「マックのポテト」を山盛り食べたい！購入と自宅で作るならどちらがお得？必要な費用を検証

無性にマクドナルドのポテトが食べたくなることがあるという人もいるでしょう。お店でのポテトの販売価格は、190～380円です（2023年9月29日現在）。山盛りでたくさん食べるとしたら、店舗で購入するよりも自宅で冷凍品や生のじゃがいもを揚げた方が安上がりなのではと思う人もいるかもしれません。

そこで、本記事では、同じ量のポテトを店舗で購入する場合と自宅で作る場合の費用について比較していきます。

執筆者：FINANCIAL FIELD編集部（ふぁいなんしゃるふぃーるどへんしゅうぶ）

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1 マクドナルドのポテトを山盛りで食べるといくら？
2 自宅でポテトを作る場合の材料費
3 じゃがいもを切ってあげる場合は124円お得！
4 ポテトは自宅で作ったほうがコスパがよい！

マクドナルドのポテトを山盛りで食べるといくら？

ここでは、ポテト山盛りの量をLサイズ2個分としたうえで、計算していきます。

・ポテトLサイズの1gあたりの金額は約2.2円

マクドナルド公式サイトのメニュー情報によると、ポテトのLサイズの価格は380円です。2個購入する場合は、760円になります。1個あたりの容量は170gなので、2個分の量は340gです。この数字を基にして計算すると、ポテトLサイズの1gあたりの金額は、約2.2円（760円÷340g）となります。

・SやMサイズよりもLサイズのほうがお得！

ほかのサイズも計算してみたところ、1gあたりの金額はSサイズが約2.6円（190円÷74g）、Mサイズが約2.4円（330円÷135g）でした。Lサイズ2個分相当の340gを購入する場合は、Sサイズが約884円、Mサイズが約816円です。マクドナルドのポテトを山盛りで食べたいならば、Lサイズを選ぶのが一番コスパは良いことが分かります。

自宅でポテトを作る場合の材料費

それでは、自宅でポテトフライを作る場合はどのくらいの材料費がかかるのでしょうか。「冷凍食品」と「じゃがいも」を使う場合の2つのパターンでみていきましょう。

・冷凍食品のシューストリングポテトを揚げる場合

大手通販サイトで取り扱いしている冷凍食品のシューストリングポテトの販売価格は、1袋300g入りで330円でした。1gあたりに換算すると、1.1円です。ポテトを山盛りにする場合の費用は、374円となります。

・じゃがいもを切って揚げる場合

スーパーマーケットで売られているじゃがいもの価格は時期によって変動しますが、1個あたり30～60円くらいが相場です。じゃがいもの重さは、サイズや品種によって異なりますが、1個あたり150g程度となっています。1個あたり60円とすると、ポテト1gあたりのじゃがいもの額は0.4円（60円÷150g）です。山盛りにするために必要なじゃがいもの額は、136円となります。

・揚げ油代を足すと高くなる

自宅で冷凍食品やじゃがいもを揚げる場合には、揚げ油が必要です。マクドナルドでは牛脂とパーム油のブレンド油を使用しているようですが、ここでは一般家庭でよく使用されるサラダ油を使うことを想定して、費用を計算していきます。

ポテト揚げる際の油の量は、ポテトの3倍程度が目安です。340gのポテトを揚げる際には、約1リットルのサラダ油が必要となります。サラダ油の価格相場は、1リットルで500円前後です。仮に500円とすると、冷凍食品を揚げる場合の費用は874円、じゃがいもを揚げる場合の費用は636円となります。

じゃがいもを切ってあげる場合は124円お得！

マクドナルドの店舗で山盛りのポテトを購入すると、760円かかります。自宅でじゃがいもを切ってあげる場合は、揚げ油代を含めて636円です。

双方には124円の価格差があります。コスパよくポテトを味わいたいのであれば、自宅で手作りするのがおすすめです。

ポテトは自宅で作ったほうがコスパがよい！

山盛りのポテトを店舗で購入する場合と自宅でじゃがいもを切って作る場合の価格差は、124円です。揚げ油の量を減らしたり、オーブンで焼いたりすればもっと安く作ることも可能です。

一方、店舗で買うのは割高感がありますが、調理、油の処理、洗い物などの手間がかからないのがメリットです。コスパだけでなくそれらの点も含めて考え、自分の好みでポテトを味わってください。