更新日: 2023.09.24 その他暮らし

銚子駅から「海」に行きたい!「銚子電鉄」と「レンタサイクル」のどちらがおすすめ? コスパ・タイパも比較

執筆者 : FINANCIAL FIELD編集部

銚子駅から「海」に行きたい!「銚子電鉄」と「レンタサイクル」のどちらがおすすめ? コスパ・タイパも比較
車を使わずに「銚子駅」から海に行くためには、2つの方法が考えられます。
 
1つ目は銚子電鉄を使う方法です。海の最寄り駅を「外川駅」とすると、「銚子駅」から「外川駅」まで銚子電鉄を使うことになります。2つ目はレンタサイクルを使う方法です。銚子駅で自転車を借りれば海まで走ることができます。
 
では、どちらの方法がいいのでしょうか。それぞれの費用とメリット・デメリットを紹介するとともに、コスパ(コストパフォーマンス)やタイパ(タイムパフォーマンス)も比較します。
FINANCIAL FIELD編集部

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)

ファイナンシャルプランナー

FinancialField編集部は、金融、経済に関する記事を、日々の暮らしにどのような影響を与えるかという視点で、お金の知識がない方でも理解できるようわかりやすく発信しています。

編集部のメンバーは、ファイナンシャルプランナーの資格取得者を中心に「お金や暮らし」に関する書籍・雑誌の編集経験者で構成され、企画立案から記事掲載まですべての工程に関わることで、読者目線のコンテンツを追求しています。

FinancialFieldの特徴は、ファイナンシャルプランナー、弁護士、税理士、宅地建物取引士、相続診断士、住宅ローンアドバイザー、DCプランナー、公認会計士、社会保険労務士、行政書士、投資アナリスト、キャリアコンサルタントなど150名以上の有資格者を執筆者・監修者として迎え、むずかしく感じられる年金や税金、相続、保険、ローンなどの話をわかりやすく発信している点です。

このように編集経験豊富なメンバーと金融や経済に精通した執筆者・監修者による執筆体制を築くことで、内容のわかりやすさはもちろんのこと、読み応えのあるコンテンツと確かな情報発信を実現しています。

私たちは、快適でより良い生活のアイデアを提供するお金のコンシェルジュを目指します。

銚子駅から海に行く場合の費用

「銚子駅」から海までの費用は、銚子電鉄を使う場合とレンタサイクルを使う場合でどう違うのでしょうか。
 

・銚子電鉄を使った場合の費用

銚子電鉄(銚子電気鉄道)は、「銚子駅」から「外川駅」までを結ぶ私鉄電車です。銚子電鉄で海に行くためには、終点の「外川駅」まで乗る必要があります。「銚子駅」から「外川駅」までの大人の運賃は、片道350円です。そのため、往復するためには700円の費用がかかります。
 

・レンタサイクルを使った場合の費用

「銚子駅」の構内で自転車を借りることができます。費用は、2時間コースが500円、4時間コースが1000円、1日コースが1500円です。
 

銚子電鉄とレンタサイクルそれぞれのメリット・デメリット

海に行く手段としての、銚子電鉄とレンタサイクルそれぞれのメリット・デメリットは以下の通りです。
 

・銚子電鉄のメリット

電車は乗っているだけでいいので体力的に楽です。また、銚子電鉄は車体や駅がレトロで風情があって駅名も「髪毛黒生 笠上黒生駅」「上り調子 本調子 京葉東和薬品 本銚子駅」などユニークなものが多いため、移動以外のエンタメ性が高い鉄道であるともいえます。
 

・レンタサイクルのメリット

「銚子駅」では電動アシスト自転車が借りられるため、体力に自信がなくても心配ありません。自転車は小回りがきくので、気になった場所で寄り道ができるのもメリットの1つです。何より、外川駅まで遠回りになりますが、海岸沿いを海風を感じながら走れるのが、レンタサイクルの最大のメリットかもしれません。
 

・銚子電鉄のデメリット

銚子電鉄は電車の本数が少ないため、電車の待ち時間が発生する場合があります。また、目的の駅の途中で降りてみたいと思っても、次の電車の時間を考えると気軽に途中下車できないということもあるでしょう。また、切符の購入は現金のみで、交通系ICカードが使えないのは大きなデメリットです。
 

・レンタサイクルのデメリット

電動アシスト自転車が借りられるとはいえ、ある程度の体力は必要です。また、台数が少ないため早めに行かないと借りられなかったり、返却時間が17時までだったりというデメリットもあります。その他にも、道に迷う可能性があるのもデメリットの1つです。
 

銚子電鉄とレンタサイクルのどちらがおすすめ?

最後に銚子電鉄とレンタサイクルではどちらがおすすめなのかを、コスパやタイパを比較して考察します。まず、「銚子駅」から「外川駅」までの大人の運賃は往復700円でした。一方のレンタサイクルの場合は、時間によって500~1500円と開きがあります。
 
では、海までの時間はどうでしょうか。「外川駅」が最寄り駅の海水浴場は「長崎海水浴場」です。そのため、「銚子駅」から「長崎海水浴場」までの時間を調べます。まず、「銚子駅」から「外川駅」までの乗車時間は約20分です。「外川駅」から「長崎海水浴場」までは徒歩で約10分のため、片道約30分かかります。往復すると約1時間です。
 
一方のレンタサイクルは、「銚子駅」から「長崎海水浴場」までの時間が最短で約23分のため、往復で50分近くになります。移動時間はレンタサイクルの方が短く、費用も2時間コースならレンタサイクルの方が安くなります。
 
ただし、銚子電鉄の方が滞在時間は長くできるでしょう。レンタサイクルで滞在時間を延ばすには1日コースがおすすめです。ところが、そうすると費用は銚子電鉄の2倍以上になってしまいます。また、銚子電鉄の最終便は21時15分なのに対して、レンタサイクルは17時までの返却が原則です。
 
このように、どちらにも一長一短があることから、「銚子電鉄とレンタサイクルのどちらがおすすめと決めることはできない」のが結論です。
 

自分に合った方法で銚子の海に行こう

銚子は東側と南側が海に面していて、海岸線の他にも岬や断崖絶壁といった変化に富む風景が楽しめます。そんな銚子の海に行くためには、「銚子駅」から銚子電鉄を利用する方法と、レンタサイクルを利用する方法が考えられます。
 
それぞれにメリット・デメリットがあり、コスパとタイパの比較でも「どちらがおすすめ」と断言はできません。本記事を参考にして、各人が自分に合った方法で銚子の海を目指してください。
 

出典

銚子電気鉄道 運賃表
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

ライターさん募集