更新日: 2023.10.07 その他暮らし

ジュース代の140円を「10年間」節約したら、いくらお金が貯まる?

執筆者 : FINANCIAL FIELD編集部

ジュース代の140円を「10年間」節約したら、いくらお金が貯まる?
出先で、手軽にジュースを購入できる自動販売機ですが、スーパーやコンビニで購入するよりも、ちょっと値段が高い印象です。もし、10年間毎日、自動販売機でジュースを購入すると、どれくらいのお金が必要になるのでしょうか。節約した場合に得られるメリットも含めて紹介します。
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自動販売機で毎日ジュースを買うためにはいくら必要?

まずは、自動販売機で毎日ジュースを買った場合に、必要なお金について考えていきましょう。出先でのどが渇いた際に、気軽に飲み物を購入できる点が魅力の自動販売機ですが、少し値段は高めになります。
 

1本あたり140円のジュースを毎日購入すると1ヶ月4340円必要

例えば、自動販売機でジュースを購入する場合、1缶もしくは280mlペットボトル1本あたりの販売価格は、140円です。
 
もし、毎日1本ずつジュースを購入したら、1ヶ月で必要な金額は4200円です。1食600円のランチであれば、およそ7回分の金額になるため、日々の生活においては、インパクトが大きい金額ではないでしょうか。
 

10年続けると51万1000円払うことに

10年間毎日、自動販売機でジュースを購入し続けると、どれくらいの金額が必要でしょうか。1年を365日で計算すると、年間で5万1100円必要です。10年間購入し続けると、51万1000円必要になるため、思いのほか大きな金額になります。
 
なお、令和5年7月分の「毎月勤労統計調査」の速報では、一般労働者の現金給与総額は50万8283円と報告されているため、ジュースの購入代金分の節約は家計にとって大きなメリットです。
 

飲み物の節約におすすめの方法

10年間、ジュースを自動販売機で購入し続けることで発生する金額はとても大きく、節約すると、その分のお金を有効活用できることが分かりました。ここからは、実際に明日から始めたい、おすすめの節約方法を紹介します。
 

お茶や水は自宅で用意する

一つ目の節約方法は、お出掛けの際に持ち歩くお茶や水は、自宅で用意しておくことです。麦茶を持参する場合に、必要な金額を算出してみましょう。
 
麦茶の茶葉は、1袋あたり50パック前後入っていて、およそ200〜300円ほどの価格で販売されています。1回あたり2Lのお湯を沸かす場合、水道代は1Lあたり約0.24円、お湯を沸かすために必要なガス代は、1Lあたり約3.36円必要です。よって、麦茶2Lを用意するためには12.2円かかります。1日あたり500mlを持ち歩く場合は、3円程度となるため、自動販売機での購入よりもかなりの節約になることが分かります。
 

500mlペットボトルより2Lペットボトルがお得

節約の観点からは、500mlペットボトルを持参するよりも、2Lペットボトルのお茶や水を詰め替えるほうがお得です。
 
500mlペットボトルのお茶であれば、自動販売機で購入する場合に、1本あたりの購入金額は140~160円ほどですが、2Lペットボトルの購入金額はおよそ100〜200円のため、同じ500mlで比較すると、110円ほど安く抑えられるからです。詰め替える手間はありますが、簡単に始められる節約として、いかがでしょうか。
 
手軽にジュースを購入できるため、自動販売機は便利です。一方で、節約できる金額は大きく、節約することで欲しかったものが手に入るかもしれません。ちょっとした工夫でかなうこともありますので、明日から少し気にしてみてはいかがでしょうか。
 

出典

株式会社八洋 サントリー自動販売機
厚生労働省 毎月勤労統計調査 令和5年7月分結果速報を公表します
東京都水道局 節水について
東京ガス株式会社 ガス料金表(家庭用/業務用・工業用 共通)
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
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