更新日: 2023.08.02 その他暮らし

車検代を2万円削減するためには?知って得するマル秘節約術3選

車検代を2万円削減するためには?知って得するマル秘節約術3選
マイカーをお持ちの方にとって、ゆううつに感じることは、数年に一度発生する、高額な車検代ではないでしょうか。まとまったお金が必要となるため、少しでも安くしたいと考える人も少なくありません。
 
今回は、そんな車検代を、2万円削減するためのマル秘テクニックについて、ご紹介いたします。
FINANCIAL FIELD編集部

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車検代はなぜ高い? 車検費用の内訳について

車検には、基本費用のほかに、消耗したブレーキパッドなどのパーツを交換する費用がかかります。また、検査実施時の手数料や、自動車重量税などの法定費用も含まれています。
 

車検基本費用

24ヶ月定期点検料や、整備技術料などが含まれた費用です。カーディーラーやカー用品店など、依頼するところによって差異が発生します。車検代行手数料によっても異なるため、業者選びのチェックポイントとして、考えておくとよいでしょう。
 

パーツ交換費用

車検は、パーツの破損や劣化がひどいと通りません。前回の車検から数年たった車は、ブレーキパッドやバッテリー、タイミングベルトやタイヤといった部品が消耗しています。これらは、定期点検で交換が必要かどうかの確認を行い、次回の車検までの期間で、必要に応じて取り換えておきます。
 

検査手数料

パーツ交換後、車体に問題がないと判断されたら、各自治体にある運輸局で車検が行われます。検査費用は、軽自動車が2200円に対して普通自動車の場合は2300円、小型自動車が2200円です。
 
費用は、国で決められた金額でもあるため、業者による割り引きなどはありません。検査手数料は印紙を用いて支払うため、別名で印紙代とも呼ばれています。
 

法定費用

検査手数料と同じく、車検実施時に必要となるのが自動車損害賠償責任保険(自賠責保険)や自動車重量税といった法定費用です。特に自動車重量税は、車体の重さが0.5トン違うと、納める金額も増える仕組みになっています。
 
また、初度検査から数えて13年、または18年を超えた場合、通常よりも納税額が増えるため、車検を依頼する際には注意しましょう。
 

どうすれば2万円削減できる? おすすめマル秘節約術

車検代を2万円削減するためには、あらかじめ、複数の車検業者に見積もり依頼を出したあと、整備内容などを、自分の目で確認しておくとよいでしょう。
 
また、劣化したパーツの交換は、新品ではなく、リビルト部品や中古部品を選ぶことをおすすめします。
 

複数の車検業者に見積もり依頼を出す

検査実施の前に、車検サービスを取り扱う業者を複数ピックアップして、見積もりを依頼しましょう。費用の相見積もりをとることで、一番安い車検業者を探し出すことができます。
 
車検専門業者などは、比較的安価で車検が行えますが、より車のことを知り尽くしたところに依頼したいということであれば、カーディーラーがおすすめです。
 

整備内容や見積もり内容をよく確認する

見積もり依頼を出すときに、必ず確認しておきたいことが、点検の実施内容です。費用を極端に安く設定した業者のなかには、整備の質が低く、車検後に、思わぬ問題が発生するケースもあります。
 
実際に出向いた際には、見積もり内容や整備内容を分かりやすく説明してもらえたりするような、信頼できる業者を選びましょう。
 

パーツ交換はリビルト品や中古部品を依頼する

消耗したパーツの交換時に、車検業者から、新品パーツの使用を打診される場合があります。長距離を運転する車など、消耗が激しい環境であれば、新品パーツでもよいのですが、車検費用を抑えるならば、中古部品やリビルト品を選ぶとよいでしょう。
 
リビルト品とは、整備工場などで、廃車処理された車から取り出した部品を指します。あらかじめ安全基準をクリアした部品であるため、中古部品よりも、状態のよい部品として使用できます。
 
また、エンジンオイルやオイルフィルターなどは、日頃から定期的に点検することで、車検前の交換を避けることが可能です。
 

2万円節約できる方法を実践して車検費用を安くしよう

高額な車検代には、基本料金のほかに、劣化したパーツの交換費用や法定費用など、車に安心して乗るための費用が含まれています。できる限り安く済ませるためにも、複数の業者に見積もりを依頼して、予算に合わせたパーツ選びを行うとよいでしょう。
 

出典

国土交通省 自動車検査登録総合ポータルサイト 車検手続きのデジタル化のお知らせ
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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