更新日: 2023.08.16 その他暮らし
同棲の「生活費」ってどう折半すればいいですか? 私のほうが年収が低いので、「きっちり半分」だとキツイです…
この記事では、恋人と同棲する場合の、生活費の折半の方法について解説します。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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同棲における生活費の折半の方法
恋人と同棲する場合、生活費を折半する方法には、主に以下の3つがあります。
・収入比率に応じて折半する
カップルの収入に差がある場合、きっちり半分では低いほうの負担が高くなってしまいます。オーソドックスなのは、それぞれの収入に応じて負担の割合を変える方法です。給与の額面ではなく手取りで考えましょう。
例えば、毎月の手取り収入がそれぞれ30万円と20万円のカップルの場合、家賃などの生活費を3:2の割合で負担すれば、金額面での負担感は公平になります。お互いが自由に使えるお金も適度に残せるため、ケンカの種も減るでしょう。相手の負担割合が大きく、一方で自分のほうが定時退社できるなど労働時間が短い場合は、その分家事を多めにしてバランスを取るのも1つの手です。
・生活費の項目で担当を分ける
同棲にかかる生活費の項目には、家賃や水道光熱費、食費、通信費、駐車場代などが挙げられます。居住地にもよりますが、一般的に一番大きいのは家賃でしょう。ざっくりとしたやり方でかまわなければ、収入が高いほうに家賃を負担してもらい、残りは片方が負担する方法もあります。
ただし、生活費は大きく、家賃や通信費、駐車場代などの「固定費」と、食費や日用消耗品代などの「変動費」の2つに分かれます。水道光熱費もシーズンによって金額が上下しやすいでしょう。固定費と変動費の特徴に注意しておかないと、思っていたほど公平な分担にならない場合もあります。
例えば、同棲後に外食ばかりしていると、想定以上に食費がふくらんでしまいます。もめごとを避けるには、家計簿をつけて項目ごとの出費を確認し、定期的に分担や割合を見直すことが大切です。
・共通の財布から生活費を出す
共通の口座を作り、お互いが決まった金額を毎月入れて、そこから家賃などすべての生活費を支払う方法です。月々の入金額はそれぞれの収入に応じて決めてもよいでしょう。管理がしやすく、お金が余れば貯金できます。
ただし、共通の財布から払うのはあくまで二人に関係する生活費にしておきましょう。それぞれの洋服代や美容代、医療費まで共通の財布から支払うと、相手が不満を持つ可能性があります。また、万が一赤字になった際にどのように補てんするかもルールを決めておきましょう。
同棲中に相手の金銭感覚も把握しよう
同棲中の生活費は収入比率で折半するのが一般的です。同棲後にもめないように事前によく話し合っておきましょう。同棲して生活費を折半したり、節約を試みたりするうちに、相手の金銭感覚も分かってくるものです。
結婚を前提とした付き合いならば、金銭感覚はチェックしておきたいポイントの1つです。相手の金遣いが荒くないか、金銭感覚の価値観が自分と大きくズレていないか、同棲中にしっかりと見極めましょう。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー