更新日: 2023.07.24 その他暮らし

カーリースの中途解約はできるの? 解約金や契約の注意点などを解説!

執筆者 : FINANCIAL FIELD編集部

カーリースの中途解約はできるの? 解約金や契約の注意点などを解説!
カーリースしたものの「思ったより使わない」という理由で、中途解約を検討している人もいるかもしれません。初期費用をかけず、月々の定額料金で好みの車に乗れるカーリースですが、そもそも中途解約はできるのでしょうか。
 
この記事では、カーリースを「思ったより使わない」という理由で中途解約ができるかどうかを説明し、中途解約ができる可能性がある事例などを紹介します。
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「思ったより使わない」という理由でカーリースは中途解約できない

カーリースは、原則として中途解約ができない契約です。したがって、契約期間中に車を「思ったより使わない」という理由で中途解約はできません。その理由はカーリースの仕組みにあります。カーリースは、リース会社が車を購入し契約者へ、リースする仕組みです。
 
リース会社が車を購入した代金は、車の使用者が契約期間中に支払う月々の定額料金から回収します。リース契約期間中に中途解約されると、リース会社は車の購入代金を回収できないため、カーリースは原則として中途解約ができないのです。
 

カーリースを中途解約できる可能性のある理由

カーリースを中途解約できる可能性があるのは、やむを得ない理由がある場合です。ただ、リース会社によって「やむを得ない理由」は異なる可能性があることを理解しておきましょう。一般的に、中途解約が認められる事例としては「契約者の入院や死亡」「海外への転勤」など、車を長期間、または今後利用できない理由がある場合です。
 
また、リース会社によっては「家族増加によりリース車では乗員数が不足」という理由も認められる可能性があります。途中解約をする場合の違約金は、残り期間のリース料、修理費用(傷やヘコミなど)、そのほかの総額から、車検代、定期メンテナンス費用などを差し引いた金額が、実際に支払う違約金となります。なお、違約金は現金一括払いしか認められない場合がほとんどです。
 
中途解約をする場合、ほとんどのケースで違約金や解約金が発生しますが、対応はリース会社によって異なります。やむを得ない理由により中途解約を希望するなら、まずはリース会社に問い合わせてみましょう。
 

カーリースの中途解約を避けるポイント

ほとんどのケースで違約金や解約金が発生するため、カーリースの中途解約は避けたいものです。ここでは、中途解約を避けるため、契約時に押さえておきたいポイントを紹介します。
 

契約期間を検討する

転勤が多い人や家族が増える予定がある人は、自分や家族に合った契約期間を選択するのがポイントです。契約期間は長ければ長いほど月の定額料金は抑えられる傾向にありますが、中途契約による違約金や解約金の発生リスクも高くなります。自分や家族のライフプランに合わせた、適切な契約期間を検討しましょう。
 

プラン内容を検討する

自分に合ったプラン内容があるリース会社を選ぶのもポイントです。リース会社によっては、契約期間中に車を変更できるプランや、違約金なしで自由に中途解約できるプランもあります。複数のリース会社を比較して、自分に合ったプランを見つけましょう。
 

不測の事態への備えも重要

リース会社側から強制解約される不測の事態への備えも重要です。強制解約時には、違約金が発生します。保険加入など、しっかりとリスクに備えておきましょう。
 

自分に合った契約でカーリースの中途解約を防ごう

カーリースの契約期間中は、「思ったより使わない」という理由では中途解約はできません。中途解約できる可能性があるのは、「やむを得ない理由」があるときです。ただ、ほとんどのケースで違約金や解約金が発生します。そのため、できるだけカーリースの中途解約は避けたいものです。自分のライフプランに合った契約期間やプラン内容を検討し、中途解約を防ぎましょう。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
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