更新日: 2023.09.13 その他暮らし

なぜわざわざ洋服を高い時期に買うの? セールやシーズンオフの特売購入のススメ

執筆者 : FINANCIAL FIELD編集部

なぜわざわざ洋服を高い時期に買うの? セールやシーズンオフの特売購入のススメ
洋服代は、流行り廃りに躍らされやすい特徴があります。近年は物価の上昇から支出が増大し、被服費を抑えたいと考えている方も多いのではないでしょうか。洋服の購入タイミングを工夫することで、被服費を抑えて節約することができます。
 
本記事では、被服費を節約する方法として、シーズン外れのアイテムを購入する手法を紹介していきます。
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セール時期を意識して洋服を購入する人は多い

株式会社ロイヤリティ マーケティング(東京都渋谷区)が2021年12月に、全国18~56歳の男女1020名を対象とした「ファッションに関する調査」を行いました。その調査によると、洋服のセール時期を「意識する」「やや意識する」人は76.7%に上りました。
 
一般的な経済の原則として、モノやサービスの価格は需要と供給のバランスで決まります。洋服も、シーズンになると需要が増えることから、高くなる傾向にあります。つまり、シーズンに合った洋服を購入すると被服費が高くなるため、家計を圧迫する要因となるでしょう。
 

シーズンオフの特売購入を狙うメリット

被服費を抑えつつ旬を逃さずに洋服を調達する方法として、セール時期を意識することのほかに、シーズンオフの特売を狙う方法があります。多くの洋服屋では、シーズンオフになると特売を行っています。
 
例えば、冬場になると需要が減る夏物の洋服を処分するために、8割引や9割引などのセールが行われることがあります。シーズンオフの特売を狙うことで、高品質なアイテムを格安で購入できるメリットがあります。特に、シーズンで購入すると数万~数十万円するブランド品でも、シーズンオフを狙えば手に届く価格で購入できるでしょう。
 
ただし、特売品やセール品の中には、返品や交換が難しいことがあるため、事前に確認することが大切です。また、きちんと管理しないと本来着るべき時期に劣化してしまっている可能性があるため、適切に管理することを意識しましょう。
 

洋服を長持ちさせる保管方法

シーズンオフに格安で洋服を購入した後は、品質を保つためにも、きちんと管理することが大切です。

・必要に応じてクリーニングする
・湿度が高い場所は避ける
・直射日光を避ける
・防虫対策を行う
・通気性が良い場所で保管する
・型崩れを防ぐ

必要に応じてクリーニングすることで、シミやカビが付くことを防げます。購入したときの汚れが付着したままの状態で長期間保管すると、汚れが固定化する恐れがあるため注意しましょう。
 
また、湿度が高い場所と直射日光を避けることで、カビや色あせを防ぐことができます。通気性の良い場所で保管することも、カビや湿気からのダメージを防ぐために効果的です。
 
防虫対策を行い、虫食いを予防することも大切です。特に、セーターやウール製品は虫食いの被害に遭いやすいため、防虫剤を利用して保管しましょう。
 
コートやジャケットなどの重量のある洋服を購入した場合、型崩れを防ぐためにも適切なハンガーを利用しましょう。木製や厚手のプラスチック製のハンガーであれば、型崩れを防ぎやすくなります。
 
なお、シャツやスーツはハンガーにかけることで型崩れを防げますが、伸縮性のある服やセーターは、ハンガーにかけると伸びて型崩れを起こしてしまう可能性があります。
 
購入した洋服によって適切な保管方法は異なるため、洋服に応じた最適な保管方法を行うことが欠かせません。
 

まとめ

シーズンを外して洋服を購入することで、被服費を節約できます。近年はインフレに伴って家計の負担が重くなっている世帯も増えていることから、被服費の負担を抑えるメリットは大きいでしょう。
 
また、本記事で紹介した保管方法を実践することで、格安で購入した洋服の品質を保つことができます。格安で洋服を購入して適切に管理を行い、支出を抑制することを検討してみてはいかがでしょうか。
 

出典

株式会社ロイヤリティ マーケティング Z世代のファッションに関する調査
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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