更新日: 2023.09.21 その他暮らし

夏場の「生ごみ」は臭いが倍増…!「生ごみ処理機」を助成金でお得に購入して解決できるって本当!?

夏場の「生ごみ」は臭いが倍増…!「生ごみ処理機」を助成金でお得に購入して解決できるって本当!?
「夏は生ごみの臭いが気になる」
「生ごみを有効活用できたらよいのに……」
と、お悩みの方もいらっしゃるでしょう。
 
夏の生ごみ対策には、「生ごみ処理機」がおすすめです。さらに、生ごみ処理機を購入する際には、自治体の助成金制度が活用できるため、購入費を安く抑えられます。
 
ごみも減らせて、節約にもつながるため、一石二鳥です。生ごみの処理にお悩みの方は、ぜひ参考にしてください。
FINANCIAL FIELD編集部

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)

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「生ごみ処理機」とは

「生ごみ処理機」とは、微生物による分解または乾燥させることで、生ごみを処理できる製品です。なかには、生ごみをたい肥に変えられる製品もあります。
 
家庭用生ごみ処理機は、おもに、以下の2種類に分けられます。

●乾燥式(熱を利用して、生ごみに含まれる水分を蒸発させて乾燥させる方式)
●バイオ式(微生物の働きにより、生ごみを分解させる方式)

製品によって、生ごみの減容量は異なりますが、乾燥式で約86%、バイオ式で約90%の生ごみが減らせるとされています。
 
電気代の差については表1のとおりです。
 
表1

乾燥式 バイオ式
1日分(700グラム)の電気代 約35円~ 約14円~
月あたりの電気代 約1050円~ 約420~

※筆者作成
 
乾燥式は、電気の力を使って加熱するため、電気代が高くなる傾向にあります。またモードによって、消費電力量に大きな差があるため、使用環境によっては、表1よりも電気代が高くなることがあります。
 

「生ごみ処理機」は助成金制度が使える

各自治体では、ごみの削減促進として「家庭用生ごみ処理機」購入の助成金制度を用意しています。助成金額や上限額は、自治体によって異なりますが、購入金額の2分の1から3分の1、上限額を2~3万円と定めていることが多いようです。
 
「生ごみ処理機」の助成金制度をいくつかご紹介します。

【川崎市】
助成額:購入金額の2分の1(限度額1万円)
 
【町田市】
助成額:購入金額の2分の1(上限2万円)
 
【荒川区】
助成額:購入金額の2分の1(上限2万円)

自分たちの地域でも、助成金制度があるかを確認してみましょう。なお、各自治体で助成額の予算が決められているため、上限に達した場合は、その年度の受け付けが終了してしまうこともあります。
 

「生ごみ処理機」を使うメリット

生ごみ処理機を使うことで、以下のメリットが得られます。

●ごみが減る
●生ごみの臭いが減る
●水分がなくなり、ゴミ箱が汚れない(衛生的)
●肥料として再利用できる(節約)

生ごみは、時間がたつと臭いが発生するため、不快に思う人も多いでしょう。生ごみ処理機を使用することで、生ごみに関する悩みが解消するかもしれません。
 
さらに、ガーデニングや家庭菜園をされている人は、肥料を買う必要がなくなるため、節約にもつながるでしょう。
 

助成金制度を活用してお得に「生ごみ処理機」を購入しよう

生ごみ処理機を購入する際は、各自治体が提供する助成金制度を活用できます。助成額は、購入金額の2分の1、上限は2万円のケースが多いようです。
 
生ごみ処理機を使用することで、生ごみが減り、臭いなどの問題の解決も期待できます。さらに製品によっては、たい肥に変えられるものもあるため、リサイクル活動にも貢献できるでしょう。
 

出典

川崎市 生ごみ処理機等の購入費の一部を助成します
町田市 ご家庭で生ごみの処理を始めてみませんか? ~生ごみ処理機等購入費補助金制度
荒川区 生ごみ処理機等購入費助成制度のご案内
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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