更新日: 2023.09.29 その他暮らし

紙巻きタバコVS加熱式タバコ!コスパがよいのはどちら?

紙巻きタバコVS加熱式タバコ!コスパがよいのはどちら?
近年、禁煙を推進する働きかけによりタバコを吸える場所も減り、喫煙者も減少傾向にあります。臭いなどで嫌煙されがちな現代において、加熱式タバコに移行した方も多いのではないでしょうか。
 
本記事では、紙巻きタバコと加熱式タバコにかかる1ヶ月の費用を比較して、コスパがよいのはどちらなのかを検証します。
FINANCIAL FIELD編集部

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1ヶ月にかかる費用:紙巻きタバコの場合

近年、喫煙所や喫煙可能な飲食店が減り、タバコをやめようと考えている方も多いのではないでしょうか。しかし、まだまだ愛煙家も多く、値段が上がるばかりの紙巻きタバコを吸い続ける人もいます。
 
現在のタバコの平均的な価格を参考に、1ヶ月でどのくらいの費用がかかっているのかを見ていきましょう。
 

紙巻きタバコの値段を把握しよう

2023年9月時点では、多くのタバコが1箱およそ430〜600円の価格帯です。1箱20本入っている場合、1本あたりの値段はおよそ21.5〜30円です。昔は1箱250円ほどで販売されていた時代もありましたが、タバコの価格は継続して値上げされ続けています。
 

1ヶ月にかかる紙巻きタバコの費用は約8250円

では、紙巻きタバコを吸う場合の1ヶ月にかかる費用を計算してみましょう。今回はタバコ1箱の値段を550円、1日に10本、2日で1箱消費すると仮定します。
 
タバコの価格は年々上昇傾向にあり、また種類によっても変動するため、あくまで参考としてご覧ください。
 
タバコ1箱550円としたときの1本あたりの金額は27.5円です。
 
27.5円×10本×30日=8250円
 
550円のタバコを1日10本吸うと、1ヶ月で8250円の出費です。今後タバコの値段が上がると、さらに費用がかさむ可能性があります。
 

1ヶ月にかかる費用:加熱式タバコの場合

社会で禁煙の動きが高まるなか、煙の量や臭いを抑えた加熱式タバコに移行する方も増えています。しかし、健康への影響や初期費用の高さから、移行を迷う方も多いのではないでしょうか。今回は、加熱式タバコを1ヶ月吸う場合の費用を紹介します。
 

加熱式タバコの値段を把握しよう

加熱式タバコを吸うためには、本体の機器が必要です。価格はメーカーによってさまざまです。今回は、本体価格を3500円と仮定して検証します。
 
次にスティックの価格を確認しましょう。加熱式タバコのスティックは、20本入り1箱だと500〜600円の価格帯が多いようです。
 

1ヶ月にかかる加熱式タバコの費用は1万1750円

加熱式タバコを吸う場合の1ヶ月にかかる費用を計算しましょう。今回は加熱式タバコ本体価格を3500円、スティック1箱の値段を550円、1日に10本、2日で1箱消費すると仮定します。
 
1箱550円としたときの、1本あたりの金額は27.5円です。
 
1ヶ月目:3500円+27.5円×10本×30日=1万1750円
2ヶ月目以降:27.5円×10本×30日=8250円

 
1ヶ月目は本体を購入する必要があるため、紙タバコより費用がかかります。その後は紙タバコとあまり変わらない金額ですが、最初に支払った機器の値段分だけ高いといえるでしょう。
 

紙巻きタバコと加熱式タバコのメリット・デメリット

紙巻きタバコと加熱式タバコの1ヶ月にかかるおよその費用が分かったところで、それぞれのメリット・デメリットを見ていきましょう。
 

紙巻きタバコのメリット・デメリット

紙巻きタバコは、火をつければすぐに吸える手軽さがあります。しかし禁煙の施設が増えており、煙の臭いが強い紙巻きタバコは吸える場所が少ないデメリットがあります。
 

加熱式タバコのメリット・デメリット

加熱式タバコは臭いや煙が少なく、周りの人にも迷惑をかけにくい特徴があります。また、最近では紙巻きタバコがNGで加熱式タバコはOKの喫煙所も設置されています。一方で、加熱式はバッテリーの充電切れに注意が必要です。
 

紙巻きタバコと加熱式タバコのメリット・デメリット

紙巻きタバコと加熱式タバコの費用を比較したところ、加熱式は本体を購入する必要がある分、初期費用がかかることが分かりました。しかし、紙巻きタバコよりも吸える場所が多いため、ストレスなくタバコを楽しみたい方にはおすすめです。
 
しかし、紙巻きタバコも加熱式タバコも健康への影響が懸念される嗜好品です。楽しむ際は健康に気を配り、適度な量にとどめるようにしましょう。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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