「今こそ海外」キャンペーンも！　海外旅行に安くおトクに行く方法

新型コロナが5類に移行したこともあり、「しばらく自粛していたお出かけを思いっきり楽しみたい」「久しぶりに海外旅行に行きたい」という人もいらっしゃるでしょう。
 
国は現在、海外旅行を促す「今こそ海外！宣言」を発出しています。おトクに海外旅行に行けるキャンペーンも実施しているので、うまく利用してみてはいかがでしょうか。
 
この記事では、キャンペーンの内容のほか、海外旅行に安く行くコツについても紹介します。

「Imakoso　今こそ海外！」キャンペーンとは

日本から海外に出かける旅行客を増やすため、観光庁と一般社団法人日本旅行業協会が打ち出したのが「今こそ海外！宣言」です。この宣言に基づいてさまざまな取り組みが行われることになっていますが、特に注目なのが以下のようなキャンペーンです。
 

■Imakoso海外！ パスポート（10年間有効）取得費用サポートキャンペーン

内容：パスポート取得者に抽選で8000円分の電子ギフトをプレゼント
応募方法：キャンペーン特設サイトの応募画面から必要な情報を送信
応募期限：2023年9月30日

2023年5月15日～2023年9月30日にパスポートの新規取得や更新を行い、2023年7月1日～2023年9月30日に海外旅行に出発する人が対象です。プレゼントはAmazonギフトカードやPayPayなど5種類の電子マネーから選べます。
 

■Imakoso海外！ 海外旅行 応援投稿キャンペーン

内容：海外旅行先の写真を投稿した人に選考で賞品プレゼント
応募方法：キャンペーン特設サイトの投稿画面から必要な情報を送信
応募期間：（第1回）2023年4月1日～2023年5月31日、（第2回）2023年7月1日～2023年8月31日、（第3回）2023年12月1日～2024年1月31日

賞品は各国の観光局や航空会社などが用意していて、海外行きの航空券、各国の名産品、記念品などさまざまです（選択不可）。今のところ、期間を区切って第3回まで実施される予定です。
 

■Imakoso海外！ 夏旅Wキャンペーン

内容：2023年7月1日～2023年8月31日に海外旅行に出発する人に特典や賞品をプレゼント
応募方法：キャンペーン特設サイトの応募画面から必要な情報を送信
応募期間：特典や賞品ごとに異なる

「タビナカキャンペーン」として、現地で使えるクーポンの配布、先着で海外Wi-Fiレンタルの無料提供または海外電源変換アダプターのプレゼント、「タビアトキャンペーン」として抽選で各国の観光局や大使館がセレクトした賞品のプレゼントを実施しています（それぞれに応募期間が異なるのでご確認ください）。
 

海外旅行に安くおトクに行くコツ

おトクに海外旅行に行きたいなら、上述のキャンペーンを活用するほか、以下のような方法もあります。
 

■混雑する時期を避ける

年末年始やゴールデンウイークなど、みんなが旅行に出かけたくなる時期はホテルも航空券も高くなります。少しずらすだけで大きな金額差になることも。混雑する時期は行き先の国によっても多少異なるので、あらかじめ情報収集しておくのがおすすめです。
 

■旅行会社や航空会社、ホテルのキャンペーンを利用する

「今こそ海外！」キャンペーンとは別に、旅行・航空各社がそれぞれ独自のキャンペーンや限定セールを行っていることがあります。各社の公式サイトなどをチェックしてみましょう。
 

■「早割」を活用する

海外旅行に行くと決めたら、なるべく早く予約を済ませてしまいましょう。航空会社や旅行会社では「○ヶ月前に予約したら早割適用」など、早ければ早いほど割安な料金になるよう設定しているところがあります。
 
また、利用する会社が上場企業で、株主優待券などがあれば、その会社の株を購入し「優待割」の適用を受けるのも1つの方法です（保有した株式には価格変動リスクがあるので、別途ご確認ください）。
 
海外旅行に慣れた人なら、自分でホテルなどを手配する、空港からの送迎を付けずに自力で移動するといった方法も有効です。ただ、海外に慣れていない人、安全性を重視したい人などは、少々割高でも間に旅行会社が入って手配するパッケージ旅行のほうが安心できるかもしれません。
 
安さを追求した結果、危険な目に遭ったり嫌な思い出ができてしまったりしたら本末転倒です。無理なくできそうなことから実践していきましょう。
 

まとめ

せっかく海外に行くなら、思いっきり楽しみたいですよね。物価高や円安が気になる昨今ですが、国・旅行会社・航空会社などのキャンペーンを活用する、早くから計画的に準備するなど、少しの工夫の積み重ねで大幅に費用を抑えられる可能性もあります。
 
無理のない範囲で、安くおトクな旅を目指してみてはいかがでしょうか。
 

出典

観光庁「『今こそ海外！宣言』の発出等について」
日本旅行業協会「Imakoso 今こそ海外！」
 
執筆者：馬場愛梨
ばばえりＦＰ事務所　代表