「1人暮らし」と「2人以上の家庭」で水道光熱費はどれくらい違う? 節約方法についても解説!

配信日: 2023.06.24 更新日: 2023.06.26

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「1人暮らし」と「2人以上の家庭」で水道光熱費はどれくらい違う? 節約方法についても解説!
物価の上昇だけでなく、電気料金も値上げするなど国民の負担は大きくなっています。そこで光熱・水道費はできるだけ抑えていきたいところです。光熱・水道費の平均が分かれば、家庭の光熱・水道費の節約に役立つでしょう。また、1人暮らしと2人以上の家庭で光熱・水道費がいくら違うのかも気になるところです。
 
本記事では、1人暮らしと2人以上の家庭では光熱・水道費はいくら違うのか開設していきます。
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単身世帯の光熱・水道費

総務省統計局によると、単身世帯の光熱・水道費の平均は月額1万3098円です。実質増減率は0.3%なので、若干ですが光熱・水道費は前年度よりも上がっています。自身の光熱・水道費と比較して、平均よりも高いのか低いのかを確認しておきましょう。
 

2人以上世帯の光熱・水道費

2人以上世帯の光熱・水道費は月に2万4524円です。内訳としては「電気代」が1万2678円、「ガス代」が5232円、「他の光熱」が1407円、「上下水道料」が5207円となっています。
 
ガス代や上下水道代は実質減少したものの、電気代と他の光熱の料金は実質増加しています。単身世帯の光熱・水道費と比較すると、1万1426円の差があることが分かりました。
 

65歳以上単身世帯の光熱・水道費

65歳以上の単身無職世帯の光熱・水道費は1万4704円です。65歳以上になると光熱・水道費が増加していることが分かります。一般的に、65歳以上からは勤労世帯と比べて収入は減ってしまうので、光熱費を抑えるために工夫したいところです。
 

65歳以上夫婦のみ世帯の光熱・水道費

65歳以上の夫婦のみの無職世帯の光熱・水道費は月に2万2261円となっています。65歳以上の世帯になると、若干ですが光熱・水道費を抑える世帯が増えるようです。
 

光熱費の抑え方4選

2023年も6月から電気料金が大手7社の電力会社で上がっていますが、緩和措置によって直接的な影響はまだ先です。しかし、今後はさらに負担は大きくなることが予想されます。そこで光熱費の抑え方について、エアコンと冷蔵庫の節電方法を4つ紹介します。家電のモデルや部屋の広さなどで節電できる料金は異なるので、参考程度に紹介します。
 

エアコンの節電

エアコンはこれからの夏場で活躍する家電です。少しでも節電するためには、「設定温度を27℃から28℃に上げる」、「フィルターを月に最低でも1回は清掃する」といったことが簡単でおすすめです。
 
設定温度を27℃から28℃に上げるだけで年間約940円の節電ができます。また、フィルターが根詰まりをしていると空気を吸い込む際に多くの電力を消費するので電気代が上がります。そのため、フィルターは最低でも月に1回は清掃するようにしましょう。フィルターの根詰まりがなくなるだけで年間約990円の節電ができます。
 

冷蔵庫の節電

冷蔵庫も少しの工夫で節電が可能です。冷蔵庫も設定温度を変えられます。そこで「設定温度を強から中に変える」と、年間で約1670円の節電です。
 
また、「食材を詰め込みすぎない」ことも有効な節電方法です。食材の詰め込みすぎは冷蔵庫内の温度が下がらない原因となるので、多くの電力を消費してしまいます。そこで冷蔵庫内の食材を半分にしてみると、年間で約1180円の節電が可能です。
 

少しの工夫を積み重ねることで節電効果は大きくなります

光熱・水道費は今後も上がることが予想されるので、効率的な節電を少しずつでもしていくことをおすすめします。前述の節電方法を実践するだけで、年間約4780円の節電が可能です。光熱・水道費は長期間必ず支払っていくものなので、長期的にみると大きな差になります。まずは簡単にできる方法を試してみましょう。
 

出典

経済産業省 資源エネルギー庁 電気料金の改定について(2023年6月実施)
総務省統計局 家計調査報告 家計収支編 2022年(令和4年)平均結果の概要
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
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