更新日: 2023.06.29 その他暮らし
ハワイのB級グルメ「フライドライス」が1皿2500円!? 円安の影響でハワイの物価が大変なことに!
そこで、ハワイの物価のビフォー・アフターと、円安のなかでも旅行を楽しむための四つのポイントを、ご紹介します。せっかくの海外旅行、楽しみたい……そうお悩みの方は、ぜひ、参考にしてください。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
ファイナンシャルプランナー
FinancialField編集部は、金融、経済に関する記事を、日々の暮らしにどのような影響を与えるかという視点で、お金の知識がない方でも理解できるようわかりやすく発信しています。
編集部のメンバーは、ファイナンシャルプランナーの資格取得者を中心に「お金や暮らし」に関する書籍・雑誌の編集経験者で構成され、企画立案から記事掲載まですべての工程に関わることで、読者目線のコンテンツを追求しています。
FinancialFieldの特徴は、ファイナンシャルプランナー、弁護士、税理士、宅地建物取引士、相続診断士、住宅ローンアドバイザー、DCプランナー、公認会計士、社会保険労務士、行政書士、投資アナリスト、キャリアコンサルタントなど150名以上の有資格者を執筆者・監修者として迎え、むずかしく感じられる年金や税金、相続、保険、ローンなどの話をわかりやすく発信している点です。
このように編集経験豊富なメンバーと金融や経済に精通した執筆者・監修者による執筆体制を築くことで、内容のわかりやすさはもちろんのこと、読み応えのあるコンテンツと確かな情報発信を実現しています。
私たちは、快適でより良い生活のアイデアを提供するお金のコンシェルジュを目指します。
円安でハワイの物価が急上昇! ビフォー・アフターは?
ハワイで用いられるのは、おもにUSドルです。しかし、近年は、円安状態が続いています。この影響により、すでに現地を訪れた方のなかには「以前ハワイに来たときよりも物価が上昇している!」と感じた方もいらっしゃるでしょう。
では、実際に支払う料金には、どれくらいの影響があったのでしょうか。
例えば、1995年に新婚旅行をした夫婦が、無事に子育てを終えて、2023年に、久しぶりにハワイへ旅行に行ったと仮定しましょう。
どちらのときもランチで、ハワイのB級グルメとして有名な「フライドライス」を、18USドルで買って、二人で食べたとします。すると、それぞれのときの支払い額は、以下のように計算され、およそ900円も値上がりしていることになります。
●1995年:1USドル約94円だったため、およそ1692円
●2023年6月28日時点:1USドル約144円になっているため、およそ2592円
円安によって、あらゆるものの物価が上がったことで、なかには宿泊費で8万円、タクシー代で2万円、ランチで1万円など、想定していたよりも出費がかさんでしまった家族も。為替相場の影響は、旅行時に大きな影響を与えるといえるでしょう。
円安でもハワイ旅行を楽しむ四つのポイント
「円安でも、ハワイへ行きたい」と思う方もいらっしゃるのではないでしょうか。その場合は、以下のポイントをおさえておくことで、費用をおさえつつ、ハワイ旅行を楽しめます。
●レストランでは、メニュー表をもらって、低価格のメニューをチェックする
●食事は、ボリューミーなものをテイクアウトして、ホテルでシェアする
●現地のスーパーで、夕方以降のセールをチェックする
●人気観光地ではなく、ローカルエリアで、食事場所や宿泊先を探す
ただし、見知らぬ土地で、ローカルエリアを探索すると、治安の悪い地区に入ってしまう危険性もあります。もし、スリにでも遭遇してしまったら、所持金を失うことになるでしょう。旅行の前には、行動範囲内となる地域の治安について、綿密に下調べしておくことが大切です。
下調べをして楽しい思い出作りを!
円安でも、綿密に下調べをしておいて、シェアしたり安いお店を見つけたりしておくことで、費用負担を軽減しながらも、旅行を楽しめます。せっかくのハワイ旅行ですから、お金について不安を覚えながら、旅行したりしないで済むように、しっかり下調べをして、楽しい思い出を作りましょう。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー