【六麓荘・麻布・帝塚山】高級住宅街の地価ってどのくらい? 1区画「億超え」は当たり前!?
配信日: 2023.10.01 更新日: 2023.10.02
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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芦屋六麓荘町
高級住宅街として有名な兵庫県芦屋市の中でも、超高級と言われるのが「六麓荘町(ろくろくそうちょう)」です。1区画400平方メートル以上の豪邸が立ち並ぶ異世界で、六麓荘町に自宅を所有していると噂されている有名人には、有名音楽プロデューサー、人気男性アイドル、大物演歌歌手などがいます。
2023年公示地価によると、六麓荘町の平均地価は1平方メートル当たり約21万円となっており、400平方メートルでは8400万円です。
実際の取引価格となる実勢価格は、公示地価の1.2倍程度が目安と言われていることから、六麓荘町に400平方メートルの土地を購入するとなると約1億円が必要な計算となりますが、六麓荘町というブランドを考慮するとこれほど高額なのも頷けるところです。
東京都港区麻布
麻布は東京都港区の北東部の通称で、同エリアには高級住宅街が点在し、幹線道路沿いには高級タワーマンションが林立しています。麻布の中でも2023年公示地価トップは「麻布台」で、1平方メートル当たりの地価は345万円です。400平方メートルとなれば13億8000万円、実勢価格では16億円超……途方もない金額ですね。
ちなみに麻布のタワーマンションは築10年以上の中古物件でも、1億円は当たり前に超え、中には6億円というものもありました。
大阪市阿倍野区
阿倍野区は「あべのハルカス」で有名な大阪市にあります。南部から住吉区一体にある「帝塚山」は関西でも指折りの高級住宅街となっており、帝塚山駅周辺の2023年公示地価は1平方メートル当たり約35万円です。400平方メートルでは1億4000万円、実勢価格で1億6800万円です。阿倍野区のタワーマンションは、築10年以上経過している中古物件で2億円を超えるものもあります。
まとめ
日本を代表する高級住宅街を3つ紹介しました。いずれも当たり前のように億を超える地価となっており、一般庶民には考えられない世界ですね。特に東京都の麻布に関しては目玉が飛び出るような金額でした。
本記事では、六麓荘町の最低区画サイズである400平方メートル(約121坪)をベースに計算しましたが、いずれの高級住宅街に建っている豪邸のほとんどの敷地面積はこのようなものではないと考えられます。建物と合わせたら「数十億」の物件もザラにあるのでしょうね。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
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