更新日: 2023.09.23 その他暮らし

1人暮らしですが、野菜は「袋入りサラダ」がコスパ良いでしょうか? まるごとだと使い切れないです

1人暮らしですが、野菜は「袋入りサラダ」がコスパ良いでしょうか? まるごとだと使い切れないです
1人暮らしをしていると、日頃から野菜不足を感じる人は多いのではないでしょうか。しかし1人暮らしの場合、野菜をまるごと購入すると使いきれず無駄にしてしまうリスクがあります。
 
本記事では、1人暮らしで野菜を丸ごと購入するのはコストパフォーマンスが悪いのか、「袋入りサラダ」を購入したほうがよいのかということについて解説します。
FINANCIAL FIELD編集部

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野菜をまるごと購入するのはコストパフォーマンスが悪い?

1人暮らしをしていて、野菜を使い切れずに仕方なく破棄した経験がある人は多いのではないでしょうか。
 
キャベツを例にとると、市場に出回っているキャベツの重量は1kg前後です。厚生労働省によると成人男女の野菜必要摂取量は1日350gです。仮にキャベツのみで1日に必要な野菜を補ったとしても、まるごと1個を消費するのに3日程度かかります。
 
キャベツを丸ごと冷蔵庫で保存する場合、1~2週間は日持ちするといわれています。しかし、仕事などで忙しく自炊ができない日があることを考えると、1~2週間以内に使い切れない人もいるでしょう。また、毎日同じ野菜のみを食べていると飽きてしまい、スムーズに消費できないこともあります。
 
仮に野菜を破棄する事態になれば、相場より安く購入してもコストパフォーマンスが悪くなる可能性があります。
 

袋入りサラダはコスパが良い?

袋入りサラダとは、使い切れる程度の量の野菜を袋に入れた商品です。袋から出してそのまま盛り付けるだけの手軽さが人気で、特に1人暮らしの人から支持されています。
 
某大手メーカーが販売する袋サラダ(レタス)は55g入りで108円(税込)です。無駄なく使い切れるという意味ではコスパがよい袋入り野菜ですが、野菜を丸ごと購入するほうがコスパはよいでしょう。レタス1玉の重さは300~500g程度なので、仮に550gで198円(税込)のレタスを購入したとします。55gの価格は約19.8円となり、袋サラダの5分の1程度の価格で済みます。
 
ただし、袋入りサラダの中には複数の野菜を1袋に詰めた商品もあります。数種類の野菜を購入するとその分費用がかかり、また使い切れないリスクも出てきます。袋入りサラダの種類や使い方によっては、野菜を丸ごと購入するよりもコスパがよいことも多いでしょう。
 

1人暮らしで安く野菜を食べる方法

1人暮らしで安く野菜を食べる方法としては、冷凍野菜を活用する方法があります。冷凍野菜は長期保存が可能なため、1人暮らしで頻繁に自炊ができなくても安心です。
 
さらに節約したい人には、自分でオリジナルの冷凍食品を作る方法もあります。中には冷凍に向かない野菜もありますが、例えばキャベツや玉ねぎなどの野菜は冷凍保存が可能です。購入後すぐに食べやすい大きさにカットしてから冷凍保存しておけば、野菜を無駄にすることがありません。
 

袋入りサラダを上手に活用しよう

袋入りサラダはコストパフォーマンスがよいとはいえないものの、1人暮らしでも野菜を無駄にしなくて済むという点ではおすすめの商品です。特に複数の野菜が入っている商品は、野菜を個別に購入するよりもお得な場合が多くなります。状況に応じて、袋入りサラダを上手に活用してみてはいかがでしょうか。
 
徹底的に節約したい人は、自作の冷凍野菜を作るのも1つの手です。
 

出典

厚生労働省 健康日本21(栄養・食生活)
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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