更新日: 2023.09.01 その他暮らし

24時間最大「2000円」のコインパーキングを発見!→10時間停めたら「5900円」の請求が!? 注意が必要な駐車料金の事例5選

24時間最大「2000円」のコインパーキングを発見!→10時間停めたら「5900円」の請求が!? 注意が必要な駐車料金の事例5選
コインパーキングを利用し、思った以上の料金が請求された経験のあるドライバーも多いのではないでしょうか。コインパーキングの利用条件が分かりにくかったり、料金表示が見えにくかったりすることで、トラブルになることは少なくありません。本記事では、注意が必要なコインパーキングの駐車料金に関する事例を5つ紹介します。

注意が必要なコインパーキングの料金表示の事例5選

コインパーキングにはいろいろな料金表示があり、注意が必要な事例もさまざまです。以下、実際にあった注意が必要な事例を5つみていきましょう。
 

最大料金が適用されないスペースがあった事例

まずは、24時間最大2000円のコインパーキングに、10時間駐車したら5900円請求されたという事例です。このケースは、車止めに駐車場の区画によって最大料金が適用されない旨の記載がありました。車止めは車を駐車したら見えませんから、大抵のドライバーは気づきません。こうした看板外の料金表示記載に注意しましょう。
 

「1日最大○円」の適用が1回限りであった事例

次は、「1日最大250円」と看板に大きく表示されたコインパーキングに6日間駐車したところ、8100円の駐車料金が請求されたという事例です。ドライバーは、1日の最大料金250円が6日分(250円×6日=1500円)請求されると考えていました。ところが改めて料金表示を確認すると、「入庫から24時間経過すると通常料金が請求される」旨が、小さく書いてあったそうです。
 

年末年始などの混雑時は特別料金がかかる事例

いつもは1日駐車しても1000円なのに、大みそかから翌日の夜まで駐車したところ約1万円の料金が請求されたという事例もあります。これは、のぼり旗で隠れる位置に「正月は特別料金になる」といった記載がありました。年末年始などは特別料金が設定されていないか、事前の確認が必要です。
 

入庫時間によって最大料金が適用されない事例

夜10時~翌朝8時までの最大料金が500円という料金表示のコインパーキングに、夜21時に停車したケースです。ドライバーは22時まで通常料金で、それ以降は最大料金が適用されると考えていましたが、実際は最大料金が適用されず1800円請求されました。
 
この事例ではコールセンターに問い合わせたところ、夜10時前に駐車したら最大料金が適用されないと説明されたとのことです。しかし、そのような説明はコインパーキングの料金表示にはありませんでした。
 

料金の計算方法が複雑だった事例

最後に8時~18時は最大で10時間1800円(10円/分)、その他は最大7時間まで500円(6円/分)というコインパーキングに駐車した事例です。
 
ドライバーは7時50分~17時50分まで駐車し、7時50分から8時までの時間料金10円と、8時~17時50分までの最大1000円がかかると考えていました。しかし実際には、7時50分から14時50分までの7時間で500円、14時50分~17時50分まで1800円かかり合計2300円請求されました。
 

まとめ

コインパーキングの料金表示は分かりづらかったり、案内看板外に記載されていたりすることがあるようです。ドライバーは注意深く料金表示を確認し、それでもおかしいと感じたら消費生活センター等へ相談するのもいいかもしれません。普段から信頼できるコインパーキングを使うようにしたり、可能であれば事前に口コミをチェックしたりするのも有効です。
 

出典

独立行政法人国民生活センター コインパーキングの「表示」をしっかり確認しましょう

 
執筆者:小泉健太郎
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