更新日: 2023.07.29 その他暮らし
ラジオだけならNHK受信料は不要? テレビがない家庭向けのNHK活用術
テレビを設置している場合はNHK受信料を支払う必要がありますが、ラジオに関してはNHK受信料を支払わなくても聴くことができます。
こちらの記事では、NHKの受信料やラジオで収集できる情報などを紹介していきます。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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NHK受信料はいくら?
自宅にテレビを設置している場合は、NHK受信料を支払う必要があります。また、テレビ以外にもチューナー内蔵パソコンやワンセグ対応端末などを持っている場合も、NHK受信料を支払わなければなりません。
2023年7月現在のNHK受信料は下記のようになっています。
・地上契約:1225円/月(振込用紙で支払う場合は1275円)
・衛星契約:2170円/月(振込用紙で支払う場合は2220円)(本料金は沖縄県のみ異なる)
テレビ(地上)を設置している場合は「地上契約」、衛星放送を受信できる場合は「衛星契約」を結び、所定の受信料を支払う必要があります。年間で1万円~2万円程度の出費となることから、家計に与える影響は小さくないでしょう。
なお、公的扶助受給者や市町村民税非課税の障がい者の方など、一定の条件に該当する場合は、受信料の全額または半額が免除となります。
ラジオだけの場合はNHK受信料を支払う必要はない
テレビなどを設置せず、ラジオでNHKを聞く場合はNHK受信料を支払う必要はありません。
そのため、「受信料を払いたくない」と考えているものの、ニュースなどを通じてNHKが発信する情報を収集したい場合はラジオを活用しましょう。
NHKラジオはスマホやタブレットでも聴ける
NHKラジオのサービスを「NHKラジオ らじる★らじる」といいます。
「NHKラジオ らじる★らじる」は、車などのラジオだけでなく、アプリをインストールすればスマホやタブレットでも聴くことが可能です。聴きたいときにいつでも聴けるため、気象情報や交通情報などをリアルタイムで知りたいときは、アプリをインストールしておくと便利です。
NHKラジオのサービス
「NHKラジオ らじる★らじる」には、ニュースや気象情報以外にも、さまざまな番組があります。
・語学を学ぶチャンネル
・音楽を聴くチャンネル
・スポーツ中継チャンネル
ニュースなどの役立つ情報だけでなく、教養を深めたり、趣味を楽しめる番組も聴くことが可能です。テレビを設置せずとも有益な情報を得られる点は、「NHKラジオ らじる★らじる」を利用するメリットです。
テレビを手放す場合は放送受信契約の解約が必要
「ラジオで充分だから、テレビを手放したい」という場合は、放送受信契約の解約手続きが必要です。手続きをしないと受信料を支払い続けることになるため、忘れずに手続きを行いましょう。
受信契約の解約手続きは、所定の届出書を提出して進めます。NHKふれあいセンター(営業)に連絡して、手続きを進めましょう。
まとめ
テレビがない家庭向けのNHK活用術として、ラジオの活用を紹介しました。また、NHKの受信料を払うことに抵抗があり、特段、テレビを持つ必要性を感じない場合は、テレビを手放すことを検討してみてはいかがでしょうか。
スマホやタブレットを活用すれば、ラジオから充分、有益な情報を得られるため、ぜひ有効活用しましょう。
出典
NHK NHK放送受信契約・放送受信料についてのご案内
NHK「NHKラジオ らじる★らじる」 よくあるご質問
NHK 受信契約とはなにか
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー