更新日: 2023.08.13 その他暮らし
お盆明け、いつにもまして仕事へ行きたくない…!休み明けの「憂鬱な気持ち」はどうすればいい?
ほとんどの方は、このように思った経験があるのではないでしょうか。
連休明けにだけ、そう思う方もいれば、常にそう思っていて、連休後は特にゆううつという方もいらっしゃるでしょう。なかには「しんどいので休みたいけれど、金銭的にカツカツなので休むわけにはいかない」という状況の方も。
今回は、多くの方が「仕事に行きたくない」と思っている原因と、その対処方法をご紹介します。お盆明けのゆううつな気持ちを、少しでも楽にできるように、対策をとっておきましょう。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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仕事に行きたくない! みんなが抱える悩みとは
休み明けには、仕事へ行きたくないと思う方は多いでしょう。人事のトータルソリューションを提供する「株式会社ベクトル」が実施したアンケート調査では、95%もの人が「仕事に行きたくない」と感じたことがあると回答しています。
また、同調査にて「仕事に行きたくない」と思う原因として特に多かったのが、下記の理由でした。
1. 職場に苦手な人がいる
2. 疲れが取れていない
3. やる気が起きない
人間関係に関する悩みは、ほかにも「人間関係が悪い」「人付き合いに疲れた」「セクハラ・パワハラがある」などが挙げられています。お盆の連休で、人間関係のわずらわしさから解放されると、余計にこうした悩みに気が重くなり、仕事に行きたくないと感じる方も多いはずです。
対処法1 考え方を変えてみる
仕事へ行きたくないときの対処法として、下記のように、考え方を変えてみるという方法があります。
●人間関係の悩みに気が散る場合:お金をもらうためと割り切る、友人に話す愚痴のネタにしようと考える
●仕事そのものをしたくない場合:ランチや、退勤後のちょっとしたぜいたくなどで、気持ちをシフトさせて、仕事は淡々とこなす
●心身が疲れている場合:職場での振る舞い方や、仕事に対するスタンスを見直してみる
連休明けの「仕事に行きたくない」という気持ちは、その気持ちを割り切ったり、楽しみに意識を向けたりすることもよいでしょう。
ただし「長期的に悩んでいて、連休明けは特にしんどい」といった場合には、仕事や職場に対するスタンスを、見つめ直す必要があるかもしれません。
完璧主義の傾向があり「自身で全てチェックしないと気がすまない」という方は、少しずつ、他人に業務を任せるようにしてみると、負担が減って、「仕事に行きたくない」と思うことが減る可能性があります。
「社会人なのだから、我慢しなくては」と、いろいろなことをため込みがちな方は、同僚や先輩に愚痴をいうことで、気持ちが楽になるかもしれません。
連休明けは、考え方を変えるのには、よいタイミングだと捉えることをおすすめします。
対処法2 素直に休む
「仕事に行かなければ、お金がない」と思って、休むわけにはいかないと、がんばっている方もいらっしゃるでしょう。しかし、もしも腹痛・どうき・めまい・手の震えなどの身体症状があるようであれば、思い切って、仕事を休むことも大切です。
身体症状が出ているにもかかわらず、無理をして出社すると、めまいで立てなくなって救急搬送されて、そのまま入院したという事例が、確認されています。
なかには、無理をして出社し続けた結果、うつ病を発症して、退職せざるを得なくなったうえに、何年もメンタルクリニックへ通院する人もいます。無理をして、入院・通院や退職に追い込まれれば、さらに、金銭的な窮地に立たされることになるでしょう。
それならば、1日休みを取って、考えをまとめて、割り切って働いたほうがよいのか、それとも職場を変えたほうがよいのかを、落ち着いて判断することも大切です。
辛いときは落ち着いて対処法を考えてみて
お盆明けの、連休を取った後の仕事は、誰しも気が重いものです。悩みの程度に応じて、考えを変えてみたり、思い切って休んだりして、適切な対処方法をとることが大切です。無理をしすぎずに、周囲に仕事を割り振るなどして、関わり方を見直してみましょう。
出典
株式会社ベクトル 「仕事に行きたくない理由やタイミング、その時の対処法についてのアンケート調査」(PR TIMES)
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー