更新日: 2023.08.23 子育て
「お母さん! 映画館に行きたい」子どもとお得に映画を観よう!
そこで今回は、チケット代金値上げの背景と、お得に映画を観る方法について詳しく解説します。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
ファイナンシャルプランナー
FinancialField編集部は、金融、経済に関する記事を、日々の暮らしにどのような影響を与えるかという視点で、お金の知識がない方でも理解できるようわかりやすく発信しています。
編集部のメンバーは、ファイナンシャルプランナーの資格取得者を中心に「お金や暮らし」に関する書籍・雑誌の編集経験者で構成され、企画立案から記事掲載まですべての工程に関わることで、読者目線のコンテンツを追求しています。
FinancialFieldの特徴は、ファイナンシャルプランナー、弁護士、税理士、宅地建物取引士、相続診断士、住宅ローンアドバイザー、DCプランナー、公認会計士、社会保険労務士、行政書士、投資アナリスト、キャリアコンサルタントなど150名以上の有資格者を執筆者・監修者として迎え、むずかしく感じられる年金や税金、相続、保険、ローンなどの話をわかりやすく発信している点です。
このように編集経験豊富なメンバーと金融や経済に精通した執筆者・監修者による執筆体制を築くことで、内容のわかりやすさはもちろんのこと、読み応えのあるコンテンツと確かな情報発信を実現しています。
私たちは、快適でより良い生活のアイデアを提供するお金のコンシェルジュを目指します。
映画チケット代金値上げの理由は?
2021年以前、映画のチケット代金は通常料金で1800円〜1900円が一般的でした。
しかし、帝国データバンクによる2023 年「映画チケット」価格改定動向調査によると、2023年6月に行われた価格改定により、主要50社のうち約4割が通常料金を2000円に設定しているとの調査結果となりました。それに加え、シニア料金やレイトショー料金もおおむね100円の値上げをしている映画館が多くみられます。
こうした値上げの背景にあるのは、円安による原材料価格の高騰や、水道光熱費の増加、アルバイトなどの人件費の増加が挙げられます。映画館を運営する費用の増加がチケット代金に反映されたといえるでしょう。
それと同時に最新設備を導入している映画館も多く、チケット代金が値上げした代わりに、最新機器の導入や、キャッシュレス決済の設置など、より快適に映画を観ることができる環境が整えられています。
映画を安く観る方法はある?
チケット代金の値上げは仕方がないとしても、少しでも安く映画を観たい、という人も多いのではないでしょうか。そのような場合は、映画館が展開しているさまざまな割り引きサービスを利用するのがおすすめです。
例えば、よく知られている方法は、前売り券の購入です。前売り券を購入した場合、通常料金よりも500円〜600円程度、安くなります。また、映画館や作品によっては親子で購入することでチケットが安くなる親子ペアが利用できます。親子ペアで購入すると、大人と子どもそれぞれで前売り券を購入した場合よりも、さらに100円程度安くなる映画館もあります。
ただし、作品により取り扱いのない場合や、一部の映画館では利用できないこともあるため、公式サイトなどで事前に確認が必要です。
サービスデーを活用するのもよいでしょう。どの映画館でも行われているものといえば、毎月1日のファーストデーが挙げられます。12月1日の映画の日以外、ファーストデーでは、チケット料金が1100円〜1300円になるのでお得です。
また、多くの映画館ではいずれかの曜日にチケット代の割り引きを行っています。例えば、TOHOシネマズは毎週水曜日をTOHOウェンズデイとしており、年齢制限なく、1300円でチケット購入が可能です。イオンシネマは毎週月曜日がハッピーマンデーとなっており、誰でも1100円で映画を観ることができます。ただし、一部の地域では導入されていないので、確認しましょう。
多くの映画を観る人は、映画館の会員になる方法もあります。会員特典として、例えば、何本か映画を観ると1本無料になったり、ポイントを貯めて、ドリンクやポップコーンに交換する、また子どもをキッズ会員にし優待を受けるなど、会員だけのサービスがさまざまあります。
そのほか、クレジットカードや携帯キャリアの中には映画チケットを安く購入できる優待が付いている場合がありますので確認してみましょう。
サービスデーや特典を上手に活用しよう!
映画のチケット代金は映画館が行っているさまざまな割り引き制度を活用することで通常料金よりも安くできます。特に子どもと一緒に映画を観たい場合は、親子ペアチケットを購入するのがおすすめです。
また、映画館の会員になることでさまざまな割り引きや特典を受けられます。いつも行く映画館が決まっているという人は、会員になることを検討してみてはいかがでしょうか。
出典
帝国データバンク 2023年「映画チケット」価格改定動向調査
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー