANCIAL FIELD編集部
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