【2023年10月値上げ!?】ATMの振込手数料は結構かかる! 手数料を節約する方法は?

配信日: 2023.07.22

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【2023年10月値上げ!?】ATMの振込手数料は結構かかる! 手数料を節約する方法は?
ネットショッピングの代金や家賃を振り込む際に、銀行の振込手数料が高いと感じたことはありませんか。一般的に銀行の振込手数料は、窓口よりもATMのほうが安く設定されています。
 
しかし、ATMから振り込んだのにもかかわらず、思った以上に手数料が高くて驚いた経験があるかもしれません。本記事では、ATMの振込手数料の実態と節約方法を紹介します。
FINANCIAL FIELD編集部

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他行への振込手数料が800円超え!

2023年春、三菱UFJ銀行の振込手数料が値上げされることが発表され、世間に大きな衝撃を与えました。
 
2023年10月2日より、窓口から他行への振り込みは一律990円となります。現在の振込手数料は3万円未満594円、3万円以上は770円と振込金額によって差がありますが、10月2日からは振込金額による差がなくなります。ATMから他行への振り込みも880円に値上げされ、利用者にとっては大きな負担となりそうです。
 
ほかのメガバンクの振込手数料を調査したところ、ATMから他行への振り込みは3万円未満が385円、3万円以上が550円でした。最初に紹介したメガバンクと比較すると安いものの、他行に振り込む機会が多い方にとっては負担が大きいでしょう。
 

ネットバンクは振込手数料が抑えられている

一方でネットバンクは、振込手数料が抑えられています。
 
ある大手ネットバンクの振込手数料は、ランクに応じて他行への振り込みが月に最大20回まで無料となっています。ランクは全部で4段階あり、商品・サービスの利用状況により自動的に判定される仕組みです。最もランクの低い「レベル1」でも他行への振込手数料が月に1回まで無料となります。なお、無料回数以降は1回あたり77円の振込手数料が必要ですが、メガバンクと比較すると格安で他行に振り込める点が魅力です。
 
別のネットバンクにおいても、ランクに応じて振込手数料が一定回数無料となります。最も高いランクに到達すると、他行への振り込みが月に最大50回まで無料となるネットバンクもあります。
 

振込手数料を節約する方法は?

ここまで解説したとおり、ネットバンクのほうの振込手数料が安い傾向にあるため、可能であればネットバンクに口座を開設することをおすすめします。ランクに応じて振込手数料が一定回数無料となるネットバンクが多いため、月に数回程度の振り込みをする場合は振込手数料をゼロにできる可能性が高いです。
 
また、大手バンクに口座を持っている場合も、インターネットバンキングを利用することで振込手数料を節約できます。ATMから他行への振り込みが880円かかる某メガバンクを例に挙げると、インターネットバンクを利用することで他行への振り込みが3万円未満は154円、3万円以上が220円になります。この差は大きいです。
 
どうしてもATMを使用したい場合は、ATMでキャッシュカードを使って振り込むことをおすすめします。同じメガバンクを例に挙げると、同行キャッシュカードを使用して他行に振り込んだ場合の手数料は、1回あたり275円です。同行キャッシュカードを使用するだけで、880円かかっていた振込手数料が275円まで節約できるのは大きいでしょう。
 

ほんのひと手間で振込手数料は節約できる

メガバンクの振込手数料は高い傾向にあり、窓口やATMから他行に振り込むと1回につき1000円近い振込手数料がかかることもあります。
 
振込手数料を節約するために最も効果的なのは、ネットバンクに口座を開設するか、現在利用している銀行でインターネットバンキングを利用する方法です。条件を満たせば振込手数料が無料となるケースもあるため、ぜひこの機会に見直してみてはいかがでしょうか。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
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