更新日: 2023.08.03 その他暮らし

「ワイパーブレード」の寿命と交換頻度はいつ?具体的な期間と効果的な交換タイミングを解説

「ワイパーブレード」の寿命と交換頻度はいつ?具体的な期間と効果的な交換タイミングを解説
ワイパーブレードとは、どのような役割がある部品なのでしょうか。
 
ワイパーブレードの役割や、交換に適したタイミング、交換をしないと起こる可能性があるトラブルについて、紹介いたします。
FINANCIAL FIELD編集部

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)

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ワイパーブレードにはどんな役割がある?

ワイパーには、フロントガラスやリアガラスに付いた雨や雪のほかに、泥やホコリを取り除く役割もあります。一般的な車では、フロントガラスに2本、リアガラスに1本のワイパーが装備されています。
 
ワイパーを構成するのは、ワイパーアームとワイパーゴム、ワイパーブレードの三つの部品です。
 
ワイパーアームは車体に取り付けられていますので、取り換えることができません。ワイパーゴムは、ガラス部分に接していて、雨や雪を拭き取ります。ワイパーブレードは、ワイパーゴムを支えるための部品で、金属や樹脂などでできています。
 
フロントガラスのカーブに沿って雨や雪をきれいに拭き取り、運転時の視界を確保してくれる、必要不可欠な部品です。
 

ワイパーブレードの種類や交換時期とは?

ワイパーには、複数の種類があります。それぞれの特徴やメリットについて、みていきましょう。また、適切な交換の時期についても、紹介します。
 

ワイパーブレードの種類とは?

ワイパーブレードには、三つの種類があります。一つめのトーナメントタイプは、もっとも多くの車で使われているタイプです。アームとのつなぎ目部分が、トーナメント表のように枝別れしている形状であり、金属のフレームがゴムを支えます。強度が高く、入手しやすいことが特徴です。また、価格も安い傾向にあります。
 
次に、フラットタイプは、ワイパーゴムと一体になっています。一度に、多くの雨粒を拭き取れることが特徴です。大きなフロントガラスや、カーブが大きなフロントガラスの車に適しています。輸入車に多く採用されているタイプで、交換の際は、ゴムも一緒に換える必要があるため、費用が高くなりがちです。
 
最後のエアロタイプは、デザインタイプとも呼ばれ、 トーナメントタイプとフラットタイプのよい部分を併せ持っています。ガラスにフィットする形状になっており、ワイパーゴムとは別々に交換できる製品もありますが、トーナメントタイプよりも、価格は高めです。
 

ワイパーブレードの交換時期とは?

ワイパーは、雨風や紫外線にさらされている部品です。また材質の関係で、劣化しやすいために、定期的に交換することが必要です。
 
交換をする時期には、はっきりとした決まりはありませんが、1年に1回程度の頻度で、交換するのがよいといわれています。雪や雨が多く、頻繁に使用するなど、状況によっては、もっと短いサイクルでの交換が望ましいこともあります。
 

ワイパーブレードを交換しないままだとどうなる?

ワイパーブレードを交換せずに使い続けると、ムラが生じて、水滴や雪を取り除くことができなくなります。視界が悪いことから、運転に支障が出て、事故につながる可能性も考えられます。
 
ワイパーを動かしたときに、線のようなスジが残るとか、拭き残しが目立つ、異音がするなどの症状や、破損を発見した場合は、速やかに交換しましょう。
 

ワイパーブレードの交換方法

ワイパーブレードは、自分で交換することが可能です。カー用品店やディーラーに、依頼することもできます。
 
車種や型式によって、適合するワイパーブレードは異なります。カー用品売り場に行くと、たくさんのブレードが並んでいますが、車種、年式、型式などから、適合している製品を調べたり、ワイパーブレードに記載されているシリアルナンバーやメーカーから、同じ製品を選んだりする方法があります。
 
またワイパーブレードには、夏用と冬用の製品があります。雪が多く降るエリアでは、季節ごとに、取り換えるように心がけましょう。
 

ワイパーブレードは定期的に交換しよう

ワイパーブレードは、ワイパーの部品の一つで、ゴムを支えるという重要な役割があります。劣化が進むと、ワイパーが機能せずに、視界が遮られ、事故につながるおそれがあります。
 
使用する頻度や気候によっても異なりますが、安全に走行するためには、1年に1回は、交換をすることをおすすめします。車種や型式をチェックして、適合している製品を選ぶようにしましょう。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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