更新日: 2023.09.05 その他暮らし
オーストラリアでは日本の自動車が人気⁉最も売れている車とその魅力とは?
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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目次
オーストラリアでも人気の高い日本車! その実情は?
ジェトロの発表によると、2021年のメーカー別新車販売台数上位10社は、以下のとおりです。
第1位 トヨタ 22万3642台
第2位 マツダ 10万1119台
第3位 現代 7万2872台
第4位 フォード 7万1380台
第5位 起亜 6万7964台
第6位 三菱自動車 6万7732台
第7位 日産 4万1263台
第8位 フォルクスワーゲン 4万770台
第9位 MG 3万9025台
第10位 スバル 3万7015台
上位10社中5社が、日本のメーカーであり、日本車の人気の高さがうかがえます。ブランド別の新車販売台数上位ブランドは、以下のとおりです。
第1位 ハイラックス(トヨタ) 5万2801台
第2位 レンジャー(フォード) 5万279台
第3位 RAV4(トヨタ) 3万5751台
第4位 カローラ(トヨタ) 2万8768台
第5位 i30(現代) 2万5575台
第6位 ディーマックス(いすゞ) 2万5117台
第7位 マツダCX-5(マツダ) 2万4968台
第8位 プラド(トヨタ) 2万1299台
第9位 トライトン(三菱) 1万9232台
第10位 ZS(MG) 1万8423台
ブランド別でも、上位10ブランド中7ブランドを、日本車が占めています。
オーストラリアで最も売れているのはハイラックス! その魅力は?
トヨタ・ハイラックスは、オーストラリアで、2016年から新車販売台数1位をキープしている人気車種です。ハイラックスのような貨物用スペースのある車を、オーストラリアでは「Ute(Utility Vehicle)」と呼びます。
荷台に電動工具など、仕事で必要な道具一式を積み込めるため、大工・電気技師・配管工・庭師などの職人を中心に、高い人気を誇ります。レジャーでも活躍するため、ライフワークバランスを保つためにも、最適な車種だといえるでしょう。
ハイラックスの魅力は、一般道だけでなくオフロードでも快適な、高い走行性能です。
2021年開催のダカールラリーを完走して、速さと信頼性を証明し、総合2位に輝いた実績も持っています。長距離はもちろん、短距離での乗り心地のよさにも定評があり、幅広いシーンで活用できる点がメリットです。
ほかにもある! オーストラリアで人気上位の日本車を紹介
・RAV4(トヨタ)
ハイラックスに続いて人気が高いのは、RAV4です。現行の5代目は、2018年に北米で初公開され、トヨタの主力スポーツタイプ多目的車(SUV)のひとつとして、世界中で高い人気を誇ります。
オーストラリアでは、アルミニウム製のナッジバーやヘッドライトカバーなど、ボディーを保護するディーラーオプションパーツが充実しています。これらのオプションパーツは、悪路やアウトドアで、ボディーを外部の衝撃からしっかり保護することに効果的です。
・カローラ(トヨタ)
トヨタを代表するロングセラーのカローラは、オーストラリアでも人気車種のひとつです。カローラハッチ(カローラスポーツ)とカローラ(セダン)は、2022年10月に大幅改良されて発売されました。
・ディーマックス(いすゞ)
2020年に12位だった、いすゞのピックアップトラック・ディーマックスは、新車販売台数66.8%増で6位に浮上しました。2023年型は、3種類の新しいバリエーションを追加して、ボディー形状と荷台形状・駆動方式別に27のバリエーションがあります。
上記以外にも、マツダCX-5(マツダ)・プラド(トヨタ)・トライトン(三菱)が上位にランクインしており、オーストラリアでは、ピックアップトラック・SUVの人気が高いことが分かります。
信頼性抜群の日本車! 海外での人気も参考に車選びをするのもあり!?
国土面積が日本の約21倍あるオーストラリアでは、車は必須の移動手段です。長時間・長距離を、安全かつ安心して走行するには、耐久性に優れた信頼できる車であることが重要です。
新車販売台数で、日本のメーカーは10社中5社が、ブランドに関しては10ブランド中7ブランドが、上位にランキングしていることから、日本車の信頼度は非常に高いことが分かります。車選びをする際は、オーストラリアを含めた海外での人気も、参考にできるでしょう。
出典
独立行政法人 日本貿易振興機構(ジェトロ) 「2021年EV販売台数大幅増、産業界の取り組みも進展(オーストラリア)」
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
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