更新日: 2023.08.03 その他暮らし

お金を理由にジムを諦めてない? 通うべき理由と安価に通う方法を紹介

執筆者 : FINANCIAL FIELD編集部

お金を理由にジムを諦めてない? 通うべき理由と安価に通う方法を紹介
健康づくりの方法として「ジム」を挙げる方が多い反面、金銭的理由でジム通いを諦める方がいるのも事実です。「株式会社ヒューネル」の調査によると、ジムやフィットネスジムを利用したことがない人の多くが、その理由として「お金がない」ことを挙げていました。
 
そこで本記事では、ジム費用の相場や節約方法、ジム通いをすることで、将来、得られる金銭的メリットについて紹介します。ジム選びの参考にしてください。
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ジムの相場とコスパ良く通う方法

ジム・フィットネスの月額料金はサービス内容によって異なります。
 

ジム費用の相場

ジムで最も高額なサービスはパーソナルトレーニングを始めとする個別プログラムでしょう。パーソナルトレーニングを受けられるジムの月額料金は10~15万円が相場です。
 
中間層の価格帯のジムはスタジオプログラムやプールを備えており、利用時にインストラクターがサポートしてくれる場合が多くみられます。相場は月額6000~15000円程前後です。
 
1番リーズナブルなジムの形態としては「24時間ジム」が挙げられます。「24時間ジム」の多くはスタジオやプールがなく、マシン中心のトレーニングを行います。また、人件費削減のためスタッフが少数、もしくは無人の場合もあるのが特徴です。相場は月額3000円~1万円未満です。
 

ジム費用はどれくらい節約できる?

ジムにかかる費用は工夫次第で節約できます。リーズナブルなジムに通ったうえで、さらに食事を自炊することで、月に数万円の節約が可能です。
 
まず、利用回数が無制限のジムでスタジオプログラムやプール、スパを利用し、1日3食をトレーニング専用食にした場合をシミュレーションしましょう。一般的には、ジムに約1万円、食費に約5万円の、合計、月に6万円程度がかかります。
 
一方、24時間ジムでマシントレーニングのみを行い、低糖質・高たんぱくの食事を自炊した場合は、1ヶ月でジムに約3000円、食費に約3万円の計3万3000円程度で済みます。前者と比較すると約2.7万円も節約できました。
 
ジム費用を安価に抑えるには、24時間ジムなどの月額料金が安価な施設を利用するとよいでしょう。また、ジムによっては利用頻度や時間帯によって利用料が安くなる場合があります。「週1回まで」「平日の夜のみ」など、ご自身の生活スタイルに合ったプランを選択しましょう。トレーニングウェアのレンタルやロッカーの使用など、オプションサービスにかかる費用も確認が必要です。
 

健康づくりは金銭的なメリットが大きい

ジムへ通い健康へ投資することで、どのような金銭的なメリットがあるのでしょうか?
 

生活習慣病になると医療費がかさむ

運動不足が生活習慣病の一因となることは、みなさんご存じでしょう。生活習慣病の中でも、特に糖尿病は、治療が永続的になり、合併症を引き起こす可能性があることが知られています。
 
糖尿病情報センターによると、糖尿病により薬物療法(経口薬・インスリン注射)と血糖測定が必要な場合、医療費は月に1万1430円(3割負担)程度がかかる見込みです。また、経過不良の場合や、薬剤の導入期には、2週間程度の入院が必要になる場合があります。その際の医療費は3割負担で16万円ほどかかる見込みです。
 

ジムの利用は医療費の節約に

ジムは月数千円から利用できる安価な施設もあります。一方、生活習慣病による金銭的損失は月に数万円に上ることもあります。しかも、それが長年続く場合も覚悟しなければいけません。
 
今からジムに通い始めることは、将来の医療費を節約し、健康な人生を送るための「投資」と言えますね。
 

まとめ

今回は、ジムの費用の相場や安価に通う方法、ジムに通うべき理由ついて紹介しました。
 
ジムは工夫次第でリーズナブルに利用することができます。ご自身の将来のために、ジムでの健康づくりを検討してください。
 

出典

株式会社ヒューネル ジム・フィットネスについてのアンケート調査
国立研究開発法人 国立国際医療研究センター 糖尿病情報センター 糖尿病とお金の話
株式会社 創新社 日本医療・健康情報研究所 糖尿病ネットワーク 糖尿病の医療費・保険・制度
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
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