更新日: 2023.08.28 その他暮らし
推しを応援したい!投げたスパチャは「全額が収益」になるのでしょうか?
しかし、スパチャとして投げた額がそのまま収益として届くのか、手数料でいくらか差し引かれるのか、気になるところではないでしょうか。
もし、手数料で引かれる分が多いようならば、違う応援方法を検討したり、投げる金額を調整したりと、応援方法を再検討したい方もいらっしゃるでしょう。
そこで、今回は「スパチャのうち、クリエイターが収益として受け取れる割合」と「ファンができるほかの応援方法」について、それぞれご紹介します。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
ファイナンシャルプランナー
FinancialField編集部は、金融、経済に関する記事を、日々の暮らしにどのような影響を与えるかという視点で、お金の知識がない方でも理解できるようわかりやすく発信しています。
編集部のメンバーは、ファイナンシャルプランナーの資格取得者を中心に「お金や暮らし」に関する書籍・雑誌の編集経験者で構成され、企画立案から記事掲載まですべての工程に関わることで、読者目線のコンテンツを追求しています。
FinancialFieldの特徴は、ファイナンシャルプランナー、弁護士、税理士、宅地建物取引士、相続診断士、住宅ローンアドバイザー、DCプランナー、公認会計士、社会保険労務士、行政書士、投資アナリスト、キャリアコンサルタントなど150名以上の有資格者を執筆者・監修者として迎え、むずかしく感じられる年金や税金、相続、保険、ローンなどの話をわかりやすく発信している点です。
このように編集経験豊富なメンバーと金融や経済に精通した執筆者・監修者による執筆体制を築くことで、内容のわかりやすさはもちろんのこと、読み応えのあるコンテンツと確かな情報発信を実現しています。
私たちは、快適でより良い生活のアイデアを提供するお金のコンシェルジュを目指します。
スパチャの全額が収益にはならない
スパチャは、投げた金額のすべてが、クリエイターの収益になるわけではありません。活動の場を提供しているYouTubeへ、30%程度が手数料として支払われるようです。
つまり大まかにいえば、1000円分のスパチャを投げれば、700円分が、いわゆる「赤スパ」(「赤いスーパーチャット」の略、1万円以上の送金)として1万円を投げれば、7000円分が、それぞれクリエイターの収益になる計算です。
100円・300円・500円などの小額のスパチャを投げるケースもありますが、その際も同様の割合で差し引かれるため、70円・210円・350円などになります。
また、スパチャを投げる際の、使用デバイスにも注意しましょう。iPhoneやiPadでスパチャを投げると、Apple社への手数料も発生するため、クリエイターが受け取れる金額はさらに低くなります。
クリエイターへスパチャを投げる際は、デバイスと金額に注意する必要があるといえるでしょう。
推しを応援するほかの方法
スパチャを投げると、クリエイターが、スパチャを投げた人の名前やコメントを読み上げる文化があります。
ファンにとっては大きな魅力があるものの、投げれば、当然お金がかかり、金銭的に負担を感じることもあるでしょう。推しを応援する方法は、スパチャに限らないため、金銭的な負担を和らげるためには、以下のような応援の仕方もおすすめです。
●メンバーシップやYouTube Premiumに加入する
●リアルタイム視聴をする
●SNSで共有する
有料のメンバーシップに加入すれば、限定公開のコンテンツが用意されている場合も多いため、推しを応援しつつ、自身もより楽しめます。
また、YouTube Premiumに加入していれば、毎月の利用料金内から、視聴したクリエイターへ収益が分配されることもあります。複数のクリエイターを応援したい場合には、YouTube Premiumへの加入を検討してみてもよいでしょう。
くわえて、配信者にとっては、リアルタイム視聴の人数、いわゆる同時接続数も重要です。できるだけリアルタイム視聴をして、反応を伝えることもよいでしょう。ほかにも、配信していることをSNSで共有したり、アーカイブをSNS投稿したりすることで、推しの応援が可能です。
「推し活」やファンとしての存在の重さは、必ずしも使った金額によって量られるものではありません。無理なく、自身にあった方法で推し活を楽しむことが大切です。
無理なく長く推し活を楽しもう
スパチャを投げた場合は、30%程度が手数料として差し引かれたのちに、クリエイターの収益になります。また、使用デバイスによっては、さらに手数料が引かれる場合もあるため、注意が必要です。推しを応援する手段には、お金がかからない方法もあるため、無理はせずに、長く応援できるように工夫しましょう。
出典
Google LLC YouTubeヘルプ「YouTube で収益を得るには」
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー