更新日: 2023.09.04 その他暮らし
ハイエース受注停止⁉「商用車販売台数」日本一の車に今何が起きている?
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
ファイナンシャルプランナー
FinancialField編集部は、金融、経済に関する記事を、日々の暮らしにどのような影響を与えるかという視点で、お金の知識がない方でも理解できるようわかりやすく発信しています。
編集部のメンバーは、ファイナンシャルプランナーの資格取得者を中心に「お金や暮らし」に関する書籍・雑誌の編集経験者で構成され、企画立案から記事掲載まですべての工程に関わることで、読者目線のコンテンツを追求しています。
FinancialFieldの特徴は、ファイナンシャルプランナー、弁護士、税理士、宅地建物取引士、相続診断士、住宅ローンアドバイザー、DCプランナー、公認会計士、社会保険労務士、行政書士、投資アナリスト、キャリアコンサルタントなど150名以上の有資格者を執筆者・監修者として迎え、むずかしく感じられる年金や税金、相続、保険、ローンなどの話をわかりやすく発信している点です。
このように編集経験豊富なメンバーと金融や経済に精通した執筆者・監修者による執筆体制を築くことで、内容のわかりやすさはもちろんのこと、読み応えのあるコンテンツと確かな情報発信を実現しています。
私たちは、快適でより良い生活のアイデアを提供するお金のコンシェルジュを目指します。
目次
ハイエース受注停止!? その現状とは?
ハイエースは、1967年に「トヨエース」の小型版として発売されました。現行の200系ハイエースは5代目で、フルモデルチェンジ版として、2004年に登場しました。ハイエースは、商用バンが中心であるため、実際の数値は明らかではありませんが、2021年の月間販売台数は、7000~8000台だともいわれていて、商用車販売台数では日本一の人気車種です。
そのハイエースが、受注停止になっているとのうわさが、2023年4月頃から、口コミなどで広がっています。トヨタの公式サイトを確認してみると、8月22日時点で、納期は注文から5~6ヶ月程度とあり、完全にストップしているわけではありません。
現行の200系ハイエースは、発売から20年近くが経過しても、国内外で人気が高く、ユーザーのみならず販売店からも、困惑の声が聞かれているというのが現状です。
受注停止でその後はどうなる? ちまたのうわさまとめ
受注停止になっているハイエースの今後はどうなるのかについて、ちまたでは次のようなうわさが流れています。
・300系ハイエースが後継車になる
2019年に「グランエース」の名で販売された300系が、現行ハイエースの後継車になるのではないかとうわさする人もいます。ただし、全幅1970mmの国際仕様車は、日本国内では大きすぎるため、真実味に欠けているといえるでしょう。
・フルモデルチェンジで400系が登場する
フルモデルチェンジのうわさもあり、その場合は400系の登場となります。しかし日本政府は、2035年までに新車販売を100%電動車にする方針を発表しており、現行ハイエースに電動車はないことや、エンジン車とディーゼル車でフルモデルチェンジをしても、10年後には新車販売できなくなる可能性を考えると、このうわさは現実的ではありません。
・改良型の「8型」になる
現行ハイエースは7型で、2020~2022年の3年連続で、一部改良を繰り返してきました。今回の受注停止は、一部改良前のオーダーストップで、「7型後期型」または「8型」として登場するのではないかといううわさがあり、これが最も可能性が高いとされています。
替えのきかない「ハイエース」をどうしても購入したい場合は?
ハイエースの受注停止は、ディーラーごとに時期が異なります。これは、各ディーラーが、メーカーから受注枠を割り当てられているからです。どうしてもハイエースが欲しい場合は、割り当て数の残っているディーラーを探すことができれば、購入できる可能性があります。
受注停止をしているディーラーでも、納車待ちをしている方が、なんらかの事情でキャンセルするかもしれません。また展示車・試乗車・新古車などが出てくれば、ハイエースを手に入れられる可能性があります。
トヨタからの発表はいまだなし! 続報や新たなリーク情報を待つのみ
次期ハイエースに関しては、正確な情報がいまだに得られないというのが現状です。トヨタからの発表はなく、一部のファンが期待するフルモデルチェンジのうわさは、信頼性が低いといえます。ハイエースの購入を検討している方は、実際に販売店へ足を運ぶなどして、できるだけ正確な情報を収集するようにしましょう。
出典
トヨタ自動車株式会社 「生産遅延に基づく工場出荷時期目処の一覧」
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー