更新日: 2023.08.29 その他暮らし

社会人ですが、通信の大学生になりました。映画館などの「学割」は利用できますか?

執筆者 : FINANCIAL FIELD編集部

社会人ですが、通信の大学生になりました。映画館などの「学割」は利用できますか?
「学割」というと、10代の子どもや20代前半の大学生などを対象とした制度のため、経済的に自立していない若年層しか利用できないと思う人は多いかもしれません。しかし、社会人になってから大学に入る人もいますし、30代や40代になってから学び直す人もいます。今回は、社会人でも大学生であれば「学割」は使えるのかどうか解説していきます。
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社会人でも「学割」の利用は可能

結論からいえば、社会人であっても多くの場合で学割の利用は可能です。映画館も、学割を利用して一般より安く見ることができます。映画館のほかにも美術館や博物館、テーマパーク、カラオケといった施設も学割での入場が可能となっています。パソコンやソフトウェアに関しても同じで、学割を利用して通常より割安な価格での購入が可能です。
 
パソコンやソフトウェアは高価なものが多いので、学割を上手に活用するといいでしょう。勉強に使うものを節約しながらそろえることができて経済的です。むしろ、勉強に必要なものを購入するために使うのが、学割の正しい利用法です。社会人で学割を利用するには、どこかの大学に籍を置いていることが条件になります。通信であっても大学生であることに変わりはなく、学割を利用する権利があります。
 

「学割」はすべてに使えるわけではない

大学生であれば「学割」を使うことができます。しかし、社会人だと、大学生でも学割の対象にならないケースもあるので確認は必要です。中には、年齢制限を設けていて社会人は対象から外しているものもあります。大学生の場合は学生証を提示しますが、年齢制限を設けている場所では学生証の提示だけでは済みません。年齢を確認できる書類の提示も求められるのが一般的です。
 
年齢を証明するには、健康保険証や運転免許証などが必要になります。ただし、社会人の場合は年齢を証明することで対象から外されてしまいます。学割制度を設けている場所でも、年齢確認を求められたら利用できないと思ったほうがいいでしょう。その場合は、大人として一般価格で利用するしかありません。
 

学生であることを証明できない場合はどうする?

学生証がなくても、中学生や高校生であれば、生徒手帳などで代用は可能です。また、通学定期券や健康保険証などでも身分の証明は可能でしょう。ただし、社会人で通信制の大学生となると、そもそも通学定期券が存在しません。また、年齢を証明したところで、大学生であることを証明することは無理です。
 
「学割」を利用するときは必ず学生証を持参し、求められたらすぐ提示できるよう準備しておく必要があります。社会人の場合、年齢だけでは大学生であるという証明が難しいので、常に学生証を携帯しているといいでしょう。
 

社会人大学生でも「学割」は利用できる!

大学生なら、たとえ社会人でも「学割」を利用できます。施設やサービスの利用、物品の購入など「学割」が用意されていたらどんどん使ってみましょう。通信の大学でも利用は可能です。ただし、すべての「学割」を利用できるわけではありません。中には年齢制限を設けている場合もあります。学生証の提示を求められる場合もあるため、必ず携帯しておきましょう。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
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