更新日: 2023.09.19 その他暮らし

いま引越し費用の「相場」はいくら?少しでも費用を抑えるには…?

執筆者 : FINANCIAL FIELD編集部

いま引越し費用の「相場」はいくら?少しでも費用を抑えるには…?
引っ越し費用は、時期やタイミングによって価格が大きく変動します。初期費用や家具の購入費用などもかかるため、できるだけ安く抑えたいものです。
 
引っ越し費用は、時期を選んだり、見積もりの取り方を考えたりと、ちょっとしたコツで安くすることができます。単身者であれば、単身パックを利用するなどの方法もありますが、今回は引っ越し費用を抑えるために、誰でも簡単にできて、特に効果のある方法を紹介します。
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引っ越し費用の相場と安く抑える工夫

まずは、引っ越し費用の相場を確認しましょう。家族の人数や荷物の量、引っ越しの距離で、料金が大きく変わります。繁忙期の単身引っ越しの場合は6万円程度、同じく繁忙期で2~3人家族の場合は10万円~12万円程度、4人~5人家族では15万円程度が相場です。
 
費用が高ければ高いほど、安くできる可能性も大きくなるため、人数が多いご家族の方は、安く抑える工夫をすることをおすすめします。
 

時期を選んで引っ越しをする

最もシンプルかつ簡単な方法は、安い時期を選んで引っ越しをすることです。引っ越し費用は、時期によって大きく変わるため、費用を抑えるうえで、とても効果があります。
 
転勤や入学など、新生活に向けた引っ越しが増える3月と4月は繁忙期となり、料金は高くなる傾向があります。そのため、狙い目の時期は、3月と4月以外の月で、なかでも、12月と1月の年末年始はおすすめです。
 
土・日や祝日の料金は高くなるように思われがちですが、曜日による料金の違いはほとんどありません。ただし、ゴールデンウイークやシルバーウイークなどの連休の場合は、依頼が集中すると、業者によっては高くなる場合があります。長距離などの日数を要する引っ越しで、費用を抑えたいときは、土日と合わせて有給休暇を活用するとよいでしょう。
 

一括見積もりを利用する

複数の引っ越し業者から見積もりを取ることで、引っ越しの費用を抑えられます。引っ越し料金には相場はありますが、家電のような定価はないため、同じ条件でも、業者によって料金に差があります。
 
また、複数の業者から見積もりを取ることで、競争が生まれますので、料金を安くしてくれる業者が出てくるかもしれません。
 

不用品を処分する

引っ越し費用は、距離や時期で変わりますが、荷物量によっても変わります。荷物の量が多ければ多いほど、作業員が増えて人件費が高くなり、トラックのサイズや台数も増えるため、結果的に見積もり金額が高くなります。
 
そこで、不用品は事前に処分するようにしましょう。荷物量が少なくなり、料金を抑えることが可能です。特に大きなものを処分すれば、作業員やトラックの数が少なく済んで、大幅に費用を抑えられます。
 

作業開始時期を指定しない

引っ越しをする際に、開始時間を指定すると、料金が高くなりがちです。日にちだけを指定して、作業の開始時間は指定しない、いわゆる「フリー便」を利用すると、引っ越し業者は自身の都合に合わせて作業ができるため、見積もり金額が安くなります。
 
ただし、当然のことながら、フリー便は引っ越しの時間が読めませんので、注意が必要です。作業開始は午後、場合によっては、夜からになることもあります。
 
ほかにも、同じ方面へ引っ越しをする人と、自身の荷物を同じトラックで運送する「混載便」や、引っ越しの運送を終えて帰路につくトラックに、荷物を載せて運送する「帰り便」を利用することも、費用を抑えるうえでとても有効です。
 

ちょっとした工夫で引っ越し費用は抑えられる

住み替えの際に、費用は少しでも抑えるに越したことはありません。特に、繁忙期は高額になりがちな引っ越し費用も、時期をずらしたり、複数の業者から見積もりを取ったり、業者の都合に合わせたりするなど、ちょっとした工夫で安くすることができます。
 
ぜひ、お得に引っ越しをするための参考にしてみてください。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
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