帰省時に子どもが「お盆玉」をもらいました。お返しなどは必要ですか?

配信日: 2023.08.14

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帰省時に子どもが「お盆玉」をもらいました。お返しなどは必要ですか?
お盆の時期に合わせ、帰省する人は多いでしょう。お盆はお墓参りなどもあり、普段はなかなか会えない親戚が顔を合わせやすい時期です。子どもがいる家庭なら、親戚や祖父母らから「お盆玉」をもらうこともあります。ところで、お盆玉とはそもそもどういったものなのでしょうか。今回は、お盆玉の意味やお返しの必要性などを解説していきます。
FINANCIAL FIELD編集部

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お盆玉とは?

お盆玉という言葉が使われるようになったのは、山梨県に本社を置く紙製品の会社が始めたのがきっかけと言われています。
 
日本には、お正月に子どもを中心としてお年玉をもらう習慣が古くからありますが、お盆玉もお年玉と同様、親や祖父母、おじ・おばといった親戚からもらうお小遣いのことです。お盆玉という言葉自体は新しいものですが、お盆の帰省時に子どもがお小遣いをもらう風習は昔からあるようです。
 
地域や家庭によっても違いはありますが、子どもの頃にお盆の時期に帰省して、祖父母や親戚からお小遣いをもらったことがある人もいるのではないでしょうか。最近はそういったお小遣いを「お盆玉」と書かれたポチ袋に入れて渡す人も増えているようで、意味合いとしては、お年玉の夏バージョンといったところでしょう。
 

お盆玉をもらったときのお返しは?

子どもがお盆玉をもらっても、お年玉と同じでお返しをする必要はありません。お祝いなどとは違うので、基本的にお返しは不要です。ただし、お盆玉をくれた人にも子どもがいる場合は、相手の子どもに対してお盆玉を渡すとよいでしょう。
 
お盆玉は、どこで誰からもらうかはわかりません。子どものいる人からもらったときにすぐに返せるよう、お盆玉の袋を用意しておくと安心できます。
 
郵便局やコンビニ、文具店など、お盆玉用ののし袋・ポチ袋を扱うところは増えています。毎年さまざまなデザインのものが出ているので、帰省前に買っておくのもいいでしょう。渡すときの相場についても、お年玉と同じ感覚で考えるのが一般的のようです。
 

お礼がしたいときは負担にならないものを

目上の人から子どもに対してお盆玉をもらったときは、気を遣い過ぎるほうが失礼になることもあります。普段はなかなか会えないために、お小遣いを渡したい親や祖父母もいます。お返しをするほうが気を使わせてしまうこともあるので、言葉でお礼を伝えるだけでも問題ありません。
 
基本的にお返しは不要といっても、たくさんもらった場合は気にしてしまうものです。金額が多くどうしてももらいっぱなしが気になるときは、負担にならない程度で何かお礼をするのもいいでしょう。堅苦しく考えることはなく、普段使ってもらえそうな雑貨やお菓子などお土産程度のもので十分です。子どもの写真を添えたお礼状やメールなどでも失礼になることはありません。
 

お盆玉は基本的にお返し不要

お盆玉はお小遣いとしてもらうもので、お年玉同様、基本的にお返しは要りません。子どもがもらったときは、言葉でお礼を伝えるだけで十分です。孫に会えることを楽しみにしている祖父母も多いので、気を遣うほうが失礼になることもあります。ただ、子どもがいる人からもらったときは、相手の子どもにもお盆玉を渡せるように準備しておくといいでしょう。
 

出典

株式会社マルアイ 『お盆玉』2023年版を発売します。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
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