更新日: 2023.08.15 その他暮らし

子どもがよく服を汚すので、夏は洗濯機を「4回」まわします。どうすれば「節約」できますか?

子どもがよく服を汚すので、夏は洗濯機を「4回」まわします。どうすれば「節約」できますか?
洗濯物の量は人数分だけ増えるため、家族の人数が多いほど、水道代や電気代が気になるという家庭も多いようです。ただ、洗濯回数については同じ人数がいる家庭であっても異なります。
 
例えば、4人家族で1日4回洗濯機をまわした場合、水道代や電気代はいくらかかるのでしょうか。本記事では、1日4回洗濯機をまわす場合の費用と節約方法について解説します。
FINANCIAL FIELD編集部

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1日洗濯4回で約108円必要

こちらでは「パナソニック」「日立」「東芝」「シャープ」の洗濯機を例に、標準運転時の洗濯のみでかかる金額を算出しました。
 
なお、パナソニックの商品サイトによると洗濯機容量の目安は「1人1日約1.5kg+αの余裕」のため、今回は4人家族におすすめの容量である「7~10kg」の洗濯機をピックアップしました。
 

・全自動洗濯機Fシリーズ NA-F7PB1

パナソニックの全自動洗濯機「Fシリーズ NA-F7PB1」は、1回で7kg分の洗濯が可能です。1回当たり水道代が約29円、電気代が約3.1円かかります。1日4回洗濯した場合、水道代が約116円、電気代が約12.4円になるので合計128.4円です。
 

・タテ型洗濯乾燥機 ビートウォッシュ BW-DX100H

日立のタテ型洗濯乾燥機「ビートウォッシュ BW-DX100H」は、1回で10kg分の洗濯が可能です。1回当たり水道代が約25円、電気代が約1.6円かかります。1日4回の洗濯で、水道代が約100円、電気代が約6.4円必要なので、合計106.4円です。
 

・縦型洗濯乾燥機 ES-PW8G

シャープの縦型洗濯乾燥機「ES-PW8G」は、1回で8kg分の洗濯が可能です。1回当たり水道代が約20円、電気代が約1.9円かかります。1日4回の洗濯でかかる水道代が約80円、電気代が約7.6円必要なので、合計87.6円です。
 

・全自動洗濯機 ZABOON AW-8DH3

東芝の全自動洗濯機「ZABOON AW-8DH3」は、1回で8kg分の洗濯が可能です。1回当たり水道代が約25円、電気代が約2.6円かかります。1日4回の洗濯でかかる水道代が約100円、電気代が約10.4円必要なので、合計110.4円です。
 

洗濯機の使用でかかる水道代や電気代を節約するには

洗濯を1日4回する場合、水道代と電気代のほかに洗濯回数分の洗剤も必要です。
 
仮に1日4回の洗濯で洗剤代を108円とすると、1ヶ月(30日と設定)当たり3240円かかりますが、洗濯をまわす回数を1日3回に抑えただけでも810円の節約が可能です。そこで、こちらでは洗濯代を抑えるための方法について紹介します。
 

・1回着用しただけで洗濯しない

夏場は汗をかきやすいので難しいですが、汗をかきにくい季節であれば、インナー以外の服は着用ごとに毎回洗わないようにするのもひとつの方法です。
 
着用後に洗わない服は洋服ブラシでホコリをとったり、陰干しをしたりなどで対策できます。また、衣服用の消臭スプレーやスチームアイロンを使用するのもおすすめです。
 

・汚れが少ないものはお急ぎコースを選択する

汚れが少ない服であれば標準コースで洗わず、短時間で洗濯できる「お急ぎコース」を選びましょう。各機種によって名称は異なりますが、お急ぎコースは洗濯機の稼働時間が短いので、電気代などの節約につながります。
 

・乾燥機能はできるだけ使用しない

乾燥機能は急いで着たい服があるときに便利ですが、電気代が大幅に高くなるので注意が必要です。例えば、今回紹介した洗濯機の場合、乾燥機を使用しただけで1回当たり電気代が40~50円も高くなります。
 
節約のためには、乾燥機能をできるだけ使わないようにしましょう。洗濯洗剤のなかには部屋干ししたときなどに便利な速乾性タイプもあるので、上手に活用してください。
 

洗濯量自体を減らして節約しよう

今回紹介した洗濯機であれば、洗濯を1日4回すると水道代と電気代だけで1日当たり約88~128円かかります。洗濯だけで1ヶ月(30日)当たり2640~3840円ほどかかることになるので、着用後に毎回洗濯しなければならないものと、しなくてもよいものに分けるのもおすすめです。
 
毎回洗わないものには、スチームアイロンや洋服ブラシなどを活用できます。また、速乾タイプの洗濯洗剤を使用して、乾燥機の使用回数を減らしましょう。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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