更新日: 2023.09.08 その他暮らし
毎日暑くて台所に立つ気が起きない……!毎日1食分「麺類」を購入しているけど、これって損してる?
「食費の節約で頭を悩ませている」
このような悩みをお持ちの方も、いらっしゃるのではないでしょうか。
こうした悩みを解決できる手段として、スーパーで出来合いのものを購入して、食べることが挙げられます。今回は、夏に食べやすい「麺」に注目して、スーパーで購入して食べた場合の節約効果について、ご紹介します。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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毎日1食、麺類を購入! 費用の相場は?
毎日1食、お総菜の麺類か、あるいは冷水でほぐすだけで食べられる麺類を購入して食べるとします。全国区で展開している、とあるスーパーでの販売価格は、総菜麺が321円、または429円、冷水でほぐすだけで食べられる麺が213円、または267円となっています。
一方、自炊する場合の1食あたりの予算は、いくらになるでしょうか。
フードデリバリーサービスを提供する「GOFOOD」が2022年に実施した調査によると、一人暮らしにおける1食の予算として、もっとも多かった回答は「301~500円」の価格帯です。次に、「300円以内」「501〜700円」の順になっています。
麺類を購入するとお得になる?
それでは、毎日1食を購入するようにした場合、どれくらいの節約効果が得られるのか、あるいは損をしているのでしょうか。
毎日自炊した場合、1日903~1500円、1ヶ月を30日とすると、合計2万7090~4万5000円になる計算です。
一方、総菜麺(321円)と、冷水でほぐす麺(213円)を、1日1食、交互に食したとすると、1食分は、平均して267円になります。自炊した場合と比べて、1食分が34~233円低く抑えられます。
つまり、1日1食だけ麺類を購入すると、すべて自炊するよりも、1ヶ月で、1020~6990円が節約できることになります。これによって、1ヶ月の食費総額は、2万100円~4万3980円となります。
このことから、低価格の麺類を選んで購入すれば、さらにお得になるといえます。とはいえ、自炊をしようとして食材を買うものの、傷んで捨ててしまう可能性もあります。それならば、多少価格設定が高くても、食べきりの食品を購入するほうが無駄を削減できます。
くわえて、夕方の値引き商品を活用したり、とくに安い麺を購入するようにしたりすれば、多くの場合で節約効果が期待できるでしょう。
価格を考慮すれば節約になる
スーパーで、出来合いの麺類や水でほぐすだけの麺を購入すれば、購入・調理・後片付けの手間がなく、手軽に食事を済ませられます。調理しなくてもよいので、台所で暑い思いをせずに済むため、夏場は楽になるでしょう。出来合いのものも柔軟にとり入れて、損をせずに楽に夏を乗り切りましょう。
出典
ゴーフード株式会社 GOFOOD「一人暮らしの食生活」に関するアンケート調査(PR TIMES)
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー