更新日: 2023.08.28 その他暮らし

子どもたちが夏休みに入ってから約1ヶ月、「アイス代」がかさむ…!代わりになる食べ物ってある!?

子どもたちが夏休みに入ってから約1ヶ月、「アイス代」がかさむ…!代わりになる食べ物ってある!?
2023年7月の平均気温は28.7度で、昨年7月の平均気温より1.3度上昇していました。小学校や中学校が夏休みを迎えてから、35度を超える猛暑日が続き、アイスの消費が多くなっているご家庭も多いでしょう。
 
本記事では、アイスにかかる費用を少しでも抑えたい方に向けて、アイスの代わりになる食品をご紹介します。アイス代を少しでも抑えて、家計の負担を減らしましょう。
FINANCIAL FIELD編集部

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一般家庭の年間アイス支出額はいくら?

2022年に実施した総務省「家計調査」によれば、二人以上の世帯のアイスの支出金額は1万847円です。食費全体の支出は98万2661円で、アイスの構成比は1.1%と、アイスの占める割合が年々増加傾向にあります。
 
図表1

食費支出額 アイス年間支出額 構成比
2019 96万5536円 9701円 1%
2020 96万2373円 1万113円 1.05%
2021 95万2812円 1万148円 1.07%
2022 98万2661円 1万847円 1.1%

※総務省「家計調査」をもとに筆者作成
 
アイスの消費は、気温の上昇とともに増えていき、8月が、最も支出額が高い傾向にあります。
 

アイスの代わりになる食品は何?

「アイスクリームにかかる費用を減らしたい!」と、お考えのご家庭に向けて、アイスの代わりになる食品を3種ご紹介します。どれも手頃に購入できますので、夏休み中のお子さまと一緒に、アイス作りを楽しんでください。
 

フルーツを凍らせる

フルーツを凍らせれば、アイスの代わりになるほかにも、アイスのかさ増しとしても利用できます。
 
フルーツを冷凍する場合は、味が濃く、水分が少ない、繊維質のものを選びましょう。スーパーやコンビニで手軽に購入できる「バナナ」「りんご」「オレンジ」などがおすすめです。冷凍の際は、皮をむいたり、食べやすいサイズにカットしたりと、下処理を必ず行いましょう。
 
また、フルーツの缶詰も、容器に移せば、凍らせることができます。シロップ入りで凍らせたい場合は、食品保存容器を利用しましょう。シロップなしで凍らせたい場合は、キッチンペーパーでシロップを拭き取り、クッキングペーパーとラップフィルムで包んで冷凍保存します。
 
スーパーやコンビニの冷凍食品売り場には、冷凍されたフルーツも販売されていますので、お好みの方法を試してください。
 

ジュースを凍らせる

お好みのジュースを凍らせて、アイスキャンディーを作る方法があります。市販されている「アイスキャンディーメーカー」を利用して、容器にジュースを入れて凍らせれば、簡単にアイスキャンディーが作れます。
 
アイスキャンディーメーカーは、100円均一ショップのほか、ホームセンターやネットショッピングなどでも購入可能です。アイスキャンディーメーカーを一つ用意しておけば、アイスキャンディー作りにかかるのはジュース代のみですので、とてもリーズナブルです。
 
オレンジやぶどうなどのフルーツ味から、タピオカミルクティーやヨーグルト風味など、さまざまなジュースでアイスが作れます。また、お酒を使った大人のアイスも作れますので、お子さまのアイスキャンディーと一緒に、作ってみてはいかがでしょうか。
 

かき氷を作る

かき氷器とシロップの購入が必要ですが、自宅の冷凍庫でできる氷を使って、かき氷を作れます。かき氷器は、ホームセンターのほか、ネットショッピングでの購入が可能で、電動で氷を削る商品も、3000円ほどから販売されています。
 
シロップは、手頃な価格でスーパーや100均ショップで販売されており、複数回に分けて使えるため、アイスを購入するよりもリーズナブルです。かき氷に、凍らせたフルーツをのせたり、練乳をかけたりして、バリエーションも豊富にあるため、味に飽きがこない工夫も可能です。
 

夏場の支出を抑えて、やりくり上手に

アイスの代わりになる食品を上手に活用して、日々のアイス代を抑える方法をご紹介しました。夏場のアイス代を少しでも抑えることができれば、家計のやりくりにつながるでしょう。お子さまと楽しみながら、ご家庭でのアイス作りに挑戦してみてください。
 

出典

経済産業省 アイスクリーム等の動向について
政府統計の総合窓口(e-Stat) 家計調査 家計収支編 二人以上の世帯 010 品目分類(2020年改定)(総数:金額)
国土交通省 気象庁 観測開始からの毎月の値
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
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